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膵炎編
「急性膵炎」の患者が年々増加している。1急性膵炎は適切に治療を行えば完治するが、対処を誤り重症化すれば最悪、死に至るケースもある。肝臓とともに、“サイレントキラー”と呼ばれる膵臓の病に早く気がつくには、どうすればよいのか。
第1回
重い病気や事故などにより臓器の機能が低下し、移植でしか治療できない方と、死後に臓器を提供してもいいという方を結ぶ臓器移植。今も約1万3500名が待機している。2010年に改正臓器移植法が施行したが、日本の脳死臓器移植は諸外国に比べ極端に少ない。
第218回
デング熱ってどんな病気?解熱剤はアセトアミノフェンを
この稿が出る頃には下火になっていることを願う「デング熱」。ネッタイシマカやヒトスジシマカに媒介される「デングウイルス」による感染症だ。国立感染症研究所のホームページ、関連文献から情報を紹介しよう。
第213回
シェイクハンドよりグータッチ 細菌暴露リスクが1割に
真面目な研究です。先日、米国感染症関連専門誌に英国の大学からの興味深い報告が掲載された。“グータッチ”は握手やハイファイブ(手のひらを頭の高さでパチンと打ち合わせる挨拶)より、細菌やバクテリア感染の拡大を9割軽減できるらしい。
第6回
この時期の「やる気」「やりがい」が一番危ない!?疲れてないはずの人が突然、過労死してしまう体のカラクリ
この時期、「夏の疲れが出た」「急に寒くなって体調を崩した」そんな人も多いのではないでしょうか。しかし、医師という立場から言わせていただければ、今「疲れ」を感じているあなたの体は正常だともいえます。なぜなら、「疲れていない」という人には、じわじわと過労死の影が近づいているかもしれないのです。
第212回
長時間のサイクリングは危険?前立腺がんの発症リスクに
自転車ブームといわれて久しい。流行は別として、都市部・地方を問わず便利な生活の足であることは間違いない。ただし、乗り過ぎは禁物のようだ。先月、英ロンドン大学の研究グループから男性機能とサイクリングに関する調査報告が出された。
第210回
「幸せ」より「感謝の心」 小利を捨て大利を得るには
国や宗教は違っても、人類が共通して尊んできたのは「感謝の心」だ。社会的な関係の潤滑油として発達してきたのだろうが、もっと個人的な行動に関係していることが解ってきた。米「サイコロジカル・サイエンス」誌に掲載された感謝の心と自制心についての試験結果から。
第5回
慕われているはずのリーダーがついつい言いがちな絶対言ってはいけない3大フレーズ
デキるビジネスパーソンはデキるリーダーともいえます。部下に慕われ、部下の体と心を気遣う。しかし、実は気遣ってしまったがゆえに、部下を追いつめてしまう、「上司が言いがちな言ってはいけない3大NGフレーズ」があるのです!
第4回
栄養補助食品、サプリメントにはまだ見ぬ「副作用」がある。医師である私がこれらを飲まない理由。
忙しいとつい頼りがちな栄養補助食品やサプリメント。食事に気を付けなくても、手っ取り早く足りない栄養が補給できるなんて、こんなに便利なものはありませんよね。しかし、医師である私はこれらの栄養補助食品やサプリは決して口にしません。なぜならそこには未知なる副作用が隠されているからです。
第77回
「おくすり手帳」は患者とさまざまな医療機関との媒介として、万一の事故を防ぐ重要なアイテムだ。だが、その重要性を理解せず、たんに点数稼ぎのために手帳を出しているのではないかと疑いたくなる薬局もある。x
第76回
4月に行われた医療費の改定から、はや3ヵ月。その間、本コラムの「4月から医療費が変わる! おくすり手帳は持つべきか、持たざるべきか?」という記事が、ツイッターなどのSNSで拡散され、予期せぬ出来事が起きた。
第204回
乳がん女性はカロリー制限を 転移を抑制する効果あり!?
国立がん研究センターの推計によれば、日本人女性の14人に1人が乳がんになるという。以前は40代後半が発症のピークとされていたが、近年は20~30代の発症が増えている。早期発見・治療に努めたいがん種の筆頭だ。
第74回
医療費の節約に一役買ってくれるのがジェネリック医薬品だが、いまだに「安かろう、悪かろう」という間違ったイメージから敬遠している人もいるようだ。ジェネリック医薬品を正しく理解して、家計の負担を抑える方法を薬剤師の知恵とともに紹介する。
第73回
4月23日に行われた規制改革会議後の記者会見で、会議側が提案している選択療養制度(仮称)をめぐって、珍問答が交わされた。記者からの質問に答えたのは、規制改革会議の議長で住友商事相談役の岡素之氏だ。
第72回
消費税率の引き上げから1ヵ月が経過した。医療費は消費税の非課税取り引きのひとつになっているが、今年4月の診療報酬改定では、消費税率の引き上げを考慮していくつかの項目が値上げされている。
第197回
BBQの肉は黒ビールでマリネ 旨さ+発がん物質が半減!
家族皆がアウトドア派でBBQ(バーベキュー)好き! という方に生活の知恵を。先行研究から、グリルした肉の消費量が多いと大腸がんの発症リスクが高まることが知られている。これは、有機化合物が熱分解する際に発生するPAH(多環芳香族炭化水素)という発がん物質を食べてしまうためだ。
第71回
かねてから懸案事項だった70~74歳の人の医療費の窓口負担割合が、この4月から2割に引き上げられた。しかし、未だ本則通りの運用ではない。窓口負担はどのような経緯で引き上げられたのか、そして、どう変わったのか。改めて確認しておこう。
第195回
週末サッカーではヘッドギアを 衝撃の蓄積が認知機能に影響
サッカーの試合や練習中の脳震盪について、気になる報告が脳挫傷専門誌に載った。既存の研究をレビューした結果、サッカーで脳震盪が生じる頻度は1000試合/練習中当たり0.1~2件で、全スポーツでの発生頻度の15%を占めるという。
第70回
3月27日に規制改革会議が発表した「選択療養制度(仮称)」が実現すると、医師と患者が納得すれば民間療法でも何でも「選択療養」として認められ、混合診療禁止の原則が骨抜きになってしまう可能性がある。
第192回
ニンニクで薬剤耐性菌に対抗 ただし、50個分が必要です
さまざまな作用が注目されているニンニク。先日、コペンハーゲン大学からニンニク成分の「アホエン」が、抗菌薬の殺菌作用を助けるのでは、という研究結果が報告された。