
深田晶恵
第134回
新型コロナウイルスの感染拡大に関連した収入ダウンによって、住宅ローンの返済が難しくなりそうな人もいるだろう。そんなときに「絶対にやってはいけないこと」と「最初にすべきこと」の2点についてお伝えしたい。

第133回
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今年の夏のボーナスは、大幅ダウンとなる人が多いだろう。支出の多くをボーナスに頼っている家計の場合、6月、7月以降にダメージが出てくる。そこで今回は、「家計の非常事態」を乗り切るため策を紹介しよう。

第132回
パート社員は収入面、雇用面の両方で不安が大きい。それでもいつかはコロナが終息する日がくるはず。特に夫の扶養内で働いているパート妻は、再来年にパートを取り巻く法律の改正が見込まれる。コロナ終息後に備えて、トクするパートの働き方を知っておきたい。

第131回
定年退職の時期は勤務先によりさまざまで、一般に公務員は年度末、民間企業は誕生日月の月末か翌月末、もしくは年度末のケースが多い。コロナショックで世界的に株価が暴落する日が続くと、以前に退職金運用の相談、質問をした人の顔が浮かぶ。

第130回
前回は、確定申告で医療費控除を受ける際に「失敗しないコツ」を紹介した。間違えずにしっかり税金の還付を受けるコツは、他にもまだある。引き続き、「落とし穴」と「注意点」を見てみよう。

第129回
確定申告のシーズンがきた。「医療費控除」は多くの人にとって、なじみのある節税方法である一方、手続き上のことで誤解も多い。今回は医療費控除で損をしないために押さえておきたい「誤解」と「落とし穴」について解説しよう。

第128回
マンション価格の高騰に伴い、「購入と賃貸とどちらがトクですか?」といった質問を受けることが増えている。シミュレーションを依頼されることもたまにあるが、これまで引き受けたことはない。なぜならば、試算条件の設定次第で結果が大きく変わるからだ。

第127回
毎年12月か1月の給与明細と一緒に渡される「源泉徴収票」、みなさんは目を通しているだろうか。FPの視点で見ると、源泉徴収票は「情報の宝庫」で、「使える」書類だ。しかし、ほとんどの人は大事にしまい込み、「読み方」を知っている人は驚くほど少ない。

第126回
今回は、当連載の年初恒例企画「今年の手取り年収」の試算結果をお届けする。手取り年収とは、各種手当込みの額面年収から「所得税・住民税・社会保険料」を差し引いた金額のこと。実は、2002年からの15年の間に手取り年収は50万円も減っている。

第125回
iDeCoは、お金を貯めながら、毎年の所得税・住民税を節税できるお得な制度だ。2020年度の税制改正大綱で、優遇制度はさらに拡充されることになった。今こそ始めたいiDeCoの節税メリットをおさらいしつつ、掛け金、年収別の節税額を早見表で紹介する。

がんになるとどれほどの治療費がかかると思っているだろうか。数百万円かかるだろうと思っている人は少なくないが、実際には健康保険の「高額療養費制度」による払い戻しがあるため、治療費だけで短期間で数百万円もかかるケースはほとんどない。

第123回
義理の母ががんで入院中だ。私自身も4年前に乳がんを患い、自分や家族のがん告知、治療の経験を経て「知っておくことは財産になる」と痛感している。読者のみなさんの親もいつがんになってもおかしくない。ぜひ「がんの疑似体験」をしていただきたい。

第122回
50代の男性から「運用をしたいが、何を買うといいか」と相談を受けることが増えている。勤務先の退職金制度が大きく変更になり、退職金を「自分で運用するように」と確定拠出年金の口座に移管されたため、どうしていいのかわからず相談にみえるのだ。

第121回
「老後資金2000万円問題」以降、「お金が貯まるタイプの人、貯まらないタイプの人の共通項は何か」というテーマで取材を受けることが増えてきた。そこで今回は、私の作成した「貯まらない人チェックリスト」でセルフチェックをしてほしい。

第120回
台風15号と19号の被害は甚大なものになり、河川の堤防決壊による浸水や増水、暴風などで自宅に被害が及んだ方は数多くいらっしゃると思います。今回は「被災時に知っておきたい3つのお金情報」と「大切なマイホームを守る保険」についてお伝えいたします。

第119回
「年金の繰り下げ受給」は、「年金額が増える」というメリットがあるが、注意点やデメリットがあるので、よく知ったうえで判断したい。では、どんな人であれば、繰り下げ受給が向いていいるのか。一方で、どんな人は向いていないのか。

第118回
海外旅行先でクレジットカード払いしたときに、カード決済端末を見せられて「現地通貨(ドルなど)建てにするか、それとも円建てにするか」と店から尋ねられた経験はないだろうか。では、「現地通貨建て」と「円建て」のどちらを選ぶのがいいだろうか。

第117回
オフィスの入口沿いの古本屋さんのラックにさしてある雑誌の表紙が目に止まった。「1991年版お金徹底取材特別号」と書いてある。雑誌はマガジンハウスの老舗女性誌「クロワッサン」だ。バブル絶頂期のお金特集はどんなことが書いてあるだろうと興味津々で買ってみた。

第116回
年金の手取りを増やすワザとして、繰り下げ受給をイメージする人は多いだろう。しかし、私は「繰り下げ」を積極的にはおすすめしない。なぜなら、メリットに比べ、デメリットが多いからだ。

第115回
少子高齢化が進む日本で、今後、年金額が少しずつ目減りするのは避けられないだろう。それについて、私たちがコントールすることはできない。しかし、年金の「手取り額」を自分で増やす術はある。そこで今回は、年金の手取りを増やすワザを伝授しよう。
