三木雄信
日本製鉄によるUSスチールの買収計画に関して、バイデン大統領に最終判断が委ねられました。一方で先週、ソフトバンクグループの孫正義氏がトランプ次期大統領との親密ぶりをアピールしたばかり。日本製鉄とソフトバンク、米国でのビジネス交渉術に、どんな違いがあるのでしょうか。

話題のドラマ『不適切にもほどがある!』を見て、ある意味ゾッとしました。「令和の職場の人間関係で圧倒的に欠落していること」に気が付いたからです。そして、「このドラマはリーダーシップ研修の教材にしたほうがいい」とも思いました。

暗号資産・仮想通貨の「DOGEコイン」が急騰しています。興味を持って投資したいと思う人が増えているようですが、そもそもDOGEコインとは何でしょうか?ドナルド・トランプ氏の右腕で、起業家のイーロン・マスク氏が、このコインの動向に深く影響を及ぼしている理由とは?一連の流れをおさらいしながら、マスク氏の思惑を考えます。

北海道猟友会が、自治体からのヒグマの駆除要請に原則応じない方針を検討していることが話題になっています。きっかけは、猟銃所持の許可を取り消されたハンターが処分の取り消しを求めた裁判でした。猟友会の方針は、民間任せのクマ駆除のあり方に一石を投じる狙いもあるそうです。

脳の老化の進行に個人差をもたらしているものは何でしょうか?二つの著名な調査研究から、ひも解いてみましょう。性別や遺伝的な影響を除き、ライフスタイル上で三つの要因が大きく影響しているそうです。

自民党総裁選の争点に関して、IPOを目指すスタートアップ・ベンチャー経営者から意見を募ったところ、興味深い回答ばかりでした。厳選して紹介します。

アメリカ大統領選に向けたテレビ討論会が終わり、ハリス副大統領が優勢でトランプ前大統領が劣勢だと伝えられています。ディベートで2人の明暗を分けた差は何だったのでしょうか?発言内容、頻出するキーワード、目線の使い方なども含めて分析してみましょう。英語コーチングスクールの経営者が解説します。

実業家のイーロン・マスクが「トランプ支持」を表明しています。他の西海岸のビッグテックカンパニーのトップが政治的中立を維持しているのとは実に対照的です。英会話コーチングスクールを経営し、海外メディア・ウォッチャーである筆者が、海外報道の点と点を線で結びながら、マスクの頭の中を探ります(敬称略)。

AIブームに後押しされたハイテク株の上昇が続く中で、米国のEC大手アマゾンが世界6社目の「時価総額2兆ドル超」企業になりました。片や、日本のEC最大手である楽天の時価総額はアマゾンに比べて約175分の1しかありません。楽天は27期連続増収であるにもかかわらず、この「大格差」はどんな要因から生まれるのでしょうか。

75もの高級ブランドを持つLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン。世界一の富豪が率いる、世界最大級の企業グループの実態とは? 買収の歴史、決算書分析、世界中のスタートアップを対象にした表彰式の狙いから、ひも解きます。

ソフトバンクグループの2024年3月期決算は、3連続の最終赤字に沈みました。一方で、「過去最高」をたたき出した数字もあります。グループの本質的な価値が最大化したにもかかわらず、孫氏は今回も決算発表には登壇しませんでした。なぜなのでしょうか?

職務内容があいまいな日本でジョブ型雇用の制度だけ導入しても意味がない!コーポレートファイナンスやベンチャービジネスが専門の保田隆明・慶応義塾大学総合政策学部教授に話を聞きました。

大企業を中心に賃上げの「満額回答」が相次ぐ一方で、中小企業では「予定なし」の声も多く、賃上げに“温度差がある”のが実態と言えるでしょう。コーポレートファイナンスやベンチャービジネスが専門の保田隆明・慶応義塾大学総合政策学部教授に「中小企業の賃上げや採用の悩み」について、ソフトバンク社長室長をへて英会話スクールを経営する筆者が、話を聞きました。【前中後編の中編】

岸田首相の英語スピーチが聴衆の心をつかんだ“勝因”は何だったのでしょうか? 米議会でスタンディング・オベーションが10回以上も起きた演説について、難易度や発音・スピード、内容の展開、目線や仕草も含め分析してみましょう。

楽天グループが金融子会社を再編する方針です。グループの財務を改善し、携帯電話事業の成長につなげる狙いがありそうですが、うまくいくのでしょうか? 経営戦略を基本的なフレームワークで考えると、改めて非常に厳しい状況であることが分かりました。

「中小企業の社長の悩み」を専門家と語りながら、さまざまな知見を深めていきます。今回は、コーポレートファイナンスやベンチャービジネスが専門の保田隆明・慶応義塾大学総合政策学部教授に「中小企業の賃上げ」をテーマに話を聞きました。

話題のドラマ『不適切にもほどがある!』を見て、ある意味ゾッとしました。「令和の職場の人間関係で圧倒的に欠落していること」に気が付いたからです。そして、「このドラマはリーダーシップ研修の教材にしたほうがいい」とも思いました。

連日の株高は「半導体経済」がもたらしたもの。ソフトバンクグループの孫正義氏の視点で、半導体経済について過去から未来まで俯瞰します。話題の「AI-RANアライアンス」の意義とは? 孫氏が狙う“獲物”の全貌を解き明かします。

ドラマ「セクシー田中さん」問題の、失敗の本質を探ります。日本テレビと小学館は、どのような再発防止策をとるべきでしょうか。ドラマ制作と漫画執筆をプロジェクトマネジメントとして分析して考えます。

政治資金パーティー裏金疑惑で大揺れの自民党。岸田政権の低い支持率は、この先どうなるのでしょうか。アベノミクスが重視した「あるもの」と決別すれば、岸田首相は起死回生を狙えるかもしれません。
