武藤弘樹
ワークマンがおしゃれ好きなおじさんにとって「最もイカしたショップ」である理由
機能性とファッション性、さらにリーズナブルな価格帯から昨今注目を集めているのがワークマンだ。筆者は作業服のイメージから足を向けてこなかったが、いったん着用してみて瞬く間にファンとなった一人である。

「お昼寝ハラスメント」は根絶すべきか?子どもを寝かしつける保育士の言い分
数年前から、保育の現場で「お昼寝ハラスメント」という単語が聞かれるようになってきた。保育園のお昼寝の時間に、嫌がる園児を無理に寝かせようとするのはハラスメントに当たるのではないか、という考え方に基づく指摘である。この「お昼寝ハラスメント」は、今注目されている不適切保育に該当するのか。是正・根絶していくべきなのか。あるいは昨今のなんでもかんでもハラスメントと騒がれてしまう風潮の一環なのか。現役保育士の話を参考にしながら考えてみたい。

山崎まさよし“自然体”の押し付けが招いた「地獄のグダグダライブ」の是非
シンガーソングライターの山崎まさよし(敬称略)が、10月21日に水戸市で行ったライブの内容が物議を醸し、所属事務所から後日希望の観客にチケット払い戻しを行う旨がアナウンスされる事態となった。当日、氏がステージ上で返金対応について言及していたらしく、それが現実となったわけである。21日のステージで一体何があったのか。また、今回の件は各方面でどのように評価されるのかについて、音楽業界の表裏を垣間見てきた経験を基に考えてみたい。

ジャニーズファンはどこへ向かうのか?目からウロコが落ちた当事者たちの吐露
日本のエンタメ業界の中で最も知名度が高いと言ってもいい芸能事務所が、この度社名変更を行った元・ジャニーズ事務所であっただろう。累計ファンクラブ会員数が1300万人以上と言われるこの巨大グループのファンたちは、今どのようなことを考えているのだろうか。この時代において、誰かのファンであったり誰かを「推し」したりしている人は、このような問題を他人事と思えないはずである。当事者たちの本音を聞くと、改めて気づかされることがある。

「子どもの留守番は虐待?」埼玉県のトンデモ条例廃案に感じる、怒りを通り越した不安
子どもの留守番は虐待なのか。突如として議論を呼んだ自民党埼玉県議団が提出した条例改正案は、ひとまず大きな反発を受けて取り下げられるに至った。しかし、子どもにどの程度留守番をさせるかの基準は議論が分かれるところでもあり、今後もこのような問題提起が行われる可能性はある。

「記者ヤバイ」批判浴びたジャニーズ会見「キャンドル・ジュン方式」なら改善する?
今後も語り継がれることになりそうな、大荒れとなったジャニーズ事務所の会見。ジャニーズ事務所への追及とは別に、記者会見のあり方を世に問うことになったのは間違いなさそうだ。

「指笛吹きませんか?」警視庁の3年前のツイートがなぜか話題→やってみたら大変だった!
みなさんは指笛を吹いたことはあるだろうか。おそらく吹いたことがない人の方が多いだろう。また、習得しようとしたもののその難しさから断念する結果となった人も、そこそこいるのではないか。実は今、警視庁のサイト内に「『指笛』吹きませんか」と勧めるページが存在することが話題になっている。

マイホームが破格の550万円!「3Dプリンター住宅」は庶民を救うのか?
現在の住宅価格の高騰は、庶民のマイホームの夢をくじけさせる。そんな中、安価な3Dプリンター住宅の実現化が進んでいる。近未来を感じるイノベーションに胸がときめく一方、住むにあたって現実的な選択肢となり得るのだろうか。

「ビッグモーターより悪質」と批判殺到!ペット業者めぐる新潮報道、ペットショップの生体販売は禁止すべき?
悪質なペット業者は以前から問題視されているものの、根絶に至らないもどかしさがある。そんな中で出たのが、週刊誌のある告発記事だ。

「燃やすしかないゴミ」ちょっと変な名称の深いワケ
「燃やすしかないごみ」という呼称をご存じだろうか。これは複数の自治体で現在使われている可燃ごみを分別するための呼称である。思わず苦笑してしまう呼び方だが、調べると深い真意があるようなのだ。

「食い尽くし系」に非難の声が続々…あなたも予備軍かもしれません
「食い尽くし系」という言葉をご存じだろうか。今「食い尽くし系」という新しい言葉とともに、この言葉が指す人たちの生態が話題になっている。

カエル混入から華麗な復活!「よだれを禁じ得ない」丸亀シェイクうどん大ヒットの理由
今年の夏はその終わりを悲しむよりも、むしろ酷暑を乗り切ったことでお互いをねぎらいたい気持ちの方が強い。暑すぎると人はやる気がそがれ、購買意欲も下がりがちとなる。そんな今夏、バズった商品の企業が取った戦略とは。

野原ひろしは庶民じゃない?『クレしん』最新作「勝ち組」ひろしに違和感の声
『クレヨンしんちゃん』映画シリーズの新作が8月4日に公開された。本作はシリーズ初の3DCGアニメということで話題性も十分だったうえに、その内容も特異性を備えており、注目を集めた。本作は、この国民的人気を誇るアニメ映画シリーズの、今後を占う重要な位置づけになるのではないか。

“迷惑客のサンドバッグ”はもう終わり?ホテル・旅館の「宿泊拒否」年内解禁の行方
長らく「原則的に宿泊拒否は禁止」とされてきた旅館業法が改正され、ホテル・旅館が悪質な客を断ることができるようになる。この改正に、どのような意味があるのかをお盆に考えてみたい。

原爆投下のネタ画像に批判殺到→ハリウッド映画『バービー』が謝罪…大炎上の背景は?
アメリカで公開中の映画『オッペンハイマー』と『バービー』の上映開始日が同じだったことから「バーベンハイマー(Barbenheimer)」というネットミームが生まれた。これをめぐって、日本でひと騒動が巻き起こっている。

子育てパパの「あるある」CMに共感の嵐、父親たちの“沈黙の壁”はなぜ生まれるのか?
育児する男性たち。外出先では他のパパと会話を交わせない、けれど心の中での励まし合いはある……。そんな姿を描いたCM「無言の父たち」が話題になっている。

宮﨑駿『君たちはどう生きるか』の感想が絶賛派と酷評派に二極化した3つの理由【ネタバレなし】
「わかる」「いや、わからない」と感想が割れている宮﨑駿監督の最新作、『君たちはどう生きるか』。その評価が二極化する理由を考察する。

ジャニーズ事務所に関する言及をめぐって、音楽プロデューサーである松尾潔氏の契約解除騒動が話題になった。さらに、この解任に賛同していると名指しされた山下達郎氏のラジオでの発言も物議を醸している。この「山下達郎炎上」について、改めて整理してみたい。

『葬送のフリーレン』というマンガが今話題になっている。アニメ化が決まったのだが、その初回放送がテレビのゴールデンタイムの2時間枠で放送されるのだ。漫画、アニメの人気が高い日本といえども異例の放送だろう。その人気の秘密を抑えておきたい。

女優・広末涼子さんの夫、キャンドル・ジュン氏は「聖人夫」と呼ばれたが、それとは、暴行および不倫を告発する記事が出て、好意的な世論は一転、一気に批判的なトーンに傾いている。世間はいかにして翻弄されたか。告発記事が出る前から会見を懐疑的・批判的に見ていた人はどのような視点を有していたか。
