武藤弘樹
アスリートに「ゴミ」「消えろ」…誹謗中傷の連鎖でスポーツ界が乗り出した“スゴイ対策”の中身
インターネット上の誹謗中傷はもはや誰にとっても他人事ではなく、誰もが被害者にも加害者にもなり得る時代だ。パリ五輪は、アスリートへの誹謗中傷に対する問題意識がかつてなく高まった大会でもあった。実は今、スポーツ界では、意外かつ画期的な対策が始まっている。今後、ネット上のリテラシー向上はどのように進むのだろうか。

株価乱高下で“お祈り”ムードの「新NISA民」が学ぶべき、最も賢い戦術とは
「史上最悪の大暴落」――。見たくなかった見出しが踊るここ数日、どれだけ冷静な人であってもつい関連記事を次から次へと開いてしまっているのではないか。今回の株価暴落とその後の急騰、いったい何が起きているのか。我々はこの現象をどう噛み砕き、消化すればいいのだろうか。

パリ五輪開会式が“大炎上”のなぜ、東京五輪も槍玉に上がる「手痛いやらかし」の許容範囲とは
パリで開催されているオリンピックでは、7月26日に催された開会式が大変な物議を醸していて、スポンサーが撤退するまでの事態に発展している。東京五輪が引き合いに出されて批評されてもいる。何がいけなかったのか。そして、この騒動をいったいどう考えるべきか。

月9ドラマ『海のはじまり』が人気独走、「えっ、そこ?」なメッセージが中年の胸に深く刺さる理由
今期の月9ドラマ『海のはじまり』が話題を呼んでいる。幅広い世代に人気の有村架純や、『silent』で好評を得た目黒蓮がメインキャストを務めていることもあるが、何よりそのストーリーの切なさ、やるせなさが視聴者を釘付けにしている。キャストにいまいち思い入れが薄い中年こそが、心をつかまれてしまうのはなぜなのか。

「ちゅ~るちゅ~るはもう歌えない!」愛猫家が吐露、いなば食品への落胆と憤りはかくも深い〈2024上期・人気記事7位〉
2024年上半期に「ダイヤモンド・オンライン」で読者の反響が大きかった人気記事ベスト10をお届けします!第7位はこちらの記事です。

名作マンガ・アニメのリメイクブームに喜び悲しむ「往年のファン心理」が複雑すぎる
日本の大人はマンガとアニメが大好きであること、これはもう否定できない事実である。だからこそ、名作マンガの実写化や再アニメ化がしきりと話題になる。オタクを自認しない人であっても、子どもの頃に親しんだマンガのリメイクとなれば、心が踊るものである。名作マンガ・アニメのリメイクブームが訪れている昨今、往年のファンたちの複雑な心理を読み解く。

『らんま1/2』新作アニメ化にファン歓喜、平成版からどう変わる?年代別の「そわそわポイント」
2022年に再アニメ化された『うる星やつら』に続き、『らんま1/2』が戻ってくる。原作や1980年代のアニメ版を幼少期に楽しんだ40代以上のファンが大興奮で待ちわびているのは当然として、気になるのは10〜20代の受け止め方である。そして「平成版」と何がどう変わるのだろうか。7月中旬に予定されている声優発表を前に、ファンたちの思いを聞いてみよう。

七夕飾りは煩悩の木?短冊に刻まれた老若男女の「切実な願い事」、恋愛・承認欲求・生活不安…
笹の葉サラサラ……。この時期になるとそこかしこで見られるようになるのが、笹飾りと短冊である。願い事には人々の思いがストレートに表れ、そして世相も反映される。令和6年の短冊には、いったいどんな願いが書き込まれているのだろう。

初めての「お泊まり保育」体験記、娘を送り出した父の不安とその後の“開眼ぶり”がハンパなかった!
子育て中の家庭に発生する大きめのイベントの一つが「お泊まり保育」である。子どもにとって好奇心と少しの不安で胸が高鳴るイベントであることは間違いないが、実は送り出す側の親の側もさまざまな感情が渦巻く。お泊まり保育に娘を送り出した筆者が、この経験で感じたことを記しておきたい。

「3時間スマホ断ち」でデジタルデトックス懐疑派のおじさんが達した“悟りの境地”とは
現代人の多くが一度は悩んだことがあるであろうスマホ依存。無為にスマホを眺めて過ごす時間を、アレに使っていたら、これに使っていたら……と思ってしまう。これほどまでに悩む人が多いものだけに、デジタルデトックスのためのアプリも複数リリースされており、試してみる価値はあるだろう。

「睡眠の質向上」で大谷選手なみの集中力も?マットレスは“高級素材ゴリ押し”の時代から超進化していた!
大谷翔平選手が使っているマットレスが一部で話題だが、アスリートならずとも現代人につきまとう悩みのひとつが「睡眠の質」だろう。より良い目覚めと疲労感の解消を目指し、多くの人が睡眠の質向上を目指す。睡眠と切っても切れないのが、どんな場所に横たわるかであり、自ずとマットレスの開発は進んでいく。マットレスの最新事情はどうなっているのだろうか。

おじさんの「メンズ日傘」に賛否両論、猛暑で汗だくでも我慢する否定派の言い分が“昭和時代”すぎた
ここ数年、夏が近づくたびに話題になる「メンズ日傘」。日傘の下では体感温度が5度違うとも言われ、紫外線を避ける意味からも推奨されるものの、年長者ほど「女性が使うもの」という意識が強いのも事実である。今年こそメンズ日傘は市民権を得るのか。中年男性の本音に迫る。

とっ散らかった都知事選、これでいいのか?「蠱毒の壺」を生き抜き「神霊」として君臨する候補は
投票日は7月7日、2024年の東京都知事選が、全体的にとてもとっ散らかっている印象だ。告示日は6月20日なので候補者はまだ確定していないが、現時点(5月20日)では26名が“候補者”の候補者となっている。この選挙戦、いったいどうなるのか。

「わくわくを禁じ得ない!」スクエニ新中計“再起動の3年間”に、おじさんゲーマー3人が送る魂のエール
ゲーム会社のスクウェア・エニックス(以下「スクエニ」)が新中期計経営計画を今月中旬に発表した。ものすごく大まかに言うと、「ここのところ業績振るわなかったから心機一転がんばります」といった内容のもので、それが「再起動の3年間」といった言葉とともに説明されている。この新中期経営計画に含まれる具体的内容や、あるいはただスクエニの「がんばります」という表明を、現役スクエニファンのみならず昔のスクエニファンやゲームから離れて久しい人などがちょっと喜んでいる。どういうことか解説していきたい。

「入浴なんて面倒くさいだけ」風呂キャンセルおじさんたちの並々ならぬ想いと事情
にわかに話題となった「風呂キャンセル界隈」。風呂を面倒くさいと感じる人は性別や年齢に限らずいるだろうが、中年男性(おじさん)の場合の風呂キャンセルは一体どのような結果をもたらすのか。また、風呂キャンセルについての自虐をおじさんがSNSで投稿する現象についても考えてみたい。

「あんなクソゲー!」スプラトゥーンにイラつく人が続出するのはなぜか?
任天堂への威力業務妨害で逮捕された男は「あんなクソゲーを世に出したことを後悔させてやる」と書き込んでいたという。「あんなクソゲー」とは、人気ゲームの『スプラトゥーン』のこと。脅迫は行き過ぎにしても、「スプラ」はイライラするとの声はよく聞かれる。人々を熱中させ、ときにイラつかせるこのゲームの魔力は何なのか。

大阪・関西万博「世間の関心のなさ」がハンパない…それでもまだ一縷の望みがある理由
不安な要素ばかりが伝えられる大阪・関西万博。また、アンケートの結果からは万博に「全く関心がない」と答えた人が9割に及ぶ勢いであり、吉村洋文知事の意気込みと世間の関心に温度差があるように思える。想定来場者数が約2820万人とされる万博は、なぜこれほどまでに人々の心を掴んでいないのか。

マイナンバーの口座ひも付けで財産没収?人々がデマにコロッと騙された納得の理由
手続きをしないとマイナンバーと全ての口座が強制的にひもづけられる――。そんなデマがX(旧ツイッター)やTickTockで拡散した。背景には口座管理法と改正マイナンバー法との混同や、マイナンバーへの漠然とした不安感があるようだ。人はなぜデマに引っかかってしまうのか。

「ちゅ~るちゅ~るはもう歌えない!」愛猫家が吐露、いなば食品への落胆と憤りはかくも深い
猫が好きなものと言えば「ちゅ〜る」。猫を飼っていない人でもその名を知っているほど、いなば食品の「CIAOちゅ〜る」は、猫を惹きつけてやまない商品として知られていた。それほどまでに愛されてきた商品だからこそ、このたびのいなば食品の「ボロ屋ハラスメント」報道は衝撃的だった。愛猫家の落胆と憤りは、実は思いのほか深いのである。

昭和「先生に殴られて育つ」→令和「“桃鉄”で楽しく勉強」、子どもにやさしい社会はどこからが甘やかしか?
時代の変化とともに大きく変わったもののひとつに教育がある。子どもといえば厳しくしつけてなんぼ、いざとなれば殴っても構わなかった昭和の教育は、現代では不適切にもほどがある。一方、このような育てられ方をした上の世代は、下の世代とどのようにコミュニケーションを取れば良いのか戸惑いもあるのではないか。子どもに「やさしい」と「甘やかし」の境界を考える。
