CAR and DRIVER
日本が誇るミッドシップスーパースポーツの2ndモデルは、スーパーカー然としたキャラクターで登場した。スーパーな部分は姿形だけではない。メカニズム面でもスーパーぶりを主張する。

警察庁は9月、「自動運転の公道実証実験に係る道路使用許可基準」を発表した。これは、自動運転技術を使って自律走行実験を行う際に、電気通信技術を使って実験車両に遠隔制御システムを搭載した車両(遠隔型自動運転システム搭載車)を対象にしたガイドラインだ。

日本が誇るスポーツカーの中で名車、いや、最高峰を選ぶなら、やはりモンスターと呼べるGT-Rがふさわしいと思う。R32~R34型のスカイラインGT-Rとは異なり、現行R35型GT-Rはデビュー当初からドライビングに緊張感がみなぎる存在だった。それは、圧倒的なエンジン出力(現状570ps/637Nm)に起因する。

カルロス・ゴーン元日産CEO(最高経営責任者)の逮捕以来、日産とルノーの関係が揺らいでいる。最大のテーマは、ルノーの筆頭株主、フランス政府が考えているルノーと日産の経営統合だ。

M2コンペティションは、スポーツ派ドライバー垂涎のマトだ。まずエンジンが特別である。従来のM2にはN55型エンジンが積まれていた。型式名は標準車と共通。専用開発ユニットではなかった。N55型はM製パーツが組み込まれた十分に活発なエンジンだったし、シャシーをはじめ車両の性能バランスは高水準。素晴らしく楽しいクルマだった。だが、スペシャル感が少し希薄だった。

ついにトヨタとスズキが資本提携を行った。8月28日の両社発表によると、トヨタはスズキに960億円を出資してスズキ株の4.94%を取得し、スズキはトヨタに480億円を出資してトヨタ株の0.2%を取得するという“株持ち合い”というかたちでの資本提携だ。

S660はミッドシップというだけで未来永劫、名車決定だ。ビートとセットでミントコンディションのモデルをキープしておけば、今後ちょっとした財産になる。世界で他に類を見ないのだから、それはもう間違いない。

モビリティサービスは、クルマを個人が所有せず、その“価値”だけを“利用”する新しいクルマの使い方だといわれる。では、こうしたサービスが普及すると、自動車販売にどれくらい影響を及ぼすのだろうか。

ロータス・エリーゼがデビューしたのは1995年。2020年にデビュー25周年を迎える。しかしこの間、ライトウエイトスポーツカーでエリーゼの境地に達したクルマは現れていない。

中国でNEV(ニュー・エナジー・ビークル=新エネルギー車)をめぐる動きが慌ただしくなってきた。ルノーはこのほど、中国の商用車大手である江鈴汽車が運営するNEV専門の生産会社、江鈴新能源汽車に「約150億円を出資し、株式の50%を取得する」と発表。トヨタは電池メーカー大手の比亜迪(BYD)との間でBEV(バッテリー電気自動車)の共同開発契約を結んだ。中国政府は、中国の自動車メーカーと外資とのNEV合弁会社設立を奨励してきたが、その動きはいよいよ活発になってきた。

設計思想が明確で真摯なクルマ作りであれば、たとえ手ごろな価格でも名車は生まれる。代表格が4thジムニーだ。

大気汚染対策、あるいは地球温暖化対策として、電気自動車(EV)は現時点で最も有効な対策のひとつといわれている。欧州のメーカーは、こぞってEVを筆頭にしたプラグインハイブリッド(PHEV)などの電動車両の開発推進を明らかにしている。ところが、ノン・エグゾースト・エミッション(NEE、排出ガス以外からの排出物)に関する研究・調査が進み、今後はEVにも逆風が吹きそうな風向きだ。

新型3シリーズのラインアップが充実した。3月に発売された2リットルガソリンの320i/330iに続き、プラグインハイブリッドの330e、3リットル直6ガソリンを積むM340i、そして2リットルディーゼル、320dが日本デビュー。320dは新開発のツインターボ仕様で、スペックは190ps/400Nm。駆動方式は電子制御4WD。その実力を報告する。

米国トランプ政権がCAFE(企業別平均燃費)の緩和を打ち出して約1年が過ぎた。「前オバマ政権が決めた2025年までの規制目標、50mpg(約21.2km/リットル)を白紙撤回し、トランプ政権としてのCAFE規制目標のドラフト(原案)をまとめる」と宣言した。早ければ今年8月にも新しいドラフトが発表されるだろうという観測があったが、現時点ではまだ発表されていない。しかし、自動車メーカーの注目は来年の大統領選挙に集まっている。

いい雰囲気で登場した。すべてが新しいマツダ3はファストバックとセダンの2シリーズ構成。日本の伝統美“引き算の美学”を導入した造形と、新車両構造技術“スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー”が話題だ。速報はファーストインプレッションとライバル車の研究、スカイアクティブX仕様の欧州試乗レポートである。

8月8日~11日、英国の港町、ブリストルに欧州各国のMINIが大集合した。クルマのミーティングとしては世界最大規模といわれる、インターナショナルMINIミーティング(IMM)が開催されたのである。7月にはギリシャのアテネを出発してブリストルを目指す“ロード・トゥ・IMM19”(IMM会場を目指す4000kmのツアー)がスタート。ブリストル出身のアーティストがペイントした2台のクラシック・ミニが、このツアーを彩った。

オッ、キュート!!2nd・N-WGNが登場した。新型はフレンドリーな印象の丸型ライトの標準車と、9灯LEDライトのハンサムなカスタムの2シリーズ構成。全車に10種の機能をセットした安全・運転支援システム、ホンダセンシング標準。エンジンはNA(58ps)とターボ(64ps)から選べる。

トヨタが欧州で、初めて自動運転車の公道走行テストを開始する。トヨタは従来、日本と米国で自動運転車の公道走行テストを行ってきた。舞台を欧州にも拡大展開し、開発を進める。

誕生以来55年間、つねにトップスポーツカーの座に君臨し、その実力を世界に見せつけるし、その実力を世界に見せつける――ポルシェ911の魅力は、世界屈指の長い歴史に支えられながらも、伝統に甘んじず、最新のテクノロジーを積極的に取り入れ、スポーツカーシーンの先頭を走り続けてきた点にある。

1stモデル、すなわちユーノス・ロードスター(NA型)がそうであったように、この先も多くのユーザーに愛されるスポーツカー……それが、最新のマツダ・ロードスターだ。
