住友化学の製薬子会社の売却先候補は?・ヒューリック保有の「グランドニッコー東京 台場」の売却先判明・ホンダから日産への出資交渉が難航!
2024年3月期に過去最大の最終赤字に陥った住友化学が構造改革を加速させています。巨額赤字の要因となった石油化学と医薬品に代わり、祖業の農薬と半導体材料を事業の中核に据えます。8月には経営の足かせとなってきたサウジアラビアの石油化学事業ペトロ・ラービグへの出資比率の引き下げを決めるなど大胆なリストラにも踏み切りました。岩田氏が切り離しを検討している傘下の住友ファーマの行く末や、ラービグや石油化学再編の今後の見通しも語りました。『必読!今週のニュース3本』では、本記事に加え、『ヒューリック保有の「グランドニッコー東京 台場」の売却先判明』と『ホンダから日産への出資交渉が難航!』の3本を紹介します。(ダイヤモンド編集部)
2024年3月期に過去最大の最終赤字に陥った住友化学が構造改革を加速させている。巨額赤字の要因となった石油化学と医薬品に代わり、祖業の農薬と半導体材料を事業の中核に据える。8月には経営の足かせとなってきたサウジアラビアの石油化学事業ペトロ・ラービグへの出資比率の引き下げを決めるなど大胆なリストラにも踏み切った。特集『化学サバイバル!』の#5では、岩田圭一社長を直撃。岩田氏が今後、住友化学はどのように稼いでいくかについて、各事業が持つ強みを挙げながら明かした。一方、切り離しを検討している傘下の住友ファーマの行く末や、ラービグや石油化学再編の今後の見通しも語った。 >>記事を読む
大手不動産デベロッパーのヒューリックが保有していた大型高級ホテル「グランドニッコー東京 台場」の売却先がダイヤモンド編集部の取材で分かった。入札には総合商社も参戦したが、最終的には日本での投資拡大を狙う外資系ファンドが取得した。取得額は1000億円規模に上るとみられる。 >>記事を読む
日産自動車の内田誠社長の続投が決まり、引き続き経営の舵取りを担うことになった。それでも、一難去ってまた一難。人事の次は出資交渉が難航しているという。日産の財務体質は急速に悪化しており、資本増強策は経営再建計画の欠かせないピースだ。日産経営陣が救世主として期待する本命は、ホンダ一択だが、当のホンダは提携深化に二の足を踏んでいる。ホンダが日産への出資に難色を示しているのはなぜなのか。特集『日産 消滅危機』の#6では、「(技術提携を結ぶ)ホンダ、日産、三菱自動車で構成される3社連合」とトヨタ自動車との実力を24の経営指標を使って徹底比較した。ホンダが日産との統合に躊躇する「意外な理由」が浮き彫りになった。 >>記事を読む
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