高田直芳

高田直芳

公認会計士
1959年生まれ。栃木県在住。都市銀行勤務を経て92年に公認会計士2次試験合格。09年12月〜13年10月まで公認会計士試験委員(原価計算&管理会計論担当)。「高田直芳の実践会計講座」シリーズをはじめ、経営分析や管理会計に関する著書多数。ホームページ「会計雑学講座」では原価計算ソフトの無償公開を行なう。

------------ファイナンスの基礎知識が満載!------------
  ★高田直芳ホームページ『会計雑学講座』
第93回
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと
高田直芳
「固定費って『想定以上に』削減を進めていいものなのか?」新聞等のメディアの報道を見ていて、筆者がときどき思うことである。今回はNECと富士通のデータを用いて、その真偽を検証してみたい。
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと
第92回
大学やビジネススクールでは教えてくれない「東芝の4次元モデル分析」
高田直芳
観念で物事を考えると、「次元が1つ減る」というのは、経営分析の世界に見出すことができる。また、次元が1つ減ることによって「曲解が増える」という、もう一つの困った現象を見出すことができる。そうしたことを、東芝のデータで検証してみよう。
大学やビジネススクールでは教えてくれない「東芝の4次元モデル分析」
第91回
「AKB48」と「全日空&駐車場のパーク24」に、同じビジネスモデルを見る
高田直芳
今回の話のオチを最初にバラしておくと、「AKB48」である。ただし、そのオチを理解してもらうために、生食用の牛レバーや、航空業界&駐車場事業などの話に付き合っていただく必要がある。
「AKB48」と「全日空&駐車場のパーク24」に、同じビジネスモデルを見る
第90回
拝啓、上場企業殿。自らの「コスト管理の欠陥」を棚に上げて、下請け企業へ「コストカット」を強要するなかれ
高田直芳
飲料業界には「季節変動」という特徴がある。それを利用して、上場企業などで取り組まれている「コスト管理」がとんでもない欠陥を抱えている事実と、その欠陥そのものが「下請けイジメ」に転化されている事実を、以下で解き明かしていくことにする。
拝啓、上場企業殿。自らの「コスト管理の欠陥」を棚に上げて、下請け企業へ「コストカット」を強要するなかれ
第89回
ファナックには「あり」、シャープとルネサスエレクトロニクスには「ない」もの
高田直芳
これから迎える「本格的な大不況」を前に、「企業業績の悪化」が、興味深い現象を生み出す例を以下で紹介しておこう。分析対象として取り上げる企業は、このところ何かと話題のシャープと、ルネサスエレクトロニクスである。
ファナックには「あり」、シャープとルネサスエレクトロニクスには「ない」もの
第88回
昇る日産自動車、沈むガリバーインターナショナルそこに自動車業界共倒れの構図を見る
高田直芳
中古品は新品の市場価値を支える方向に作用するのではないか、という仮説を想定してみた。今回はこの仮説を検証してみたい。新車(日産自動車)と中古車(ガリバーインターナショナル)に置き換えて話を進める。
昇る日産自動車、沈むガリバーインターナショナルそこに自動車業界共倒れの構図を見る
第87回
円高と日経平均株価下落に因果関係は?グローバル・マクロとアルゴリズム投資が市場を攪乱する
高田直芳
筆者はときどき「円高が進めば → 日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)は値を下げる」と錯覚を起こすことがある。しかしメディアは強く関連づけて報道する。いったい、この関係は成り立つのだろうか。検証してみることにした。
円高と日経平均株価下落に因果関係は?グローバル・マクロとアルゴリズム投資が市場を攪乱する
第86回
化学業界を侮るべからず!三菱ケミカルHD&旭化成にタックス・プランニングの奥義を見る
高田直芳
本コラムを掲載している『ダイヤモンド・オンライン』編集者との会話で「化学業界や非鉄金属業界は『読者受け』がよくないので、本連載では避けたほうがいい」という話をしたことがあった。しかし、今回はへそ曲がりを全開にして、その化学業界を扱う。
化学業界を侮るべからず!三菱ケミカルHD&旭化成にタックス・プランニングの奥義を見る
第85回
高島屋は百貨店としての沽券を売り渡すのか潤沢に積み上がるキャッシュに潜む経営戦略を探る
高田直芳
通常、将来の企業の業績は、インカム-ゲインが増大するかどうかにかかっている。資産を切り売りしたキャピタル-ゲインによって、業績回復を目指すという経営戦略はあまり見かけない。ところが、筆者が常時ウォッチングしている上場企業400社の中で珍しいケースがあった。
高島屋は百貨店としての沽券を売り渡すのか潤沢に積み上がるキャッシュに潜む経営戦略を探る
第84回
楽天、ヤフー、SMBC日興証券も含め、企業はいつの時代も史上最強の「がちんこ経営戦略」を追い求める
高田直芳
米グーグルや米フェイスブックといった少数の企業(または経営者)に、なぜ巨額のキャッシュが集まるのだろうか。それは、いまの時代で実現できる最強のビジネスモデルを確立しているからに他ならない。
楽天、ヤフー、SMBC日興証券も含め、企業はいつの時代も史上最強の「がちんこ経営戦略」を追い求める
第83回
現金回収の早さは成長性を保証しないZOZOTOWNは楽天に伍していけるのか?
高田直芳
企業が成長する為に「現金回収の早さ」が重要だと、アップルを例に語られることが多い。しかし、現金回収を早めようとする経営戦略は、必ずしも企業の成長性を保証するものではない。そうした点を、スタートトゥデイなどのデータで検証してみよう。
現金回収の早さは成長性を保証しないZOZOTOWNは楽天に伍していけるのか?
第82回
セブン-イレブンやサンドラッグなど、コスト削減が重要な流通企業ほどその「本質」を知る由もないという悲劇
高田直芳
コンビニエンスストア業界やドラッグストア業界を取り上げる。その理由は、両業界の決算データを眺めていると、世に普及している原価計算や管理会計などの情報システムのすべてに重大な欠陥があることを、「見た目」で容易に証明できるからだ。
セブン-イレブンやサンドラッグなど、コスト削減が重要な流通企業ほどその「本質」を知る由もないという悲劇
第81回
保険業界やエルピーダメモリを襲った「需要蒸発」に企業の経営戦略が「必ず失敗する理由」を見る
高田直芳
「需要が蒸発した」とは大手メディアでよく出る言葉だ。これを具体的に業績数字を基に調べてみた。題材としたのは、東京会場HDとT&Dホールディングス、エルピーダメモリだ。すると、多くの企業の経営戦略が必ず失敗する理由が見えてきた。
保険業界やエルピーダメモリを襲った「需要蒸発」に企業の経営戦略が「必ず失敗する理由」を見る
第80回
JT(日本たばこ産業)を肴に「カップヌードルごはん」を食べながら、「コスト削減」の空虚感を味わう
高田直芳
今回は、日清食品とJT(日本たばこ産業)を扱う。独占的競争市場で活動する日清食品から、独占市場の代表であるJTへの展開である。特に今回は、空疎な議論を展開する管理会計論や経済学の世界を、実務の世界に引き込むものとして論を展開する。
JT(日本たばこ産業)を肴に「カップヌードルごはん」を食べながら、「コスト削減」の空虚感を味わう
第79回
政治・特許・シェア・ライバル4つの要素で見る「独占の系譜」
高田直芳
第78回コラム(ニッサン、ヤマダ電機、ソフトバンク編)では、「需要の価格弾力性」の逆数を利用した「ラーナーの独占度」というものを紹介した。今回は「独占の系譜」を政治・特許・シェア・ライバルの4つの視点で見てみよう。
政治・特許・シェア・ライバル4つの要素で見る「独占の系譜」
第78回
需要・供給曲線から“企業の個性”を導くニッサン、ヤマダ電機、ソフトバンク、富士通の姿
高田直芳
“企業の個性”という表現は大手メディアやさまざまな批評の場でよく見かけるが、どうも抽象的だ。今回、需要・供給曲線の分析などを駆使して、“企業の個性”を数字で表現してみよう。
需要・供給曲線から“企業の個性”を導くニッサン、ヤマダ電機、ソフトバンク、富士通の姿
第77回
DeNAとグリーの“ライフサイクル”“生産性”分析からニッポン企業“低収益性問題”の核心まで見えてきた
高田直芳
飛ぶ鳥を落とす勢いの新興ゲーム企業であるDeNAとグリー。ビジネスのライフサイクルや生産性分析を進めていくと、ニッポン企業が陥っている「低収益性問題」の核心まで見えてきてしまった。
DeNAとグリーの“ライフサイクル”“生産性”分析からニッポン企業“低収益性問題”の核心まで見えてきた
第76回
三菱商事とキリンHD、中小企業を事例にM&Aをキャッシュフローと税の側面から解説
高田直芳
企業の採るM&A戦略を独自の「タカダ式フリーキャッシュフロー」を使って分析すると、まったく違う事実が判明する。また中小企業にとってのM&Aを税制の側面から見てみると、これも大企業のそれとは違う“動機”が見えて来る。
三菱商事とキリンHD、中小企業を事例にM&Aをキャッシュフローと税の側面から解説
第75回
ソニーがエレクトロニクス企業として復活するために必要なこと
高田直芳
近年、業績も商品もパッとしないソニー。日本を代表するグローバル企業としてのかつての輝きは、いったいどこへいってしまったのだろうか。独自分析により導きだした復活の条件を、ズバリご提示差し上げよう。
ソニーがエレクトロニクス企業として復活するために必要なこと
第74回
ホンダの業績迷走は、円高や大洪水の「天災」ではなくコスト管理の「人災」と判断するこれだけの理由
高田直芳
ホンダ(本田技研工業)は同業他社と比較して経営指標が大きくブレることで知られている。しかし、メディアやシンクタンクはその原因を究明してこなかった。2012年の初仕事として、この“ブレ”の正体を暴くことからスタートしよう。
ホンダの業績迷走は、円高や大洪水の「天災」ではなくコスト管理の「人災」と判断するこれだけの理由
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