開沼 博

社会学者
1984年、福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。専攻は社会学。学術誌のほか、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。
著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)、『はじめての福島学』(イースト・プレス)、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)、『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久との共著)、『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。
第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。
第19回
誹謗中傷、犬の首つり死骸…発信で激化する嫌がらせ それでも、死刑制度を考えてもらうために伝え続ける【大山寛人×社会学者・開沼博】
開沼 博,大山寛人
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。そして、母親を殺害した父親に死刑判決が下された体験をベースに発信を続ける、大山寛人。嫌がらせが絶えず、犬の死骸がドアノブにくくられていたこともある。なぜ大山氏は発信をやめないのか、その思いとは。
誹謗中傷、犬の首つり死骸…発信で激化する嫌がらせ それでも、死刑制度を考えてもらうために伝え続ける【大山寛人×社会学者・開沼博】
第18回
死刑で罪は償えない、生きて後悔し続けてほしい やつれて震える父親と会って生まれた感情の変化【大山寛人×社会学者・開沼博】
開沼 博,大山寛人
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。そして、母親を殺害した父親に死刑判決が下された体験をベースに発信を続ける、大山寛人。父親を憎みつづけていたが、面会をきっかけにある変化が生じた。やつれて、震える父親を前に、いったい何を思ったのか。
死刑で罪は償えない、生きて後悔し続けてほしい やつれて震える父親と会って生まれた感情の変化【大山寛人×社会学者・開沼博】
第1回
3.11でも日本企業は変わらない?震災復興におけるCSRの現実――開沼博&福島学構築プロジェクト
開沼 博,福島学構築プロジェクト
東日本大震災から4年目を迎える。1000年に一度の災害、敗戦以来の歴史的事件と言われ、「絆」「がんばろう」と多くの人が叫んでいた。人は「3.11を忘れてはならない」と繰り返すが、それだけで風化に抗うことはできるのか。震災以前から注目されているCSRの重要性を問う新連載がスタート!
3.11でも日本企業は変わらない?震災復興におけるCSRの現実――開沼博&福島学構築プロジェクト
第17回
家庭への憧れと、家族を持ちたくない思いの葛藤 入れ墨に込めた加害者家族として生きる決意とは【大山寛人×社会学者・開沼博】
開沼 博,大山寛人
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。そして、母親を殺害した父親に死刑判決が下された体験をベースに発信を続ける、大山寛人。激しい差別を受けるなかで芽生えたある決意、そして、憎んでいた父親の死刑を望まなくなるまでの心境の変化にも迫る。
家庭への憧れと、家族を持ちたくない思いの葛藤 入れ墨に込めた加害者家族として生きる決意とは【大山寛人×社会学者・開沼博】
第16回
僕の父は母を殺して、死刑囚となった 職を転々とし、風俗店にたどり着くまで【大山寛人×社会学者・開沼博】
開沼 博,大山寛人
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。そして、母親を殺害した父親に死刑判決が下された体験をベースに発信を続ける、大山寛人。父親に母親を殺される衝撃的な経験をした大山氏が、非行を繰り返し、職を転々としながら過ごした日々に迫った。
僕の父は母を殺して、死刑囚となった 職を転々とし、風俗店にたどり着くまで【大山寛人×社会学者・開沼博】
第11回
対談・開沼博vs.藤代裕之 記事の「炎上」は福島を語るのに重要だった
開沼 博,藤代裕之
福島を扱うのは面倒になっている…。「ジャーナリストキャンプ福島」の連載「震災後の福島に生きる」を振り返りながら、連載を通して見えた、メディア、被災地が直面する問題を、気鋭の社会学者と主催者が語り合った。
対談・開沼博vs.藤代裕之 記事の「炎上」は福島を語るのに重要だった
第15回
漂白が進む街に転がっている変化のサイン 自己目的化しない社会運動を続けるために【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
開沼 博,磯部涼
歌舞伎町のような「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。風営法の問題に正面からぶつかる、音楽ライター・磯部涼。空き家となった店舗、脱法ドラッグショップ、車から降りてくるデリヘル嬢…社会運動を継続するために何をすべきなのか、そのヒントを探る議論へと話は深まる。
漂白が進む街に転がっている変化のサイン 自己目的化しない社会運動を続けるために【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
第14回
ネットの陰謀論は社会を動かしたのか?行き過ぎた被害者意識で届かない主張【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
開沼 博,磯部涼
歌舞伎町のような「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。風営法の問題に正面からぶつかる、音楽ライター・磯部涼。第4回は、厳格化する取り締まりによって進む脱法化する社会の現状、なくなることのない陰謀論の実態、加害者性が失われた運動の真の課題へと話は深まる。
ネットの陰謀論は社会を動かしたのか?行き過ぎた被害者意識で届かない主張【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
第13回
初音ミク、「踊ってみた」、性風俗化するチャラ箱…新しい進化を遂げるクラブ文化のいまとこれから【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
開沼 博,磯部涼
歌舞伎町のような「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。風営法の問題に正面からぶつかる、音楽ライター・磯部涼。初音ミク・きゃりーぱみゅぱみゅ・「踊ってみた」のようなハコを必要としないダンスの形から、女性の性風俗の“チャラ箱”まで、文化としてのクラブを読み解く。
初音ミク、「踊ってみた」、性風俗化するチャラ箱…新しい進化を遂げるクラブ文化のいまとこれから【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
第12回
六本木VANITY摘発で警察が伝えたメッセージ 改正と運用の狭間で揺れ動く風営法問題のいま【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
開沼 博,磯部涼
歌舞伎町のような「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。風営法の問題に正面からぶつかる、音楽ライター・磯部涼。六本木の有名クラブVANITY摘発が大きな話題を呼んだクラブ規制問題。そのとき、警察が発表したあるメッセージとは?踊ってはいけない国の現在に迫る。
六本木VANITY摘発で警察が伝えたメッセージ 改正と運用の狭間で揺れ動く風営法問題のいま【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
第11回
不良も、盛り場も、もはや終わっていく存在なぜ、風営法の問題にたどり着いたのか?【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
開沼 博,磯部涼
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。クラブ規制で注目を浴びる風営法の問題に正面からぶつかる、音楽ライター・磯部涼。対談第1回は、音楽やサブカルチャーの変遷をひも解きながら、なぜ磯部が風営法に目を向けたのか、そのきっかけへと話は深まる。
不良も、盛り場も、もはや終わっていく存在なぜ、風営法の問題にたどり着いたのか?【音楽ライター・磯部涼×社会学者・開沼博】
第349回
震災復興「最前線」の知られざる現実 警戒区域が解除された富岡町のいま【後編】――対談 富岡町長・遠藤勝也×社会学者・開沼博
開沼 博
2013年3月25日、約2年にもおよぶ福島県富岡町の警戒区域指定は解除された。しかし、いまだ廃墟の状態は続いている。警戒区域が解除されたいま、富岡町で4期町長を務めている遠藤勝也氏は何を考えているのか。福島県出身の社会学者・開沼博が震災復興「最前線」の現実に迫る。
震災復興「最前線」の知られざる現実 警戒区域が解除された富岡町のいま【後編】――対談 富岡町長・遠藤勝也×社会学者・開沼博
第348回
震災復興「最前線」の知られざる現実 警戒区域が解除された富岡町のいま【前編】――対談 富岡町長・遠藤勝也×社会学者・開沼博
開沼 博
2013年3月25日、約2年におよぶ福島県富岡町の警戒区域指定は解除された。しかし、いまだ廃墟の状態は続いている。警戒区域が解除されたいま、富岡町で4期町長を務めている遠藤勝也氏は何を考えているのか。福島県出身の社会学者・開沼博が震災復興最前線の現実に迫る。
震災復興「最前線」の知られざる現実 警戒区域が解除された富岡町のいま【前編】――対談 富岡町長・遠藤勝也×社会学者・開沼博
第10回
飛田新地で働く人たちが街を去る理由とは?現役スカウトが描く「漂白」される飛田の10年後【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
開沼 博,杉坂圭介
売春島のように「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む、社会学者・開沼博。そして、大阪・飛田新地の元遊郭経営者であり、現役スカウトマンの杉坂圭介。最終回は、飛田で働く「おばちゃん」「女の子」「親方(経営者)」が街を去っていく理由、さらに「漂白」が進む飛田の10年後が語られる。
飛田新地で働く人たちが街を去る理由とは?現役スカウトが描く「漂白」される飛田の10年後【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
第9回
飛田新地や西成を“きれい”にして残るものとは?「漂白される社会」で行き場を失う人たち【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
開沼 博,杉坂圭介
歌舞伎町のような「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む社会学者・開沼博。そして、飛田新地の元遊郭経営者であり、現役スカウトマンとして活躍する杉坂圭介。第3回では、経営者の過酷な実態、スカウトの“コツ”、さらに、疲弊する商店街の今が語られる。行き場を失う西成地区の未来とは——。
飛田新地や西成を“きれい”にして残るものとは?「漂白される社会」で行き場を失う人たち【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
第8回
飛田新地も無視できない規制強化と価格競争 「漂白される社会」で飛田が歩むこれから【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
開沼 博,杉坂圭介
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む社会学者・開沼博。そして、大阪・飛田新地の元遊郭経営者であり、現在もスカウトマンとして活躍する杉坂圭介。第2回は、新規経営者が増加する飛田の現状、スカウトマンの実態、そして、価格競争が進む飛田のこれからが語られる。
飛田新地も無視できない規制強化と価格競争 「漂白される社会」で飛田が歩むこれから【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
第7回
なぜ、女の子は飛田新地で働くのか?元遊郭経営者が語る飛田の現在【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
開沼 博,杉坂圭介
売春島や歌舞伎町といった「見て見ぬふり」をされる現実に踏み込む社会学者・開沼博。そして、大阪・飛田新地の元遊郭経営者であり、現在もスカウトマンとして活躍する杉坂圭介。異色の2人による対談第1回は、大阪都構想に揺れる飛田のいま、そして飛田に仕事を求める女の子の意外な真実に迫る。
なぜ、女の子は飛田新地で働くのか?元遊郭経営者が語る飛田の現在【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
第6回
心の記録を続けることで記憶をつくりたい「結」のない福島のいまを伝え続ける【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
開沼 博,和合亮一
震災報道には、ゴールをでっち上げることで安心を求める人々の姿が象徴されている。最新刊『漂白される社会』を刊行した社会学者・開沼博と、「詩の礫」としてTwitterで言葉を紡ぎ始めた詩人・和合亮一。なぜ2人は安易な結論を求める流れに抗い続けるのか?対談最終回でその真意が語られる。
心の記録を続けることで記憶をつくりたい「結」のない福島のいまを伝え続ける【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
第5回
権威で後退させられた詩人としての直感 自分のモノサシで等身大の違和感を伝えたい 【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
開沼 博,和合亮一
福島のフィールドワークで注目を集め、売春島、ホームレスギャルなど「見て見ぬふり」をされる存在に迫り続ける社会学者・開沼博。そして、震災を機に、Twitterでありのままを紡ぎ始めた詩人・和合亮一。第2回は、第一人者の権威に縛られる葛藤から、裸の自分を取り戻すまでへと話は深まる。
権威で後退させられた詩人としての直感 自分のモノサシで等身大の違和感を伝えたい 【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
第4回
42年間の経験では震災を語れないTwitterでありのままを紡ぐ詩人の想い【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
開沼 博,和合亮一
福島のフィールドワークで注目を集め、売春島、ホームレスギャルなど「見て見ぬふり」をされる存在に迫り続ける社会学者・開沼博。そして、震災を機にそれまでの自分を捨て去り、Twitterでありのままを紡ぎ始めた詩人・和合亮一。第1回は、あの震災で生じた詩人としての葛藤へと話は深まる。
42年間の経験では震災を語れないTwitterでありのままを紡ぐ詩人の想い【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
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