生き方(3) サブカテゴリ
第210回
パートタイマーには、一定の年収を越えると自分や配偶者の手取り収入がガクンと減ってしまう「年収の壁」が存在する。その一つである「年収106万円の壁」の対策として、国が労働者1人当たり最大50万円の助成金を企業に出す案が浮上している。インターネット上では公平性や財源の観点から批判の嵐のようだが、パートの年収の壁や手取り年収を長年ウォッチしてきたファイナンシャルプランナー(FP)の筆者の見解をお伝えしたい。

第208回
6月は「住民税の季節」だ。今回は以前から温めていた住民税に関する「三つの落とし穴」について前後編2回に分けてお伝えしたい。前編の本記事では、住民税によって思わぬ手取り収入ダウンに見舞われてしまう恐れと、税金の控除で大きな損をしかねないリスクの二つの落とし穴について解説する。

第209回
6月は「住民税の季節」だ。今回は以前から温めていた住民税に関する「三つの落とし穴」について前後編2回に分けてお伝えしたい。前編では、住民税によって思わぬ手取り収入ダウンに見舞われてしまう恐れと、税金の控除で大きな損をしかねないリスクの二つの落とし穴について解説した。後編の本記事では、著名エコノミストがお勧めし、インターネットの記事でも「お得」と紹介されるようになった手法が、実は大きな落とし穴だということをお伝えしたい。

第207回
筆者はファイナンシャルプランナー(FP)として家計相談を30年近く受けてきた。その経験則では、相談者のボリュームゾーンである30代と50代の間に、お金の機微のさとさに関して「大きな格差」があると感じる。お金持ちになりやすいのはどちらの世代か。

第206回
会社員や公務員の人は60歳、65歳、70歳と「収入ダウンの崖」が何度も訪れる。では、その中でも、老後に家計破綻する人が越えられない「お金の壁」にぶち当たるのは何歳のときなのか。ファイナンシャルプランナー(FP)として数々の家計の相談に乗ってきた筆者の経験則をお伝えしたい。

第205回
働いている50代女性は「定年後、どうすればいいのか」と悩んでいる人が本当に多い。「定年前不安シンドローム」と呼べるほど、定年以降に不安を感じ、悩んでいる。では、どうしたらその不安を和らげることができるのか。男性にも知ってほしい具体的な対処法を解説したい。

第204回
キャッシュレス決済の極意を身に付ければ、「お金持ち予備軍」の仲間入りも夢ではない。ファイナンシャルプランナー(FP)の筆者が家計相談を受けてきた中で、私自身もお手本にしている「上手にお金を貯めている人」の手法を取り上げたい。そして、お金持ち予備軍の「必須アイテム」もご紹介しよう。

第203回
「キャッシュレス化」に関するニュースが4月に入ってから多数報じられている。キャッシュレス決済は、個人にとってメリットが多いが、使い方を誤ると「貧乏予備軍」の仲間入りをしてしまう。ファイナンシャルプランナー(FP)として多くの家計の相談に乗ってきた経験から、「お金持ち予備軍」がやっている正しい使い方をお伝えしたい。

第202回
子どものアルバイト代が103万円を超えて、子どもが「特定扶養控除」の適用外になったら、親の税金負担はどれほど増えるのか。試算してみたところ、衝撃的な結果になった。子どもたちの間では「130万円まで大丈夫」という口コミ情報があるようだが、要注意なのでそれについても解説したい。「親の税金負担アップにならない子どものバイト代の上限」は絶対に気を付けたいポイントだ。

第201回
住む場所によって年金の手取り額に差がある――。意外と知らない衝撃の事実をランキング形式でお伝えした2019年、21年の記事は大きな反響を呼んだ。そこで今回は、その最新版ランキングを作成してお届けする。

第200回
今回は確定申告の「お勧め提出方法」をお伝えしたい。ファイナンシャルプランナー(FP)として、そして25回の確定申告を経験してきた個人事業主として、ミスやストレスが少なくて済む方法をまとめた。詳細なやり方から、パソコンとスマートフォンのどちらがあなたに向いているのかまで網羅したので、悩んだり迷ったりしている人の一助になれば幸いだ。

第199回
確定申告シーズンが始まったので、今回は「医療費控除」について解説したい。知らないと大損しかねない、絶対知っておきたい重要ルールが五つある。その中には、昨年当コラムで指摘した「国税庁の申告サイトの“罠”」に関するものもある。国税庁に悪気はないはずだが、気付かない人が大損する可能性が高いのでご注意いただきたい。

確定申告で絶対やってはいけないのが「控除=非課税の枠」の使い残しだ。本当なら節税できるのに税金を多く支払うことになってしまう。今回は「社会保険料控除」をテーマに、うっかり控除を使い残してしまいがちな4ケースを紹介する。節税の3要点と年収別の節税効果を具体的に解説する。

「確定申告ネタ」第3弾の今回は、1回目の医療費控除、2回目の社会保険料控除に続いて、「ヒトの控除(人的控除)」がテーマだ。扶養・介護している親がいる人で、控除を見落として大損している人も多い。実体験に基づいて、周囲の税理士やファイナンシャルプランナー(FP)も控除対象になると知らなかった見落としを自身でも発見したので、それも含めてお伝えしたい。控除を見落とさず、節税メリットを最大限享受してほしい。

第197回
お正月休み明けに「今年の手取り年収」を試算するのは、今年で21年も続けている筆者にとっての恒例行事だ。額面年収、家族構成別に72パターンを試算している。手取り年収は何かの書類に記載があるわけではなく、自分で計算しないと知ることができない。また、今年は、初の試みとして額面年収に対する手取りの割合、「手取り率」も掲載することにした。当連載の読者に今年の最新情報をお伝えしたい。

「住宅ローンを組んだら、とにかく繰り上げ返済すべき」と考える人はとても多い。「繰り上げ返済呪縛」と言ってもいいくらいだ。しかし実は、「繰り上げ返済をしてもいい人」はとても少ない。「してはダメな人」の三つの条件を紹介しながら、その理由をお伝えしたい。

長年住宅ローンの相談を受け続けているファイナンシャルプランナー(FP)として、「絶対やってはいけないこと」をアドバイスしてきた。多くの人の脳内に「いいこと」だと刷り込まれていて、伝えると相談者が100%驚く、たった一つの意外なことをお伝えする。

第196回
高齢の親が病気などで入院したときにお金がいくらかかるのか、心配な人は多いだろう。頼りがいのある子どもになるために知っておくべきことはたった一つ、「実際にいくら必要なのか」だ。費用を抑えてくれる非常にありがたい制度があるので、一覧表を使いながら詳しく解説したい。

第195回
ファイナンシャルプランナー(FP)である著者のところへ最近、40~50代でのマイホーム購入や買い替えの相談が続いた。実は、40~50代ならではの「落とし穴」にはまってしまう人は少なくない。それも、年収が1000万円を超えるような高年収の会社員の人ほど危ういのだ。「よくあるケース」を基に三つの落とし穴をご紹介する。

第194回
最近取り沙汰されている「住宅ローン金利の上昇」が現実となったとき、変動金利で借りている人には何が起こるのか?実は、金利が急上昇してもすぐには家計に痛みは跳ね返らない。しかしそこには、“時限爆弾”のように時間差で突然の家計破綻に追い込む、「真の恐怖」が潜んでいる。
