小林信也
東京五輪チケットの「セカンドチャンス実施」の報が届けられた。第一印象としては、歓迎こそすれ、文句はない。しかし、セカンドチャンスの概要をよーく吟味すると、応募はボイコットすべきだと私は考えている。

「おもてなし」をキーワードに招致を成功させた2020東京五輪だが、開催が近づくにつれ、おもてなしの対象はもっぱらIOCの理事や委員、スポンサー企業であって、日本国民はまったく「愚弄されている実態」が次々に明らかになっている。

サニブラウン・ハキーム選手が立て続けに9秒台をマークし、世界の舞台で日本人初のメダルを獲得する期待が高まっている。サニブラウンは早くから世界の陸上界から注目を集めていたが、なぜアメリカ留学後、特に才能を開花できたのか。

松坂大輔投手(中日)が、2軍の練習日にゴルフをした件で厳しい非難を浴びている。一連の動きを見て、私は首を傾げた、そして「重い気持ち」になった。日本は、なんと生きづらい国であるか。

東京五輪のチケット抽選申し込みが始まり、初日からアクセスが集中したため、1時間以上も待たされ、なかなか申し込めない大混乱が生じた。「おもてなし」を標語に掲げた五輪のわりには「おもてなし」の配慮が強烈に不足していると感じた。

2020東京五輪の詳しい競技日程が発表された。インターネットによる入場券の抽選申し込みも5月9日から始まる。せっかくの東京五輪、一度だけでも会場で生観戦したいと思ったら、現実的にどのチケットを入手すればいいだろう?

横綱・白鵬が、モンゴルの国籍離脱を申請した、というニュースが報じられた。国籍離脱は日本国籍取得に向けた一歩だという。このニュースに接し、ひとりの日本人として人間として、失望と怒り、そして申し訳ない気持ちに襲われた。

センバツでの試合を巡り、星稜の監督が習志野のサイン盗みを指摘し、その後、習志野の控え室に怒鳴り込んで抗議した騒動が話題になっている。このような疑惑が指摘されたら、改善に動くのが日本高野連の当然の姿勢だが、そうはなっていない。

「春のセンバツ」が行われている。見る者は「球春到来」と胸を躍らせるが、この時期に全国大会を戦うチームや選手の舞台裏が想像以上に「大変」で、いかに「不自然」かについては、ほとんど誰も指摘しない。

イチローの引退会見は、日本に画期的な「野球革命」が起こる期待を抱かせてくれた。これほど的確に「野球の問題点」を指摘し、「マスメディアの稚拙さ無礼さ」を浮き彫りにした発言が、過去にあっただろうか。

23日から「春のセンバツ」が始まる。先月25日に代表校が発表された際、中でも、21世紀枠で選ばれた熊本西の紹介に思わず膝を打った。同校野球部には、「野球普及班」があり、地域の小学生たちと野球をする取り組みをしているというのだ。

「日本体操協会が宮川紗江選手に反省文の提出を求めた」というニュースを聞いて、暗澹とした気持ちに襲われた。パワハラを訴えた選手に、そのような仕打ちをする組織の根本的な勘違い体質に呆然とする。

日本オリンピック委員会(JOC)が『選任時70歳未満』としている役員の定年規定に一部除外を明文化する方針であるという。これは、竹田恒和会長の続投を念頭にしたものだというが、不思議に思った読者が多いのではないか。

水泳日本代表の池江璃花子選手が自らのツイッターで「白血病」を公表、衝撃が走った。順調すぎるほど順調に成長の階段を昇り、当然のように、2020東京五輪では“主役”のひとりになるだろうと期待されていた。突然の赤信号。池江選手本人がいちばん衝撃を受けているに違いない。

「大坂なおみ選手がサーシャ・バインコーチとの契約を解消した」というニュースが報じられ、日本中に驚きと落胆が走った。「大坂なおみ選手はサーシャコーチなしで大丈夫なのだろうか?」と、多くのファンが大坂選手の今後を心配している。

日大アメフト部危険タックル問題で、検察庁は内田正人前監督と井上奨前コーチの起訴を見送る方針を示した。これを受け、世間には不満の声が広がっている。そもそも今回の検察の判断に理不尽さを感じてしまう理由は何なのか。その背景を考察する。

センバツが揺れている。25日に代表校が選ばれた3日後の28日、ネット上に告発的な動画が掲載され、議論を巻き起こしている。わずか12秒の動画に映っているのは、四国から代表として選ばれた松山聖陵高校野球部の監督が校内の階段下の廊下で選手を小突く光景だ。

第2回
昭和の時代、芸妓の恋愛は「道ならぬ恋」になる場合が多かった。成就するには芸妓をやめるか、陰の存在に甘んじるかしか方法がなかったのだ。しかし時代が変わり、「結婚しても芸妓を続けたい」と願う女性たちが現れ始めている。

女子レスリングの吉田沙保里さんが10日、都内で記者会見を開き、正式に現役引退を発表した。会見での清々しい受け答えが、日本中に感銘を与えた。中でも、父・栄勝さんへの変わらない信頼と尊敬に深く感じ入った人たちが多かったはずだ。

内海哲也投手に続き、長野久義選手の移籍が決まった。いずれもFAで獲得した西武・炭谷銀次郎捕手、広島・丸佳浩選手の「人的補償」での流失だ。この判断は、巨人が思う以上に深刻な影響を与えるのではないかと感じる。
