2021.4.29
手取り年金額が「22年間で37万円減」の衝撃!額面収入300万円の試算で判明
増税や社会保険料の負担増によって手取り年収は下がり続けているが、実は年金の手取り額も同じ構図にあることは年収ほど知られていない。筆者が試算したところ、年金収入が額面300万円のケースにおいて、22年間で37万円も減少しているという衝撃の…
ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役
ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー(CFP)、生活設計塾クルー取締役。1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかに「ダイヤモンド・オンライン」での『老後のお金クライシス!』の連載も好評。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい』(いずれもダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』、『知識ゼロの私でも!日本一わかりやすい お金の教科書』(いずれも講談社)、他多数。
2021.4.29
増税や社会保険料の負担増によって手取り年収は下がり続けているが、実は年金の手取り額も同じ構図にあることは年収ほど知られていない。筆者が試算したところ、年金収入が額面300万円のケースにおいて、22年間で37万円も減少しているという衝撃の…
2021.4.15
「子どもの国民年金保険料」に対する読者の関心の高さについて、当コラムの記事の反響で驚かされた。その反響のキーワードは「学生納付特例」と「社会保険料控除」の二つだ。そこで今回は、この二つを活用できるかどうかで節税効果や享受できる社会…
2021.4.9
クレジットカード、電子マネー、QRコード・バーコード…。国によるポイント還元策やコロナ禍によってキャッシュレス決済の普及が加速した。身近になった今だからこそ、キャッシュレス決済の使い方によっては「貧乏予備軍」、つまり「お金が貯まりに…
2021.4.1
退職金の受け取り方には幾つかのパターンがあり、どれを選ぶかによって手取り収入に100万円以上の大差がついてしまうことも。4年前にその試算結果を本連載で紹介したところ、大きな反響をいただき、退職金の受け取り方に関する相談が相次いだ。そこ…
2021.3.18
年金の受け取り額を増やすことができる「年金の繰り下げ受給」は超人気テーマだが、実は、繰り下げには向いている人と向いていない人がいる。そこでファイナンシャルプランナー(FP)である筆者が、六つのケースで繰り下げをすべきか、すべきでない…
2021.3.4
確定申告で税金を取り戻すのはまだ間に合う!そこで今回は、見落としがちな所得控除の代表例を三つ挙げて、筆者が試算した二つの節税額早見表と控除額表を使いながら、それぞれ税金の取り戻し方を解説する。5年分の還付申告で50万円の税金を取り戻…
2021.2.18
2月16日から受け付けを開始した確定申告。その中でも多くの人にとって身近な存在が「医療費控除」だろう。それにもかかわらず、知らないと大損する可能性大の「三つの重要記入ルール」が意外と認知されていない。今回はその極意に加えて、国税庁の…
2021.2.4
確定申告シーズンがいよいよやって来る。そこで今回はファイナンシャルプランナーとして、全6パターンある確定申告書の作成・提出方法の中から、「あなたに合った方法」を解説する。そして、中でもお勧めな3手法をお伝えしたい。
2021.1.21
新型コロナウイルスの感染拡大は、ピークアウトする様子がない。2月以降も緊急事態宣言期間が延長になると経済に与える影響は非常に大きくなるため、勤務先の業績や自分の収入面で不安を感じる人は少なくないだろう。このような状況下でも自分でで…
2021.1.7
お正月休み明けに「今年の手取り年収」を試算するのは、かれこれ20年近く続けている恒例行事だ。額面年収、家族構成別に72パターンの試算は、結構な時間を要するため大変ではあるが、前年比較や連続性を見ることができるので楽しい作業でもある。当…
2020.12.24
最近、冬のボーナスの支給額がリーマンショック以来の落ち込みを見せたという報道を目にしたが、2020年はコロナ禍の襲来によって家計にとって試練の年となった。その影響は21年もしばらく続くだろう。そこでファイナンシャルプランナー(FP)として…
2020.12.10
コロナ禍による家計収入ダウンの穴埋めなど、2020年ならではの理由で「扶養の壁」を超える水準のパート収入を得る人が増えていると思われる。「社会保険の扶養の壁」は超えた途端、一気に手取り収入が減少するため注意が必要だ。今回はパートタイマ…
2020.11.26
コロナ禍で年収が100万円もダウンしてしまったらどうしたらいいか。そんな事態に陥っても慌てずに乗り切るために、ファイナンシャルプランナー(FP)として「絶対最初に取るべき3つのアクション」を伝授したい。
2020.11.12
コロナ禍を受けて、遺言書を作っておきたいと考える人が増えているそうだ。ファイナンシャルプランナー(FP)という仕事柄、筆者もかねて作成したいと考えており、ついに10月下旬に初の遺言書をしたためた。今年7月に自筆で書く遺言を法務局で保管…
2020.10.29
「Go Toトラベル」キャンペーンのお得な特典をフル活用するには、ちょっとした事前知識と下調べが必要――。ファイナンシャルプランナー(FP)である筆者が自分で旅行の計画を立ててみて、そのことがよく分かった。そこで今回は、読者のみなさんが…
2020.10.15
日本経済新聞が住宅ローンの完済年齢が上昇していると1面トップで報じた。そこで今回は、老後に家計が破綻せずにすむ住宅ローンの組み方と、定年以降も返済が続くローンをすでに組んでしまった人の見直し方法2つをお伝えする。
2020.10.1
ドコモ口座事件が社会問題と化し、「自分の預金は大丈夫か」と不安に思う人は少なくないだろう。そこで本稿では、銀行のインターネットバンキングサービスを利用する上での「不正解」と「正解」のケースを3つずつ紹介し、犯罪被害に遭うリスクや遭…
2020.9.17
個人の家計相談をたくさん受けていて、「お金持ち予備軍」と「貧乏予備軍」の違いが見えてきた。その運命の分かれ道となるのは、「預金通帳の使い方」だ。本稿でご紹介する「残念な通帳の使い方」を反面教師にしつつ、お金持ち予備軍の上手な活用法…
2020.9.3
みずほ銀行が「紙の預金通帳」を発行するのに1100円の手数料を取る方針を発表し、波紋を呼んでいる。今まで「無料が当たり前」だった銀行のサービスが有料化していく流れは、今後加速していくだろう。そのとき私たちが損しないためにすべきことは何…
2020.8.20
老後破綻を防ぐために、老後資金の多寡よりも重要なことがある。本稿では老後のお金相談に訪れた3人の事例をご紹介するが、60歳時点で老後資金が3000万円あっても老後破綻に陥るリスクがあるのだ。そうならないために本当に大事なことは、「60歳か…
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