小林信也

作家・スポーツライター
1956年新潟県長岡生まれ。慶応大学法学部卒。高校では野球部の投手として新潟県大会優勝。大学ではフリスビーの国際大会で活躍。大学生の頃から『ポパイ』編集部スタッフライターをつとめ、卒業後は『ナンバー』のスタッフライターを経てフリーライターに。2000年に自らカツラーであることを著書『カツラーの秘密』でカミングアウト。著書は他に『高校野球が危ない』『子どもにスポーツをさせるな』『カツラーの妻(おんな)たち』など多数。
「東京五輪やめろ!」の大合唱に感じる危うさ、賛成派が世論に今訴えたいこと
小林信也
オリンピック中止を叫ぶ「気持ち」は理解できる。連休明けに緊急事態宣言延長が発表されたときには、私も「さすがにもう東京五輪開催は無理だろう」と思った。だが7割とも8割ともいわれる国民がこぞって反対するほど合理的な理由はあるのだろうか?
「東京五輪やめろ!」の大合唱に感じる危うさ、賛成派が世論に今訴えたいこと
東京五輪の聖火リレーが強行スタート、「感動ビジネス」に意味はあるのか
小林信也
『聖火リレー』が、3月25日に始まった。強行する根拠や理由は説明されておらず、国民の不満や疑念はたまる一方だ。私は議論を見ていて、五輪推進派も反対派も勝手な思い込みが根底にあるように思う。それは、「オリンピックをやれば感動する・してしまう」ということだ。しかし、本当に感動するだろうか?
東京五輪の聖火リレーが強行スタート、「感動ビジネス」に意味はあるのか
東京五輪は全豪オープンを見習え!橋本聖子新会長に期待される徹底した対策
小林信也
東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京オリパラ)組織委員会の新会長に橋本聖子氏の就任が決まり、日本中を騒がせた騒動にひとまず決着がついた。橋本新会長は就任記者会見で、毅然とした表情で「コロナ対策の徹底」と「国民の理解を深めるための丁寧な発信」を約束した。これは、過去の責任者の誰もがしなかったことだ。
東京五輪は全豪オープンを見習え!橋本聖子新会長に期待される徹底した対策
東京五輪「頭ごなしの否定論」に疑問、コロナ禍だからこそ開催すべき理由
小林信也
東京五輪を「どうすれば安全に開催できるか」を議論することは重要だと思う。だが、世論は「ありえない」といった強硬的な主張が正論のように語られている。東京五輪は、一部の権力者らの思惑のため利用された側面は大きいかもしれないが、頭ごなしに「やめちまえ」を叫ぶのもおかしい。
東京五輪「頭ごなしの否定論」に疑問、コロナ禍だからこそ開催すべき理由
箱根駅伝のテレビ中継をつまらなくした「スポンサー配慮」の実態
小林信也
駒澤大学が逆転優勝を果たした2021年の箱根駅伝。2日間、約11時間をほぼテレビの前で過ごしたが、“知りたいことは何も教えてくれない不親切な実況アナウンサー”に、わかってはいたけれどストレスを感じまくりの観戦となった。「なんだかおかしなスポーツ中継」になっている理由を考えた。
箱根駅伝のテレビ中継をつまらなくした「スポンサー配慮」の実態
東京五輪はどうしたら歓迎されるか、発想を転換して今議論すべきこと
小林信也
東京五輪は国民や都民を交えて、民意を十分に聞き、一緒に安全な方向性を議論する機会などはほとんどない。政府、東京都そして組織委員会が「やる!」と上から通告するようなやり方で、東京2020が成功するとは思えない。
東京五輪はどうしたら歓迎されるか、発想を転換して今議論すべきこと
バッハ会長来日はIOCにとって屈辱的だった!?日本との力関係に変化
小林信也
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が11月15日に来日した。これまでIOCは絶対的で、日本は「主従関係」と言われる状態だったが、それが変化していることが見えた。来年の東京五輪がなくなっても、日本や東京が消えるわけではないが、IOCにとって、オリンピックの中止はその存在が喪失する可能性さえ帯びる、深刻な事態だ。
バッハ会長来日はIOCにとって屈辱的だった!?日本との力関係に変化
「ドラフト廃止」を誰も言い出さない、後ろ向きな球団事情
小林信也
プロ野球ドラフト会議は10月26日に開催されたが、イベントとしての盛り上がりを欠くドラフトだった。そんな中、巨人が育成選手12人を含む計19人もの大量指名をした。これは新手の「ドラフト破り」にも近い、巨人の一大戦略かもしれないのだ。
「ドラフト廃止」を誰も言い出さない、後ろ向きな球団事情
大学野球は野球人生の墓場?大麻騒動で見直すべき「希望なき現実」
小林信也
東海大学野球部の寮で大麻吸引の事実が発覚し、大学は「野球部の無期限活動停止と首都大学リーグ戦辞退」を発表した。今回真っ先に感じたのは、「大学の野球部にいて未来を感じない」という悲劇的な現実だ。
大学野球は野球人生の墓場?大麻騒動で見直すべき「希望なき現実」
瀬戸大也選手は「処分という名の救済措置」で本当に改心できるのか
小林信也
日本水泳連盟(日本水連)が13日、臨時常務理事会を開き、瀬戸大也選手の処分を決めた。処分の結果、年内の活動停止などが決まった。十分に重い処罰に見えるが、苦慮した末にとてもよく練り上げられたもので、実質的な害は少ない。
瀬戸大也選手は「処分という名の救済措置」で本当に改心できるのか
瀬戸大也選手が、自ら「東京五輪内定」を辞退すべき理由
小林信也
瀬戸大也選手へのバッシングが止まらない。所属先のANAとは契約解除、スポンサー契約を結んでいる複数企業との契約も打ち切られる公算が大きく、一気に窮地に追いやられている。今最大の関心事は「五輪内定取り消し」。瀬戸はどうしたら、世間の期待を回復できるのか。
瀬戸大也選手が、自ら「東京五輪内定」を辞退すべき理由
瀬戸大也の不倫で競泳界激震!プロ競技化に暗雲、スポンサー離れも加速か
小林信也
競泳の瀬戸大也選手の「不倫」が週刊新潮で報じられ、衝撃と落胆を与えている。所属するスポンサーの撤退などが懸念されているが、プロ競技として確立させていこうという動きがあった競泳界にとっても大きな打撃だ。今後どうなるのか。
瀬戸大也の不倫で競泳界激震!プロ競技化に暗雲、スポンサー離れも加速か
文科省の部活改革、教員の負担が減っても生徒は救われない「危うい実態」
小林信也
「文科省が、休日の部活を地域や民間団体など外部指導員に任せる改革案を作った」というニュースが流れた。この方針では教師の負担は減っても、生徒の負担は増える可能性がある。そこで、名古屋大学准教授の内田良さんと静岡聖光学院の星野明宏校長に課題を聞いた。
文科省の部活改革、教員の負担が減っても生徒は救われない「危うい実態」
角界改革が進まない原因、「師弟関係の崩壊」はなぜ起きているか
小林信也
この夏、角界では様々なスキャンダルがあった。パワハラ、力士の集団逃走…土俵上の熱戦がファンの心をつないではいるが、相撲界への不信は払拭されていない。なぜここまで崩壊したのか、筆者の考える理由のひとつが「師弟関係の崩壊」だ。
角界改革が進まない原因、「師弟関係の崩壊」はなぜ起きているか
大坂なおみ選手の棄権は、日本のスポーツ界にどのような衝撃を与えたか
小林信也
プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、米ニューヨーク州で開催中の「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」準決勝を棄権したニュースは、日本のファンにも衝撃をもたらした。
大坂なおみ選手の棄権は、日本のスポーツ界にどのような衝撃を与えたか
日大ラグビー部暴力事件「5カ月後に報道」の意味
小林信也
8月5日の朝日新聞社会面に、日本大学ラグビー部前ヘッドコーチの暴力事件が報じられ、大きな波紋を呼んだ。なぜ前ヘッドコーチの辞任から5カ月もたって、暴力の実態を大きく報じたのか。前ヘッドコーチはすでに職を離れている。それでも報道の必要を感じた理由は何だったのか。
日大ラグビー部暴力事件「5カ月後に報道」の意味
殴る、蹴る、セクハラ…「部活体罰大国」の日本に五輪開催資格はあるか
小林信也
国際NGO『ヒューマン・ライツ・ウォッチ』がリモート記者会見を行い、日本の部活動における体罰の実態調査結果などを公表した。そのタイトルは『数えきれないほど叩かれて』というショッキングなもの。およそ文化的な国の実態とは思えないが、それは紛れもなくこの日本で今も行われている部活動の実態なのだ。
殴る、蹴る、セクハラ…「部活体罰大国」の日本に五輪開催資格はあるか
東京五輪「中止」に向けて、本気で考え始めるべき理由
小林信也
予定通りなら、東京オリンピック2020が開幕している時期になった。新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、いまごろはどんなお祭り騒ぎになっていただろうか。
東京五輪「中止」に向けて、本気で考え始めるべき理由
「ごっつぁんカレー」開発秘話、海洋高校相撲部が復活をかけて発売
小林信也
スポーツの分野で海洋高校といえば、相撲の強豪として知られる。しかし、部の活動費が不足していることが長年の課題だった。そこで相撲部は「ごっつぁんカレー」を開発し、発売に乗り出した。その開発秘話を紹介する。
「ごっつぁんカレー」開発秘話、海洋高校相撲部が復活をかけて発売
プロ野球の無観客開幕で見えた、人気復活の「吉兆」と深刻な「病巣」
小林信也
プロ野球が開幕し、日本列島に球音が戻った。無観客だから「球音」がよく聞こえる。今まで聞こえなかった「プロ野球の音」は、ファンに新鮮な発見と感動を与えている。ただ、静かなために、思わぬアクシデントもあった。無観客開幕で見えた吉兆と病巣をまとめた。
プロ野球の無観客開幕で見えた、人気復活の「吉兆」と深刻な「病巣」
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養