生き方(5) サブカテゴリ
第173回
税金や社会保障の「扶養控除」に関する正しい知識は、家計の損得に直結する重要情報だ。しかし、家計の事情や個人の意向によって最適解が変わるので、「自分の場合」の答えが見つからずモヤモヤしている人は多い。そこで今回は三つの事例を取り上げて、扶養控除を最大限生かせる「扶養の壁」の内側で働き続けたい人や「扶養の壁」を越えて働きたい人など、ケース別に最適な年収を考えてみよう。

第172回
パートタイマーにとって「パート収入の壁」の話は、ものすごく知りたいことだが、誰に聞いても正確に教えてもらいにくいテーマだ。中でも特に知りたいこと「トップ3」である、(1)年収いくら以上働くと「損」をする?(2)「損」の年収帯を越えるにはいくら働くといい?(3)法改正の最新情報、の3点について詳しく解説する。

第171回
衆議院選挙における公約の柱の一つとして、立憲民主党が「年収1000万円程度まで所得税を1年間実質免除する」という政策を掲げている。そこで額面年収別に所得税を試算し、どれくらい私たちの手取り収入に跳ね返ってくるのかを考えてみた。その政策効果とはいかほどか?

第170回
住む場所によって年金の手取り額が異なる――。意外と知らない衝撃の事実をランキング形式でお伝えした2019年の記事、『「年金手取り額が少ない」都道府県庁所在地ランキング』は大きな反響を呼んだ。そこで今年は2回にわたって、国民健康保険料や介護保険料の改訂を反映した2年ぶりの最新版ランキングをお届けした。今回はその総括編として、年金の手取り額と同じくらい重要な「手取り率」についてお伝えする。

第169回
住む場所によって年金の手取り額が異なる――。意外と知らない衝撃の事実をランキング形式でお伝えした2019年の記事、『「年金手取り額が少ない」都道府県庁所在地ランキング』は大きな反響を呼んだ。そこで今回は、国民健康保険料や介護保険料の改訂を反映した2年ぶりの最新版ランキングを作成した。年金年収「200万円編」と「300万円編」の2回に分けてお届けする。その「年金年収300万円編」をご覧いただきたい。

第168回
住む場所によって年金の手取り額が異なる――。意外と知らない衝撃の事実をランキング形式でお伝えした2019年の記事、『「年金手取り額が少ない」都道府県庁所在地ランキング』は大きな反響を呼んだ。そこで今回は、国民健康保険料や介護保険料の改訂を反映した2年ぶりの最新版ランキングを作成した。年金年収「200万円編」と「300万円編」の2回に分けてお届けする。その「年金年収200万円編」をご覧いただきたい。

第167回
会社員の多くは、60歳と65歳というたった5年の間に2回も「収入ダウンの崖」に直面する。この“崖”で老後破綻に陥る家庭の典型は、夫が「男のメンツ」に縛られてしまうケースだ。そこで今回は、そうならないために収入ダウンの崖を克服するための4つの方法を解説する。

第166回
定年退職前は年収1000万円を誇ったのに、再雇用直後の手取り月収が15万円に激減して愕然――。筆者が「60歳の収入ダウンの崖」と呼ぶこの現象は、多くの人に実際に起こり得る話だ。これほどまで収入が激減してしまう「あるカラクリ」を解説するとともに、再雇用後に必ず確認すべき4点セットをお伝えする。「うちの会社は大丈夫!」と根拠なく考えるのが一番危険であることを心に留めてほしい。

第165回
同居している夫の両親(義父93歳、義母86歳)が、ほぼ同時に「末期がん」と「認知症」になった。夫と私は、2人のケアと仕事の両立におけるストレスを極力減らすため、なるべく合理的な仕組みを整えた。今回は、介護される親も介護する側も穏やかに暮らしていける「三つのコツ」についてお伝えしたい。

第164回
年金の手取り額を試算するのは本当に手間がかかる。しかし、退職金の受け取り方や年金を受け取り始める年齢を判断する際に「手取りベース」で考えることは非常に重要だ。そこで今回は、「額面は同じでも住んでいる場所によって年金の手取り額は異なる」という衝撃の事実を検証した試算表を公開する。

第163回
6月4日、一定以上の所得がある75歳以上の高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる医療制度改革関連法が可決した。そこで現役世代に知ってほしいのは、退職金や年金の受け取り方次第で将来の医療費負担を自分でコントロールできるということだ。逆に、年金の繰り下げ受給などによって老後の医療費負担が3倍になってしまうリスクも高まる。今回の法改正を機に、そうした窓口負担の“罠”に知らぬ間にはまらないための知識を身に付けよう。

第162回
ファイナンシャルプランナー(FP)として対策を講じていたはずの筆者が、30万円のクレジットカードの不正利用に遭った。このときに実感したのが、キャッシュレス決済が全盛の時代だからこそ、カードの不正利用被害を前提とした対策を講じておく必要があるということ。そこで、今回の経験から筆者が学んだ「二つの教訓」をお伝えしたい。

第161回
長年住宅ローンの相談を受け続けているファイナンシャルプランナー(FP)として、「絶対やってはいけないこと」をアドバイスしてきた。多くの人の脳内に「いいこと」だと刷り込まれていて、伝えると相談者が100%驚く、たった一つの意外なことをお伝えする。

首都圏の新築マンションの平均価格はついに6000万円を突破。共働き夫婦でもなかなか手が出ない高値圏にある。そこで30代の共働きカップルを想定して、住宅ローンを組んで住宅を購入する際に「絶対にやってはダメなこと」を考えてみたい。また、「住宅ローン借り過ぎのシグナル」を見つける試算方法もご紹介しよう。
![30代共働き夫婦、住宅ローン破綻が嫌なら絶対やってはいけない3つのこと[見逃し配信]](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/0/7/240wm/img_074786b0d6a4e112bf922166f4504c4e40914.jpg)
第160回
首都圏の新築マンションの平均価格はついに6000万円を突破。共働き夫婦でもなかなか手が出ない高値圏にある。そこで30代の共働きカップルを想定して、住宅ローンを組んで住宅を購入する際に「絶対にやってはダメなこと」を考えてみたい。また、「住宅ローン借り過ぎのシグナル」を見つける試算方法もご紹介しよう。

第159回
増税や社会保険料の負担増によって手取り年収は下がり続けているが、実は年金の手取り額も同じ構図にあることは年収ほど知られていない。筆者が試算したところ、年金収入が額面300万円のケースにおいて、22年間で37万円も減少しているという衝撃の結果が出た。

第158回
「子どもの国民年金保険料」に対する読者の関心の高さについて、当コラムの記事の反響で驚かされた。その反響のキーワードは「学生納付特例」と「社会保険料控除」の二つだ。そこで今回は、この二つを活用できるかどうかで節税効果や享受できる社会保障に大きな差が生まれることについて、詳しく解説したい。

第157回
退職金の受け取り方には幾つかのパターンがあり、どれを選ぶかによって手取り収入に100万円以上の大差がついてしまうことも。4年前にその試算結果を本連載で紹介したところ、大きな反響をいただき、退職金の受け取り方に関する相談が相次いだ。そこで今回は、その多数の相談事例で増やした私の“引き出し”の中から、お得かつ自分に合った受け取り方法を考えるための「法則」を選び抜いたので、参考にしていただきたい。

第156回
年金の受け取り額を増やすことができる「年金の繰り下げ受給」は超人気テーマだが、実は、繰り下げには向いている人と向いていない人がいる。そこでファイナンシャルプランナー(FP)である筆者が、六つのケースで繰り下げをすべきか、すべきでないかを診断。ケースによっては、老後資金確保のためにより適切な「第3の道」も提示した。

第155回
確定申告で税金を取り戻すのはまだ間に合う!そこで今回は、見落としがちな所得控除の代表例を三つ挙げて、筆者が試算した二つの節税額早見表と控除額表を使いながら、それぞれ税金の取り戻し方を解説する。5年分の還付申告で50万円の税金を取り戻した人もいたので、自分に当てはまる「見落とし控除」がないか、ぜひ確かめてほしい。
