
丸山貴宏
今の日本企業が「ぜひウチに!」と欲しがる「ひっぱりダコ」の職種には、どのようなものがあるのでしょうか。転職コンサルタントとして活動する筆者が、最新動向をお伝えしていきます。

「経営者直々のスカウト」は、本当に経営層が文面を考えているのでしょうか。「スカウトメールが来たから応募したのに、書類選考でアウト」という、矛盾した現象が起こる理由とは――。“中途採用の謎”について、プロの目線で裏事情をお話ししていきます。

「職務経歴書の作成」にChatGPTが使用されるようになっています。しかし面接できちんと評価され、希望の会社に入社するという転職の目的に立ち返ると、ChatGPTの活用には落とし穴もあります。

自己ブランディングの一環で、転職面接でカタカナ語を使うべきか真剣に検討している人がいるかもしれません。そうした人の本当の評価について、プロの目線から解説します。

転職関連の記事やSNSでの発信を見ていると、「すぐに転職する気がなくても、転職エージェントと定期的に面談する習慣を持とう」といったアドバイスが散見されます。こうしたアドバイスは、果たして適切なのでしょうか。

SNSや転職関連のコラムサイトでは「転職エージェントは複数社の併用がお勧め」との解説がよくなされています。それは本当なのでしょうか?

転職候補者にとって人材紹介会社選びは、転職活動の成否を左右する一大要素だ。案件紹介を頼んではいけない「信頼できない転職エージェント」とは?

転職を決めた人材が、上司だけでなく同僚などにも退職の意向を伝えたところ、仲間たちから熱心に引き止められることがあります。そのとき、同僚たちは内心で何を考えているのでしょうか。

中途採用の面接を受けた後、なかなか合否連絡が来ないケースがある。応募者は「落とされたのかも」と感情が不安定になりがちだ。その間、志望企業の中では何が起きているのか。

心身の不調などで履歴書に空白期間が生じると、転職活動は難しくなるというのがこれまでの定説でした。今はどうなのでしょうか。最新事情を解説します。

転職をせず1社で長く働き続けてきた人は、いざ転職を思い立ったときに中途採用で高評価される。従来はこれが転職市場における定説だった。だが昨今は、必ずしもそうとはいえない状況に変わってきている。

「とりあえずエントリーしましょう」。転職支援サービスに登録した際に、エージェントからこんな言葉をかけられた人は多いだろう。彼・彼女らはその裏で何を考えているのか。同業者が解説する。

新興企業などで人員削減を行う動きが見られました。標的となり、ショックを受けた若手もいるようです。「正直に伝えたら転職で不利になるかも」と不安な人もいるでしょう。実際はどうか、転職コンサルが解説します。

「ずっと今の会社にいたら成長できない」「仕事内容が1年前と同じ。この繰り返しでいいのか」――。これらを転職理由に挙げる人は、働く上で重要な“あること”を見落としています。

ChatGPTの台頭によって「人間の仕事が奪われるのでは」という議論が盛んになっています。今回は転職コンサルタントの目線から、個人がChatGPTに淘汰されないキャリアをつくるにはどうすればよいかを考えてみます。

「配属ガチャ、ハズれた!」「転職するしかないか……」。入社後の配属や人事異動をゲームになぞらえた、「配属ガチャ」という言葉が若者の間で使われるようになった。だが、安易に転職していいのだろうか?

人事異動の多い4月から1カ月が経過した。中には「新しい部署になじめない」「前の部署の方が良かった」「会社を辞めたい」と嘆いている人もいるだろう。だが、安易な転職は禁物である。その理由とは――。

「働き方改革」が広がるにつれ、「こんなゆるい環境にいたら、自分は成長できないのではないか」という危機感から転職を考える若手社員が増えています。この場合、本当に転職が解決策になるのか考えてみましょう。

「転職するならどのタイミングがよいか」というのは、ビジネスパーソンの多くが抱く疑問である。おそらく、ほとんどの人は「景気が良くて、売り手市場のとき」「現職で大きな成果を出したとき」などと答えるだろう。中には「現職でうまくいかないとき」という人もいるかもしれない。だが実は、これらはいずれもベストだとはいえない。は、真に動くべきタイミングはいつなのか。

今の仕事でキャリアを積んできたものの、どうしてもやってみたい仕事がある。それは現在とは異なる業界で、そもそも転職できるかどうか。首尾よく転職できたとしてもキャリアは振り出しに戻ることになる。どうすればよいだろうか……。今回はそのようなケースについてアドバイスする。
