コロナで激変!#2
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 理系大学の実力を見る上では偏差値に加え、大学院進学率や科学研究費の上昇率も重要な指標になる。 本特集『コロナで激変!大学 序列・入試』(全14回)の#2では、真に優秀な理系人材を輩出している大学をデータから読み解く。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

「週刊ダイヤモンド」2020年8月8日・8月15日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

理系大学「真の実力」を
二つのランキングで徹底分析

 理系大学の「序列」は、一口に偏差値だけでは語れない。専門性の高い理系は、特定の分野では他の追随を許さないという輝きを持った大学も多く、社会的な評価が偏差値と一致しない場合が多々あるからだ。

 本当に「強い」大学はどこなのか。それらの可視化を試みたのが次ページの図だ。横軸には理系学部の偏差値を、縦軸には理系学部の大学院進学率を取り、主要企業への就職率を円の大きさで表した。

 さらに、「偏差値帯別の理系学部の大学院進学率ランキング」と、理系大学の研究力の高さを表す指標の一つである科学研究費助成事業(科研費)の数字を基に「科研費の上昇率ランキング」を作成。大学院進学率・科研費上昇率・偏差値という三つの観点から、理系大学の「真の実力」を徹底分析した。