鬼ヶ島から財宝を持ち帰った桃太郎を待っていたのは、毎年の確定申告でした。果たしてこの財宝はどう申告したらいいのか、鬼退治に使った「きびだんご」は経費として認められるのか――。そんな疑問にこたえる新著『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?』では、知らないと損をする、でも説明されてもわかりにくい。そんな税金の世界を、誰もが知ってる昔ばなしでシミュレーション。本連載では、本書の中から「鶴の恩返し」「わらしべ長者」「分福茶釜」「うばすて山」などストーリー仕立てで楽しみながら、税金の知識が身につくようお伝えしていきます。