
2020.11.6
大阪都構想の頓挫で「維新」失速、火が付いた“政界流動化”の行方
「これだけ大きな戦いに2度挑み、2度負けた。政治家としてはけじめをつけなければなりません。市長の任期をもって僕の政治家としての任期は終了とします」。大阪維新の会代表で大阪市長の松井一郎は、大阪都構想の是非を問う住民投票で2度目の敗北…
政治コラムニスト
1949年10月5日東京都生まれ。73年4月 に早稲田大学法学部卒業後、共同通信社入社。政治部長、論説副委員長兼編集委員、編集局長などを歴任した後、2007年10月に共同通信退社。その後、テレビのコメンテーターなどとして活躍、週刊ダイヤモンドで「永田町ライブ」を好評連載中
2020.11.6
「これだけ大きな戦いに2度挑み、2度負けた。政治家としてはけじめをつけなければなりません。市長の任期をもって僕の政治家としての任期は終了とします」。大阪維新の会代表で大阪市長の松井一郎は、大阪都構想の是非を問う住民投票で2度目の敗北…
2020.10.30
「爆発的な感染を絶対に防ぎ、国民の命と健康を守ります」――。首相の菅義偉は10月26日の就任後初の所信表明演説で、新型コロナ対策に全力を挙げる考えを強調した。これに先立って23日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、年末…
2020.10.23
永田町では「大勲位」と呼ばれていた元首相、故中曽根康弘の内閣・自民党合同葬が10月17日営まれた。会場となった東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪には降りしきる冷たい雨の中、参列者の列が続いた。101歳という長い人生を生き抜いたから…
2020.10.16
「5年前とはだいぶ違いますわ」――。大阪維新の会の動向を結成当時からウオッチしている在阪のジャーナリストはこう語った。大阪市を廃止して四つの特別区を新設する「大阪都構想」の是非を問う住民投票のことだ。10月12日に告示され、投開票は11…
2020.10.9
首相、菅義偉を誕生させた自民党総裁選が終わってまだ1カ月というのに、党内は早くも来年9月に再び実施予定の総裁選に向けての前哨戦が始まったかのようだ。衆院議員の残り任期は約1年。政局は1年以内に行われる「二大決戦」が絡み合い、複雑な展開…
2020.10.2
「だいぶ薬が効いて、健康を回復しつつある。一議員として菅政権を支えていきたい」。持病の悪化で退陣表明をしてからちょうど1カ月の9月28日──。前首相の安倍晋三は東京・芝の東京プリンスホテルで、自身が事実上のオーナーといっていい自民党細…
2020.9.25
「45年前、地縁も血縁もない横浜の地で、政治の世界に飛び込んでたどり着いたのが小此木先生の事務所でした」。首相の菅義偉は9月21日午後、秘書として仕えた元通商産業相、小此木彦三郎の墓前で頭を垂れた。めったに感情を表に出さない菅が込み上…
2020.9.18
前首相の安倍晋三(65)が退陣を表明してからわずか半月余。安倍を支え続けてきた大番頭の前官房長官、菅義偉(71)が一気に権力の階段を駆け上がった。9月16日午後に召集された第202臨時国会で菅は第99代の内閣総理大臣に選出された。長い自民党の…
2020.9.11
自民党本部8階ホールのステージ上に大きな看板が掲げられた。「自由民主党総裁選挙 所見発表演説会」――。9月8日午後1時すぎ、壇上で総裁選管理委員長の野田毅らが待つ中に候補者3人が姿を見せた。元幹事長の石破茂(63)、官房長官の菅義偉(71…
2020.9.4
8月28日午後1時25分すぎ、首相官邸で開かれていた政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議が終わった直後のことだった。首相官邸から自民党幹事長室に電話が入った。声の主は首相秘書官兼補佐官の今井尚哉だ。
2020.8.28
首相の安倍晋三は8月24日、2週連続で東京・信濃町の慶應大学病院に通院した。前回の17日の通院について安倍はこう語っていた。
2020.8.21
首相の安倍晋三の健康問題を巡る臆測が乱れ飛び、一向に収まる気配がない。きっかけとなったのが8月17日の慶應大学病院での検診だった。首相周辺は「休み明けの体調管理に万全を期すため」と説明したようだが、検診に至るまでの安倍の動静を追うと…
2020.8.14
「今年の8月は例年とは違う夏になるが、コロナ対策を緩めてはいけない」。東京都知事の小池百合子が記者会見でこう呼び掛けたのは7月31日。小池の指摘通り、政界も「例年とは違う夏」となった。
2020.7.31
「非常事態に直面した現実を重大に受け止めるべきだ」――。健康不安説すら飛び交っていた北朝鮮の最高指導者、金正恩の肉声が伝えられた。7月26日、朝鮮中央通信は北朝鮮国内で新型コロナウイルスの感染者が出たことを初めて報じた。しかも感染者…
2020.7.24
コロナ禍で落ち込んだ経済回復の目玉だったはずの観光支援事業「Go To トラベル」が、しゃれにもならない「Go To トラブル」となって迷走を続ける。
2020.7.17
コロナ禍での自然災害」──。日本社会が恐れていたことが現実のものとなった。熊本県南部を流れる球磨川は記録的な大雨で「暴れ川」となり、多くの人命や家屋、生活を奪った。着の身着のままで避難した住民らが身を寄せ合う避難所も、感染防止のた…
2020.7.10
東京都知事選で史上2番目の得票数で再選を果たした小池百合子(67)は、投開票から一夜明けた7月6日、“古巣”ともいえる永田町に凱旋した。まず首相官邸に首相の安倍晋三を訪ね、その後、東京五輪組織委員会会長の森喜朗(82)、公明党代表の山口…
2020.7.3
政治の流れが速い。「秋の政局」が通り相場だが、今年は「夏の政局」といっていいほど政治のキープレーヤーたちが活発に動く。結果として永田町全体が浮足立つという構図だ。
2020.6.26
新型コロナウイルスの感染拡大とともに目立つのは、首相の安倍晋三が下す突然の方針転換、決定だ。
2020.6.19
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府は計111カ国・地域への渡航中止を勧告しており、事実上の「鎖国状態」にある。
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