早川幸子
第59回
病気やケガをして医療機関の窓口で自己負担したお金が一定額を超えると払い戻しを受けられる制度「高額療養費」の大幅な見直しが検討されている。この見直しは、私たちの暮らしのどのような影響を与えるか。

最終回
アメリカの自己破産の6割は医療費が原因…。海外旅行先の高額な医療費に気をつけよう!
知っている人だけがトクをする、医療費節約の裏ワザを紹介してきた連載も今回で最終回。海外旅行先で、手術入院しても「海外療養費」という制度で一部補助されることはご存知でしたか?9月に発売された『医療費と医療保険&介護保険のトクする裏ワザ30』から抜粋してご紹介!

第4回
風邪薬やレーシック手術も対象!家族の医療費が10万円超えたら税金を取り戻そう
知っている人だけがトクをする医療費節約の裏ワザ。家族の医療費や、子どもの医療費も節約できる!9月に発売された『読むだけで200万円節約できる!医療費と医療保険&介護保険のトクする裏ワザ30』からおトクな情報を抜粋して、ご紹介します!

第3回
大病院の会計で1万円の請求!?紹介状ナシで行くと高額請求されることが!
知っている人だけがトクをする医療費節約の裏ワザ。大病院に紹介状も持たずに行くと、なんと1万円以上かかることもあるというのはごぞんじですか?こなぜそんな高額になるのか、今回は病院に行く、行き方で医療費が節約できる裏ワザをご紹介!

第2回
4月~6月は無駄な残業を控えて健康保険料を安くする!
知っている人だけがトクをする医療費節約の裏ワザ。ごぞんじですか?会社員の皆さんが、給料から毎月支払う「健康保険料」を節約する方法があります。それは4月から6月の残業代をなるべく減らすということ。それはなぜなのか、この連載で詳しくご紹介します!

第58回
「保険会社を儲けさせるために、この制度を運用しているのか」。7月25日に行われた厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会で、莫大な剰余金を抱える産科医療補償制度について、出席した委員が次々と激しい批判を口にした。

第1回
医療費が100万円かかっても実際の負担は9万円足らず!
知っている人だけがトクをする!日本の公的な「健康保険」はとても優秀。実は100万円の医療費がかかっても実際に支払うお金は9万円足らず…。公的な医療保険のしくみを知って、ムダなお金を節約しよう!

第57回
社会保障改革の一環として、来年4月から70~74歳の医療費の窓口負担を引き上げることは既定路線のようだ。たしかに一時的に公的支出は削減できるが、長期的には医療費の抑制どころか、反対に国庫負担の増加につながる可能性がある。

第56回
8月21日、政府は社会保障制度の改革手順を示した「プログラム法案」の骨子を閣議決定した。これが国会を通過すれば9月以降、厚労省で改革の具体的な話し合いが始まるが、社会保障審議会医療保険部会は、これまでなかなかひとつの方向性を見出すことができなかった。

第55回
7月18日、難病患者やその家族で作る団体が、「混合診療のなし崩し的な解禁に反対する~必要な医療は保険適用が原則~」という新たな見解を発表した。安倍政権の「規制改革実施計画」に対して、難病当事者たちが強い懸念を示したものだ。

第54回
田村憲久厚労相は、70~74歳の医療費窓口負担を早ければ来年4月から2割に引き上げる可能性を示唆した。この変更に伴い気をつけておきたいのが、高齢者をターゲットにした「病気でも入れる」がキャッチフレーズの民間医療保険の勧誘だ。

第53回
「胃ろうしてまで生きたくない」「無駄な延命措置はしてほしくない」。日常の会話の中でも、こうした言葉を聞くことが多くなった。だが、いったいどれだけの人が胃ろうについて正しく理解しているだろうか。

第52回
20~40歳の比較的若い世代で、重篤な糖尿病の患者が増えているという。さらに先日、全日本民主医療機関連合会が公表した「暮らし・仕事と糖尿病についての研究」では、糖尿病発症の陰には社会的要因が影響している可能性が指摘された。

第51回
生活保護費の半分を占める医療扶助を削減するために、受給者のジェネリック使用を促進する法案が今国会に提出されている。だが、そうすることで増え続ける生活保護費を大幅に減らすことはできるのだろうか。

第50回
4月5日、厚生労働省はジェネリック医薬品の使用割合をこれまで以上に増やす方針を明らかにした。だが、それは国の総医療費削減にどれくらいの効果をもたらしているのだろうか。ひとりあたり医療費と後発医薬品の使用率との関係を調べてみることにした。

第49回
4月8日付の「日本経済新聞」の朝刊に、「混合診療、出口見えぬまま10年」という記事が掲載された。この記事は、日経新聞のネットサイトでも閲覧できるようになっており、4月24日現在でも公開されているが、正確さを欠いており、読者に誤解を招く恐れが多分にある。

第48回
前回、今年4月から高度な医療が必要ないのに一定の大病院にかかると、特別料金が加算されることを紹介した。この特別料金は「選定療養」と呼ばれトラブルが目立つ費用でもある。そこで、今回は健康保険が効かない選定療養の内容と利用時の注意点を確認しておきたい。

第47回
身に着ける洋服やバッグをブランド品で固めているA子さんは、病気やケガをしたときもわざわざ都心にある有名な大学病院に通っている。だが、今後は高度な治療が必要ないのに大病院を受診した患者は、自己負担が高くなる可能性があるので注意が必要だ。

第46回
東日本大震災の発災当時、厚労省は、震災でケガや病気をした被災者に対して健康保険料の猶予・免除などの特例措置を実施し、お金の心配をせずに医療を受けられる体制をとった。あれから2年。被災者の医療費の特例措置はどうなったのだろうか。

第45回
肝臓の病気で通院するAさんは、同じ病院で眼科も受診することに。どうせなら同じ日にまとめて診察を受けたいと思って受付に行ったところ、事務職員に「同じ日に、ふたつの診療科を受診することはできません。日を改めて来てください」と言われてしまったが……。
