週刊ダイヤモンド編集部
「次の金融庁のターゲットは医療・介護分野向け融資だという。こうなると、いったいどこにカネを貸せというのか」。ある大手地方銀行の関係者は自嘲気味にそう語った。

医師の処方箋が必要な医療用医薬品(処方薬)から、処方箋不要のOTC(大衆薬)に転用された医薬品をスイッチOTCという。国が主催する転用の検討会では7月に緊急避妊薬が俎上に上り、スイッチOTCにあらためて注目が集まっている。スイッチOTCのキーパーソンへのインタビューを全4回でお届けする。

日本が世界の“かも”になっている──。再生可能エネルギーで発電した電気を政府が一定期間買い取る固定価格買い取り制度(FIT)。その対象となる「木質バイオマス発電」の認定容量が急増している。2015年度に策定された長期エネルギー需給見通しでも、バイオマスは水力、太陽光と並ぶ「再エネ3本柱」とされた有力電源だ。

「消費増税凍結の代替財源とする」として、小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党が打ちだした「内部留保課税」。しかし、本来であれば課税推進派で、味方となるべき財務省からも異論が噴出している。その理由を探った。

医師の処方箋が必要な医療用医薬品(処方薬)から、処方箋不要のOTC(大衆薬)に転用された医薬品をスイッチOTCという。国が主催する転用の検討会では7月に緊急避妊薬が俎上に上り、スイッチOTCにあらためて注目が集まっている。スイッチOTCのキーパーソンへのインタビューを全4回でお届けする。

公示日が過ぎ過熱を見せる選挙戦とは裏腹に、電力業界は冷や汗が止まらない。電力業界は今、悪夢再来の引き金となる新たな火種を抱えている。

33万円もする「電動アシスト機能付きのマウンテンバイク」を、9月1日の販売開始から1カ月間で年間販売予定の200台を売り切った。パナソニックグループの自転車メーカーであるパナソニック サイクルテックは、今度は11月20日に「新型ママチャリ(子どもを乗せられる自転車)」で勝負に出る。

旅行会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S.)が展開する「変なホテル」はロボットが接客する省力化ホテルとしてハウステンボスや舞浜などに出店してきたが、東京・大阪などの主要都市にも進出するという。勝算はあるのか。H.I.S.でホテル事業を統括する平林朗・H.I.S.ホテルホールディングス社長を直撃した。

医師の処方箋が必要な医療用医薬品(処方薬)から、処方箋不要のOTC(大衆薬)に転用された医薬品をスイッチOTCという。国が主催する転用の検討会では7月に緊急避妊薬が俎上に上り、スイッチOTCにあらためて注目が集まっている。スイッチOTCのキーパーソンへのインタビューを全4回でお届けする。

日本で唯一、壮年性脱毛症で発毛効果が認められたOTC(大衆薬)として1999年に登場した大正製薬の「リアップ」。これまでOTCの発毛剤市場を独占してきたが、19年目にして初のライバルが現れる。「スカルプD」シリーズなどを展開する男性用シャンプー大手アンファーが「メディカルミノキ5」(第1類医薬品)の発売を発表したのである。

神戸製鋼所が「身から出たさび」で揺れに揺れている。10月8日、緊急会見を開き、アルミ・銅事業部門で「検査証明書のデータ改ざん」や「検査工程の省略」を組織ぐるみで行っていたと発表したのだ。強度など、顧客と取り決めた仕様に適合していない製品を、適合しているものとして出荷していた。

米グーグルとLINEが人工知能(AI)を搭載したスピーカーを国内で発売した。米アマゾンやソニーも年内の発売を控えており、スマートフォンの次の市場を狙う各社の競争が激化している。

世界で電気自動車(EV)シフトが加速している。主要国・自動車メーカーがそれぞれの思惑を抱えながらEVへ舵を切っているのだ。新旧入り乱れるゲームチェンジャーがたたきつけた「挑戦状」に、トヨタ自動車はどう応えるのか。

普段、あまり目にしないデータに光を当て、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。今回は、人気企業への就職者数を業種ごとにランキング、今回は【電機会社編】です。

普段、あまり目にしないデータに光を当て、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。今回は、人気企業への就職者数を業種ごとにランキング、今回は【電機会社編】です。

第32回
地上2メートルの高さまで手が届き、重さ100キログラムの荷物を軽々と持ち上げて、二足歩行で悠々と段差を越えて移動する──。高さ1.6メートル、重さ230キログラムのヒト型ロボットの名称は、「NIO(ニオー)」。奈良県の名所、東大寺の金剛力士像の「仁王」にちなんで名付けた。建設現場や災害現場での活躍が見込まれる重作業用の装着型ロボット。その開発を手掛けるのが、奈良市内に小さな本社を構えるATOUN(アトウン)社長の藤本弘道だ。

燃費不正問題に揺れた三菱自動車が、日産自動車の傘下に入って1年を迎える。最終赤字に陥った2016年度から回復軌道に乗りつつあるが、規模の急拡大を要する中期目標を無事にクリアできるのか。

家庭日用品メーカーのアイリスオーヤマが、「家電メーカー」として業界に殴り込みをかけている。今回の標的は炊飯器だ。昨年初めて発売した炊飯器が予想外に売れ、家電関係者も“ダークホース”と警戒している。今年は昨年の3機種から一気に品ぞろえを拡大、計9機種を年末商戦に向け投入する。

宅配危機に揺れるヤマトホールディングスが新しい中期経営計画を発表した。値上げや夜間専門ドライバーの新設でスピードV字回復を図るという。しかしその内容に現場ドライバーや中小事業者は首をかしげる。

電気自動車(EV)新型「リーフ」の量産開始を祝うオフライン式が、神奈川県横須賀市の日産自動車追浜工場で盛大に開催されたのが9月19日のことだ。
