会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#予告Photo:kuppa_rock/gettyimages

企業が日常的に付き合う会計士・税理士・社労士。その3士業はここ数年、法改正やデジタル化、コロナ禍などの地殻変動に翻弄されたことで、これまで顧客企業に見せてこなかった本性をのぞかせつつある。公認会計士や監査法人は監査報酬の容赦ない値上げと、顧客企業を冷酷なまでに選別する姿勢を強め、税理士や社労士も月や年単位の単純な顧問契約から脱却しようとしている。特集『会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変』では、10月10日(月)から10月21日(金)までの全19回にわたって、経済3士業の深層に迫る。

#1 10月10日(月)配信
【特報】紳士服コナカの監査法人が年内解散へ、会計士を襲う「異変」の正体

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#1Photo:Motortion/gettyimages

 紳士服大手のコナカなど上場企業7社を監査クライアントに持っていた仁智監査法人が、今年12月に解散する方針であることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。足元では監査法人への行政処分が増え、上場企業による監査法人の交代も相次いでいる。「資本市場の番人」である監査法人に今、一体何が起きているのか――。

>>記事はこちら

#2 10月10日(月)配信
監査法人「監査売上高増収率」ランキング【109社】2位そうせい、1位は断トツ515%増収の注目株!

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#2Photo:PIXTA

 上場会社監査事務所登録制度の情報を基に、監査法人の“本業”たる「監査証明業務」の売上高を集計。増収率を算出し、ランキングを作成した。市場の番人として上場企業と資本市場へ献身し、売上高を伸ばした監査法人を明らかにする。

>>記事はこちら

#3 10月11日(火)配信
税理士リストラ時代が本格到来!ゼロゼロ融資終了で求められる「新センセイ像」とは?

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#3Photo:zhuweiyi49/gettyimages

 2020年3月に始まり、コロナ禍で打撃を受けた中小企業を救ったゼロゼロ融資。今、その返済が徐々に始まっている。そこで改めて問われるのは、税理士が顧問先企業の持続的な成長をサポートできるかどうかだ。月次決算書の作成や税務申告など、税理士の定型業務だけを請け負う旧来型税理士は、企業からリストラされる時代が本格的に到来している。

>>記事はこちら

#4 10月11日(火)配信
PwCジャパン代表が明かす、監査だけでは終わらない「戦略コンサル」化の狙い

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#4Photo by Yoshihisa Wada

 四大監査法人の一角、あらたを擁するPwCジャパンが今注力しているのが、経営戦略を提示する戦略コンサルティングだ。グループ代表を務める木村浩一郎氏は、その戦略コンサルを「四大で一番強い」と豪語する。会計監査から戦略コンサルの領域をのみ込みながら変貌するPwCジャパンの狙いについて、木村氏が明かす。

>>記事はこちら

#5 10月12日(水)配信
監査法人「非監査売上高増収率」ランキング【90社】2位双葉、行政処分間近の法人も5指入り!

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#5Photo:PIXTA

 上場会社監査事務所登録制度の情報を基に、監査法人の「非監査証明業務」の売上高を集計。増収率を算出し、ランキングを作成した。コンサルティングやアドバイザリー業務など、非監査証明業務は監査証明業務よりも効率的にもうけられるといわれる。“脱監査”の道を行く監査法人はどこか。

>>記事はこちら

#6 10月12日(水)配信
社労士、企業からの「顧問料ビジネス」は崩壊寸前!大淘汰時代に生き残る条件

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#6Photo:DNY59/gettyimages

 社会保険や労働保険、人事・労務管理の専門家である社会保険労務士。手続き代行と簡単な労務相談で企業から顧問料をもらう“鉄板”ビジネスモデルは、電子申請やデジタルツールの出現で崩壊寸前となっている。環境変化に対応できなければ淘汰される時代に突入した中で、生き残る社労士の条件とは――。

>>記事はこちら

#7 10月13日(木)配信
EYの監査とコンサル分離表明に業界波紋、監査の独立性確保の裏に「真の狙い」

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#7Photo:hapabapa, JHVEPhoto, Sundry Photography, Dafinchi/gettyimages

 大手会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)が9月、監査とコンサルティングの両事業を分離すると表明した。監査の独立性確保が表向きの理由だが、真の狙いはどこにあるのか。そして分離の動きは他の四大にも波及するのか。真相を探った。

>>記事はこちら

#8 10月13日(木)配信
KPMGジャパンのトップが断言、「監査とコンサルは分離しない」理由

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#8Photo by Y.W.

 KPMGジャパンチェアマンの森俊哉氏は四大会計事務所で唯一、監査法人理事長を兼務する。かつてKPMGジャパンはコンサル事業を分離したが、森氏は「一流の監査」を行うためにも再び分離することはないと断言する。その理由を聞いた。

>>記事はこちら

#9 10月14日(金)配信
監査法人を数字で斬る!自己資本比率が高いのは霞友、利益率が最も高い監査法人は?

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#9Photo:PIXTA

 企業の決算を監査する監査法人。もちろん、彼ら自身も決算を作成し、公表している。主要な監査法人について、一般企業と同様の視点で財務分析をすることで、最も健全性の高い監査法人、収益力が最も高い監査法人をあぶり出してみた。

>>記事はこちら

#10 10月14日(金)配信
デロイトトーマツの史上最年少54歳新CEOが激白「買収&大量人材獲得」の秘策

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#10Photo by Y.W.

 デロイトトーマツで今年6月、54歳の木村研一氏が史上最年少のグループCEO(最高経営責任者)に就いた。約1万7000人が在籍する国内最大の会計事務所を、若きCEOはさらなる成長に向かわせるという。そのために必要な企業買収、そして人材獲得戦略について、木村氏が明かした。

>>記事はこちら

#11 10月15日(土)配信
東陽監査法人理事長が近未来の業界序列を大胆予想!「四大プラス2」の時代へ

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#11Photo by Kazutoshi Sumitomo

 準大手監査法人である東陽監査法人の佐山正則理事長は、監査法人業界の序列が「4・1」(大手4法人と、それに次ぐ太陽監査法人の1)から準大手らの合併などで「4・2」へ、近い将来に変わると予想する。その未来図を見据えた東陽の戦略について、佐山理事長に話を聞いた。

>>記事はこちら

#12 10月16日(日)配信
士業の上手な生かし方とNG士業の見抜き方、企業にとって“センセイ”は働かせてナンボ!

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#12Photo:PIXTA

 企業にとって、本当に使える士業はどのような士業で、どのように選べばいいのか。士業コンサルタントで『会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業』などの著書がある横須賀輝尚氏(パワーコンテンツジャパン代表取締役)が、士業を使う企業が持つべき視点を解説する。

>>記事はこちら

#13 10月16日(日)配信
税理士試験突破の王道は今や「試験科目免除大学院への進学」、入試難易度リスト大公開!

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#13Photo:z_wei/gettyimages

 会計学2科目と税法科目3科目の合計5科目の合格が必要な税理士試験。だが、大学院修了によって税法科目3科目のうち2科目を免除できる制度があり、近年、税理士を目指す人の最短かつ効率的なルートとして注目されている。科目免除制度が活用できる“お得”な大学院の入試難易度リストを公開する。

>>記事はこちら

#14 10月17日(月)配信
「アルバイト監査」に勤しむ四大出身会計士、最新日給相場と知られざる“うまみ”

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#14Photo:PIXTA

 上場企業の監査を支えているのは、四大を辞めた会計士による「アルバイト監査」であることは、意外と知られていない。なぜバイトが支える構造になっているのか。その背景を探るとともに、最新の日給相場を調べた。

>>記事はこちら

#15 10月17日(月)配信
EYジャパンの貴田CEOに直撃!「監査とコンサルを分離」する狙いとは?

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#15Photo by Y.W.

 アーンスト・アンド・ヤング(EY)による監査とコンサルティングの分離表明を受け、日本事業を統括するEYジャパンも事業体制の再構築に向けた検討に入った。今、EY内部でどのような議論が繰り広げられ、どのような結論を導き出そうとしているのか。EYジャパンチェアパーソン 兼 CEOの貴田守亮氏に直撃した。

>>記事はこちら

#16 10月18日(火)配信
監査法人「会計士1人当たり売上高」ランキング【109社】3位トーマツを抑えた効率No.1は?

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#16Photo:PIXTA

 効率よく稼ぐ監査法人はどこか――。上場会社監査事務所登録制度の情報を基に、監査法人の「会計士1人当たり売上高」を集計し、ランキングを作成した。つぶさに見ていくと、上位に顔を出す監査法人にはある共通点があった。

>>記事はこちら

#17 10月19日(水)配信
年収1億円も夢じゃない!士業序列最下位の評を引っくり返す「勝ち組社労士」の懐事情

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#17Photo:kazuma seki/gettyimages

 士業の格は頂点が弁護士、最下位は社労士といわれ、それは稼ぎにおいても同様だ。ところが、そんな序列をひっくり返すような稼ぎ方をする“勝ち組”社労士が存在する。果たして、どのような仕事をしているのか。

>>記事はこちら

#18 10月20日(木)配信
税理士事務所の「DX2.0」、freeeやマネフォにない新・効率化ツール「ZoooU」が描く未来像

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#18

 中小企業の会計・税務はここ数年、freeeやマネーフォワードの出現によって一気にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んだ。その中小企業をサポートする税理士の業務もしかり。しかし、税理士事務所内での業務の煩雑さと情報管理の難しさは残ったままだった。その解決を目指したのが「ZoooU」。税理士が税理士のために作ったツールが描く、税理士事務所の未来像とは。

>>記事はこちら

#19 10月21日(金)配信
四大監査法人の「受け皿」とは言わせない!絶好調・太陽監査法人の逆張り戦略をトップが激白

会計士・税理士・社労士 経済3士業の豹変#19Photo by Y.W.

 監査先を減らしている四大監査法人とは対照的に、近年クライアント数を増やしているのが準大手の太陽監査法人だ。一体なぜ太陽は監査先を増やすことができるのか。山田茂善総括代表社員(CEO)が、太陽躍進の秘密を明かす。

>>記事はこちら

Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda

*記事のタイトル、内容、公開日は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。