田中 慧
電話が鳴ると涙や吐き気が…「電話恐怖症」増加のワケと対処法とは?
「電話をとる」という、ごく簡単な所作で、ビジネスの場でも毎日のように起きることが、困難な人たちが存在する。そんな「電話恐怖症」の症状について専門家に聞いた。

文部科学省は2023年度から特別な才能を持つ子どもたちの支援に本格的に乗り出す。だが、“ギフテッド”という言葉が独り歩きした教育が行われた場合、教育競争がさらに過熱化するリスクもはらんでいる。

昨年11月、アサヒ飲料からペットボトルの白湯(さゆ)が発売され、ネットには「待ってました!」と好意的な声があふれた。ただ、アサヒ飲料は2014年に一度白湯を発売したものの販売終了となった過去もある。それから8年たったいま、再び白湯を発売した理由とは。

「まっすぐ駅のホームを歩いていただけなのに、誰かに肩を思い切り突き飛ばされた」「通路は空いているのに、肩にギリギリ当たるほどの距離で後ろから当たられた――」。このように、自分に落ち度があるとは思えない状況で、突然見ず知らずの他人からぶつかられた経験がある人は多いかもしれない。「わざとぶつかる人」による被害はなぜ増えているのか。

昨年11月19日、福島市の市道で97歳の男性が運転する軽乗用車が、歩道を歩いていた40代女性をはね、死亡する事故が起きた。高齢者ドライバーの問題については2019年に起きた池袋の死亡事故の際に大々的にメディアに報道され、一時は高齢者の免許自主返納は増加傾向にあった。しかし、その後は2年連続で高齢者の免許自主返納率は低下している。この背景には、高齢ドライバーだからといって簡単に免許返納ができない実情があるようだ。

部下の小さなミスひとつで、フロア全体に響くほどの大声で叱責する上司。そんな現場を見たことのある人は少なくないだろう。だが、心理分野の専門家によれば、そもそも職務上で部下を大声で怒鳴りつけるメリットは皆無だという。そもそもハラスメントが発生してしまう背景について、村中直人氏に聞いた。

長引くコロナ禍において、「若者の孤独」問題が深刻さを増している。その実態と、孤独に陥る根本的な要因を、特定非営利活動法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏に聞いた。

2020年3月にサントリーから発売されたジャパニーズジン「翠」。2021年の販売数量は対前年比236%を記録し、さらに今年3月には「翠ジンソーダ缶」が全国発売となった。もともとジン文化が薄い日本において、翠がこれほどの快進撃を続けているのはなぜか。その理由に迫った。

昨今、耳にする機会が増えている「フェムテック」。女性が抱える健康課題を解決するテクノロジーや商品・サービスのことを指すが、このフェムテック市場に大きな成長が見込まれているという。その背景について、日本フェムテック協会理事長の山田奈央子氏に聞いた。

今年1月にウェブメディア「エラベル」が発表した「令和の大人のなりたい職業ランキング」によると、1位に選ばれたのは「ライター(Webライター)」だった。世の中に多様な仕事があふれている中、なぜ今、ライターの人気が高まっているのか。その理由に迫った。

2021年夏からファミリーマートで、1日に必要とされる栄養素が全て入ったパンの販売が始まるなど、より身近な存在になろうとしている「完全栄養食」。従来の「味がイマイチ」という評価を覆し普及させることができるのか。食・料理に関わる最先端の知見を持つコンサルティング企業、シグマクシスの常務執行役員で、ベストセラー『フードテック革命』の共著者でもある田中宏隆氏に聞いた。

離婚はしないものの、夫婦関係をリセットし、夫・妻がそれぞれの人生を自由に生きる“卒婚”。実際に卒婚願望を持つ夫婦の事情について、国内最大級の既婚者マッチングサービス「既婚者クラブ」(https://kikonclub.com/)の副管理人で、夫婦事情に詳しいあいこ氏に聞いた。

今年4月、140年ぶりに民法が改正された。これによって成人年齢が18歳に引き下げられ、クレジットカードや不動産賃貸の契約が親の同意なくできるようになった。18歳を迎えた高校生が成人となることに、学校側はどう対応すべきなのか。弁護士で中高一貫校の社会科教員でもある、スクールロイヤーの神内聡氏に聞いた。

来店者が容器を持参する量り売り店「バルクショップ」が国内で増えつつある。なぜ今、注目が高まっているのか。昨年7月に日本初の利用者が一切ゴミを出さずに買い物ができるスーパーマーケットをオープンさせた斗々屋広報のノイハウス萌菜氏に聞いた。

滋賀県の女子高生誘拐死亡事件で注目を集めた「オーバードーズ」が、若者の間で深刻化しているという。ドラッグストアなどで手に入れやすい市販薬が使われる例も多く、なかには死に至るケースもある。なぜ若者はオーバードーズに手を出してしまうのか。薬物依存の治療に詳しい精神科医の松本俊彦氏に聞いた。

2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。各SNSでは、現地の住民が撮影した攻撃被害の映像が投稿されている。戦地の情報がリアルタイムで受け取れる今、SNSは戦争にどのような影響をもたらしているのか。フェイクニュースの危険性も含め、ソーシャルメディア事情に詳しいジャーナリストで、桜美林大学リベラルアーツ学群教授の平和博氏に聞いた。

単身女性の新築マンション購入が増えている。背景には未婚率の上昇や経済的に自立した女性が増えたことがあるが、現在、独身女性のマイホーム購入にはどんな障壁があるのか。実際に購入した人に聞いてみた。

地方の高校などで長年続いている、始業前に行う補修時間、「朝課外」。生徒の学力向上につながるメリットがある一方、教師や生徒の負担になる側面もあり、賛否両論がある。慣習化している「朝課外」の本来あるべき姿について、名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授で、校則や教師の負担など多様な学校リスクを研究する内田良氏に聞いた。

料理を自宅などに配達するフードデリバリーサービスは、コロナ禍の巣ごもり需要により一気に身近なものとなった。今後、さらなる市場拡大が見込まれるフードデリバリー業界の現状とお得な注文方法を探った。

スマホで空き時間に読み進められる漫画アプリ。市場が拡大するなかで、韓国発の“ウェブトゥーン”作品がランキング上位に多く食い込んでいる。また、『梨泰院クラス』など、映像化されて話題を呼んだ作品も多い。いま、韓国漫画が日本のみならず世界で人気を博している背景に追った。
