吉村克己

ルポライター

ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田実業学校卒業後、早稲田大学第一文学部卒業。これまで経済誌や総合誌を舞台に、企業経営者(特に中小企業)、職人、研究者などのインタビュー記事を多数執筆。近年は人物評伝に注力。主な著書に『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)、『よくわかる介護・福祉業界』(日本実業出版社2007年改訂版)、『ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか』(ソフトバンククリエイティブ2006年)、『満身これ学究 古筆学の創始者、小松茂美の闘い』(文藝春秋2008年)、『大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン』(マガジンハウス2011年)、『らくだ君の「直言流」』(出版芸術社)2014年)などがある。
katsumi-y@my.email.ne.jp

第30回
日本一の製品を持つケーブルメーカーが、キャビア生産に乗り出す成算
吉村克己
大田区の地場メーカー、金子コードは戦前から様々な工業用ケーブルをつくってきた。近年では医療用カテーテルのチューブに進出、国内トップの製品も持つ。ここにきてキャビア生産にも乗り出した彼らの目には、常に「海外」が映っている。
日本一の製品を持つケーブルメーカーが、キャビア生産に乗り出す成算
第29回
創業130年の抹茶メーカーがお客の半分を外国人にした海外展開の妙
吉村克己
抹茶入りのアイスクリームや菓子は、国内だけでなく海外でも「Matcha」として人気化している。日本の抹茶を外国人に広めた立役者が、愛知県西尾市に本社を置く「あいや」だ。創業130年の地場企業は、なぜいち早く海外展開に成功したのか。
創業130年の抹茶メーカーがお客の半分を外国人にした海外展開の妙
第28回
世界屈指の技術を持つ社員16人の馬革メーカー、信じるのは「メイド・イン・ジャパン」
吉村克己
「革のダイヤモンド」とも呼ばれるコードバンは、馬の臀部から取れる希少な皮革だ。姫路市にこれを一貫製造する国内唯一、世界でも同社の他に1社しかないというメーカーがある。社員数はわずか16人。高い技術を磨き上げた信念は、どのように培われたか。
世界屈指の技術を持つ社員16人の馬革メーカー、信じるのは「メイド・イン・ジャパン」
第27回
ミス率0.01%以下!世界最高峰のスポーツ計測システムが日本で生まれたワケ
吉村克己
マラソン、トライアスロン、自転車競技など世界中で多くのスポーツ大会が開催されるなか、それを陰で支えるのがスポーツ計測システムだ。実はこの分野で、世界最高峰の精度を誇り、世界23ヵ国に輸出されている日本生まれの製品がある。
ミス率0.01%以下!世界最高峰のスポーツ計測システムが日本で生まれたワケ
第26回
世界に指名される三重の工業薬品会社、「オンリーワン品質」の秘密
吉村克己
工業製品の製造に欠くことのできない材料が化学工業薬品だ。この分野において、国内外で他を引き離すシェアを誇る三重県の中堅企業がある。世界中の企業から引き合いがくる「オンリーワン」の高品質は、いかにして実現されたのか。
世界に指名される三重の工業薬品会社、「オンリーワン品質」の秘密
第25回
日本に122個のメダルをもたらした「競技用車いす」の知られざる匠たち
吉村克己
2020年に開かれるパラリンピック東京大会では、22競技が実施される。障害者のスポーツを発展させている陰の功労者が、オーエックスエンジニアリングという競技用車いすのメーカーだ。アトランタ五輪以来122個にも及ぶメダル獲得に貢献した、彼らの実力とは。
日本に122個のメダルをもたらした「競技用車いす」の知られざる匠たち
第24回
日本のガラパゴス工具「ネジザウルス」が世界中で飛ぶように売れる理由
吉村克己
頭がつぶれているネジ、錆びているネジを、簡単に掴んで外してしまう工具「ネジザウルス」が、シリーズ累計400万本の大ヒットを続けている。ここにきて、海外でも販売実績を伸ばしている。日本のガラパゴス工具が世界中で飛ぶように売れているのはなぜか
日本のガラパゴス工具「ネジザウルス」が世界中で飛ぶように売れる理由
第23回
中国を選ばずフィリピンで躍進、中堅金型メーカー「現地化戦略」の妙
吉村克己
給与や待遇次第で転職することが当たり前のため、進出企業を困らせているフィリピンにおいて、離職率が低いことから大企業も視察に来るという金型・精密プレス加工のメーカーがある。中国に進出せず、あえてフィリピンを選んだ伊藤製作所の現地化戦略とは。
中国を選ばずフィリピンで躍進、中堅金型メーカー「現地化戦略」の妙
第22回
世界の人手不足を救う日本製「焼き鳥串刺し機」の驚くべき性能
吉村克己
海外の日本食ブームで焼き鳥が人気を呼んでいるが、鶏肉を串に刺すにはノウハウが必要だ。そんななか、神奈川県の中小企業が製造する「焼き鳥の自動串刺し機」に海外から注文が殺到している。焼き鳥だけでなく、どんな食材にも対応できる性能の高さがウリだ。
世界の人手不足を救う日本製「焼き鳥串刺し機」の驚くべき性能
第21回
八王子に小さな世界ナンバーワン企業をつくった「ナノテク七人の侍」
吉村克己
八王子市に本社を置くエリオニクスは、従業員100名ながら研究開発用電子ビーム(EB)描画装置で世界一の企業だ。知る人ぞ知る「小さな超最先端企業」を立ち上げたのは、日本電子から独立した技術者など「七人の侍」だった。彼らが磨き上げたナノテク技術の凄みとは。
八王子に小さな世界ナンバーワン企業をつくった「ナノテク七人の侍」
第20回
世界の高級ショップが垂涎、オンリーワンの日本製「リブ編みニット」とは
吉村克己
2018年、日本とスペインの国交樹立150周年を記念し、プラド美術館所蔵の名画を紹介する美術展において、名画をイメージして特別につくられた日本のマフラーが販売され、人気を博している。それは、世界の高級ショップから引き合いが殺到するリブ編みニットだ。
世界の高級ショップが垂涎、オンリーワンの日本製「リブ編みニット」とは
第19回
川崎ベンチャーが開発した超小型EVが「タイの国民車」になる日
吉村克己
タイで日本生まれの4人乗り超小型電気自動車が注目されている。川崎市に本社を置くFOMMが開発した「FOMM ONE」だ。タイの大洪水が開発動機となり、水面を移動できる仰天機能も搭載。現地で購入予約が続々入るという人気の秘密とは。
川崎ベンチャーが開発した超小型EVが「タイの国民車」になる日
第18回
日本の中古農業機械が世界で大人気になった理由
吉村克己
小型で高性能、使い勝手がよい日本の中古農業機械が、今世界中で大人気だ。この中古農業機械の世界流通という新たな市場を創出したのが、鳥取県に本社を置く旺方トレーディングという会社。苦境の日本農家を救う同社のビジネスモデルとは。
日本の中古農業機械が世界で大人気になった理由
第17回
年収7000万円を捨てた元金融マンが「トマト作り」でアジアを魅了するまで
吉村克己
農業の新しい形をつくりたいと一念発起し、7000万円もの年収を捨てて農業へ飛び込んだ元金融マンがいる。運営する農業法人の主力商品は工夫を凝らして開発したトマトで、即完売の人気ぶり。ベトナムなどアジアへの進出も進める。一体どんな会社なのか。
年収7000万円を捨てた元金融マンが「トマト作り」でアジアを魅了するまで
第16回
海外から注文激増の山形産木製ブロック玩具、開発企業の意外な素顔
吉村克己
本業の先行きに危機感を覚え、新事業を模索する中小企業は多いだろう。しかし、電子機器の組み立てを本業とするメーカーが、木製ブロックという知育玩具の製造販売に進出するケースは珍しい。しかもその玩具に、海外から注文が殺到しているというのだ。
海外から注文激増の山形産木製ブロック玩具、開発企業の意外な素顔
第15回
海外の和食店から引き合い殺到、茨城の木桶醤油が高くても売れる理由
吉村克己
茨城県土浦市に本社を置く元禄元年創業の老舗、柴沼醤油醸造は、江戸時代から変わらぬ製法を守り抜くという伝統的なイメージとは裏腹に、世界40ヵ国に輸出するほど海外進出を進めている。海外の飲食店から引き合いが殺到する人気の秘密とは。
海外の和食店から引き合い殺到、茨城の木桶醤油が高くても売れる理由
第14回
着るだけで疲労回復できるウェアがバカ売れ、世界が認めた日本発の特殊素材とは
吉村克己
身に着けるだけで疲労回復を促進してくれるという不思議なウェアが、いま売れている。神奈川県の中小企業・ベネクスが開発、販売する「リカバリーウェア」は、今やドイツを中心に海外でも引っ張りだこだ。世界も認めた特殊素材は、どのように開発されたのか。
着るだけで疲労回復できるウェアがバカ売れ、世界が認めた日本発の特殊素材とは
第13回
茨城企業の「小川で水力発電」できる発電機が新興国を救う
吉村克己
人が飛び越えられるような小川でも、その水流の力で電気を起こすことができる水力発電機がある。実はこの発電機、ネパールやインドといったインフラが乏しい新興国の救世主になる可能性がある。画期的な軽水力発電の仕組みをつくった茨城県の企業とは。
茨城企業の「小川で水力発電」できる発電機が新興国を救う
第12回
「産業用ばね」を世界最速でつくる地方工場、シェア急拡大の裏側
吉村克己
自動車・家電業界にニーズの多い「ばね」は、産業のコメのような存在だ。浜松市の沢根スプリングは、万単位のロットが当たり前の中で、1個単位で加工・販売する小口取引を始めて大成功した。それを可能にした「最速工場」の正体とは。
「産業用ばね」を世界最速でつくる地方工場、シェア急拡大の裏側
第11回
レコード針の需要復活で2200種を世界中に届ける兵庫の地場企業
吉村克己
レコード針と言えば、すでに需要はないと考える人がほとんどだろう。しかし、それは日本人だけ。欧州をはじめ海外では、レコード人気の復活に伴いレコード針の需要が急増しているのだ。実は、その輸出を一手に担う企業が兵庫の奥地にある。
レコード針の需要復活で2200種を世界中に届ける兵庫の地場企業
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