The Wall Street Journal


米国の「コーラ戦争」でペプシはすでに劣勢に立たされていた。トランプ米大統領の仕掛ける貿易戦争が、その形勢逆転に役立つわけでもなさそうだ。

不安に駆られた投資家がドル売りや金(ゴールド)の買いだめに走っているため、米国人が高級ブランド店で買い物をすれば、以前よりも高くつく見通しが強まっている。

トランプ米大統領による移民の強制送還や関税などの政策は絶え間なくニュースを生み出し、信頼感を損なったが、意外にも経済にはほとんど影響を与えていない。











貿易赤字を削減し海外資金の純流入が枯渇すれば、株価を直撃し企業の借り入れコストが上昇することになる。

アマゾンは世界規模で事業を展開していることによって、多くの競合他社にはない選択肢を持っている。

ロシアはトランプ米大統領が打ち出した「解放の日」関税を免れたが、それでもある理由から同氏の貿易戦争に危険なほどさらされている。それは石油だ。


