テクニカは既存グレードのEVO・RWDとSTOとのギャップを埋めるモデルだ。可変ギアレシオのLDS(ランボルギーニ・ダイナミックステアリング)を採用しない代わりに、専用アプリケーションを持つフィードフォワード制御のLDVI(ランボルギーニ・ディナミコ・ヴェイコロ・インテグラータ)を積み、これまた専用チューンのシャシー&サスペンションとトラクションコントロールシステム、トルクベクタリング機能付き後輪操舵機能を統合制御する。走りのチューニング手法そのものは、STOと同じ。果たしてテクニカはどちらの後輪駆動ウラカンに近かったのか?

ランボルギーニ・ウラカン・テクニカテクニカは専用セッティングのシャシー&サスペンションを採用 走行モードはSTRADA/SPORT/CORSAの3種 スピード性能とともに“操る楽しさ”が存分に味わえる
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカリアビュー2014年に誕生したウラカンの累計生産台数は2万台を突破 歴代ランボルギーニ・スポーツ 最高の成功作に成長した 最終進化版のテクニカは2023年末まで生産するカタログモデル
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカエンジン5204cc・V10DOHC40V 640hp/8000rpm 565Nm/6500rpm スペックはSTOと共通チューニング 0→100km/h加速3.2秒
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカインパネテクニカはドライバーフレンドリーなキャラクター V10自然吸気が味わえるラストモデル 室内は適度にスパルタンな味わい ドライビングに没頭できる
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカインパネコクピットはドライバーに“特別な時間”を約束 インパネやコンソール回りはアルカンターラ仕上げ トランスミッションは大型パドル付き7速DCT ステアリングにはセンターアクセントが入る
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカシートシートはサポート性を高めたバケット形状 各種調節は手動式 素材は本革とアルカンターラ