武藤弘樹
仕事に行きたくない…「奇跡の9連休後」に“仕事スイッチ”を入れる「ささいな習慣」とは?
年末年始の休みが長く、それだけに休みボケをした人も多かったのではないだろうか。しかし、新年の仕事は気持ちを新たに迎えたいもの。ちょっとした習慣から始められるポジティブマインドセットで、晴れやかに仕事に挑もう。

熾烈な「おじさんパーカー論争」と向き合い、パーカー好きの中年ライターが開いた“悟り”とは
少し前に始まった「パーカーおじさん論争」と呼ばれる激しい議論が、決着がついたわけではないが熱が引いてきて、今ようやく一段落したようである。筆者はよく中年男性、すなわち「おじさん」に関する記事を発信してきた。さらにパーカーをよく着る40代半ばの筆者にとって、この話題はまったくの他人事でなく、むしろど真ん中の当事者だったが、激論のすさまじい流れに飲み込まれるのがためらわれて静観するうちに、第三者的な立場を取っていたことが功を奏してか、この議論を通して実りある発見をいくつか得ることができた。これを全人類に、特におじさんに向けてシェアしたい。

檜山沙耶アナ結婚に“ガチ恋”勢が見せたオトナな対応、「恋愛ビジネス」で起きている変化とは?
元ウェザーニュースキャスターで現在フリーアナウンサーの檜山沙耶(ひやま・さや)さんが12月19日にテニスプレイヤーの西岡良仁選手と結婚したことを報告した。檜山さんはとりわけネット上での人気が非常に高いことから、この結婚報告もネットを大いに賑わせた。中には不穏な雰囲気の書き込みもあり、アイドルやアナウンサーについてまわる「恋愛ビジネス」の今後を思わせる出来事となった。

年末年始の「帰省ブルー」カウントダウン、親と子に本音を聞いたら“心の葛藤”が深すぎた
あっという間に今年も12月、数週間後には年末年始の帰省シーズンとなる。実家への帰省は一般的に心休まるひとときと考えられているが、未婚男女の場合、「結婚はいつ?」というプレッシャーに晒されやすい時期でもある。現代の帰省ブルーの実態とは。

「令和の福袋」に見える必死な工夫、「まあ、こんなもんか…」で許されなくなった世の中の事情
年の瀬が迫り、そろそろ話題になってくるのが正月の福袋である。正月の風物詩としてお馴染みの光景ではあるが、昨今の福袋は昔と事情が違うところもある。そんな中で人気が高いのは?知られざる「令和の福袋」事情をお伝えする。

「こんなのアリ?」弁当どころかペペロンチーノまで…電車内の飲食はどこまで許容されるのか
日本人は空気を読むのが得意と言われることもあってか、厳密なルールが存在せずに常識やマナーによってお互いに迷惑がかからないよう調整する場面が多く見られる。「電車内での飲食」もそうで、新幹線ならもちろんOK、混み合う通勤電車ではナシ、といった価値観がなんとなく共有されている。ただし「匂いのキツいものは良いのか」「長距離バスはいかがか」など、詳細な部分でのコンセンサスは取れておらず、たびたびネット上でも議論が紛糾する。あなたにとって「アリ」「ナシ」の分かれ目はどこだろうか。

『ドラクエ3』リメイク版に絶賛と酷評のなぜ、中年ゲーマーが力説する「全世代に愛されるべき魅力」とは?
1988年に発売され社会現象を巻き起こしたゲーム『ドラゴンクエストIII』のリメイクである『HD-2D版』が、11月14日より発売された。プラットフォームはニンテンドースイッチ、プレステ5、Xbox、STEAM、Windowsと複数種用意されていて、幅広いユーザーに遊んでもらうべく挑んだ開発・販売元のスクウェア・エニックスの意気込みがうかがえる。かつての少年少女であった今のアラフォーの期待に応え、当時を知らない若者層の心をつかむのか。その賛否は?

「改正道交法バンザイ!」自転車の罰則強化に歓声を上げる人々が、かくも多いワケ
今月から施行された改正道交法では自転車の「スマホのながら運転」や「酒気帯び運転」が罰金を伴う罰則対象となり、来年5月までには右側通行や歩道の徐行違反などに“青切符”が導入される予定となっている。この自転車への罰則強化に、多くの歩行者やドライバーが歓声を上げている。なぜ自転車は、ここまで煙たがられているのか。

楳図かずおが「特異な感性」の持ち主でも、最期まで愛され続けた納得の理由
先月28日、漫画家の楳図かずおさんが逝去された。享年88歳で、7月に末期の胃がんが発見されたそうである。その数々の作品の偉大さもさることながら、「漫画家」という枠にとらわれない自由さというか広がり方というか、自身を何かに押し込めることなく常に愛とエンターテイメントを周りに提供しようとし続けた生き様は、多くの人から絶大な尊敬、感謝、感嘆、親愛などを集めた。訃報を聞いて惜しむ声がこれほど多い、異才の漫画家の生涯を振り返ってみたい。

衆院選の投票率、低すぎないか…?若者の「1票じゃ何も変わらない」を劇的に変える、ちょっとした一押しとは
選挙における投票率の低下が叫ばれて久しい。今の社会に特に不満はないから行く人が少ないのだ、と考えればそれはそれで良いのかもしれないが、政治への無関心が腐敗に直結しかねないのだから、怖いものがある。「1票じゃ何も変わらない」とはならず、何らかの手応えを感じられる選挙とはどういうものなのだろうか。

息子・娘が「トクリュウ」になる理由、ネット募集から始まる“危険な誘い”の実態とは
頻発する強盗事件が世間を騒がせている。実行犯はネット上での募集に応募したことをきっかけに犯罪に加担する。実行犯が逮捕されても、その指示役まで捜査が届かないこともあり、安全に暮らしたい市民にとっては恐怖でしかない。トクリュウに身を落とすのは、いったいどんな若者たちなのか。

魚肉ソーセージ“再ブーム”に納得!悪魔的にうまい「お手軽ギョニソ料理」病みつきレシピ
魚肉ソーセージが売れている。SNSでも「ギョニソ」レシピはバズり、若者にも人気のようだ。「おじさんのジャンクフード」だったギョニソは、令和の今になってなぜ人気化しているのか。そのまま食べてもおいしいが、アレンジを加えて楽しむのもオツ。魚肉ソーセージの「悪魔のレシピ」をお届けしよう。

セブンがあえて「レジ横ドーナツ」再参入の勝算は?コンビニ王者復活を願うファンの「心からの進言」
セブン-イレブンは、店内で揚げたドーナツの販売を9月から開始した。スタートは首都圏だったが、好調な売り上げを受けて全国販売する方針とのことである。レジ横でのドーナツ販売は2回目だが、今回は前回と違い店内で揚げているのだという。後に引けないこの挑戦を、かつて「セブン信者」を自称するほどセブンが好きだった筆者が分析する。

中年の今どき恋愛事情、燃え上がらなくても若者に負けない輝きを放つ“3つの特徴”
出演者が全員35歳以上の恋愛リアリティショー『あいの里』(Netflix)をご存じだろうか。恋愛リアリティといえば若者のもので縁がない……と思っていた中年も思わず振り返る企画である。若者とは違う、中年ならではの葛藤が見えるのが興味深いが、それでは若者の恋愛になくて中年の恋愛にあるのは何であろうか。

任天堂が突然「取り締まり強化」のなぜ、競合メーカー提訴や迷惑ユーザー制裁を加速する真意
任天堂が人気ゲーム『パルワールド』を手がけるポケットペアを提訴し、ゲーム業界やファンを騒がせている。同時に任天堂の人気タイトル『スプラトゥーン』でも、迷惑ユーザーへの取り締まりが行われた。なぜ任天堂の取り締まりは急に厳しくなったのか。この動きから見られる、任天堂の「覚悟」とは。

『SHOGUN 将軍』を観た人が、「日本すごいだろ」と我が物顔で自慢したくなる納得の理由
米国テレビ界のアカデミー賞と称されるエミー賞の授賞式で、日本作品の『SHOGUN 将軍』が史上最多の18冠を達成した。しかしこの作品、国内で視聴した日本人があまりいないという。いったいなぜ、ここまで評価されたのか。深堀り分析すると、「日本すごいだろ!」と我が物顔で自慢したくなるほど、世界のエンタメ界に大きなインパクトをもたらしたであろう事実が見えてくる。

「隣人ガチャ」に外れた家族の悲惨、モスキート音攻撃で救急車出動…法律に頼るしかないのか?
子どもの遊ぶ声や泣き声は騒音なのか否か。人口密度の高い日本ゆえの問題なのかもしれないが、いつの時代もたびたび話題になる。騒音に悩まされる側、クレームを入れられる側双方が「隣人ガチャに外れた」と思っているであろうこの問題について、改めて検討したい。

『24時間テレビ』はそれでも続くのか?日テレが迫られる「視聴者のこじれた感情」を修復する覚悟
人気番組であると同時に毎年批判も多い『24時間テレビ』(日本テレビ系)。今年はテーマを「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」に変更したことも話題になっていたが、放送後はやはり賛否の声が噴出する結果となった。ネット上では批判の声が大きいように見え、年々これを無視できなくなっているように見える日テレに、展望はあるのか。

映画『ブルーピリオド』になぜハマる?中年の湿った心を熱くする「名セリフ」の味わい方
美大を目指す男子高生が主役の映画『ブルーピリオド』が公開中だ。アニメ化もされた人気漫画が原作だが、中年でも心を揺さぶられる要素が満載だったので、強く推すレビューをここに記したい。特に心が震えるのは、劇中の「名セリフ」の数々である。

「それにしても暑すぎやしないか?」酷暑が劇的に変えてしまった、老若男女の“夏物語”
夕立が「ゲリラ豪雨」と表現されるようになって久しい。美しい日本語が失われたと見る向きもあるが、近年の夏の雨の激しさを表すには、こちらの方がしっくり来るから仕方ない気もする。このように、夏の風景は徐々に、確実に変化している。10年前と明らかに変わった「日本の夏」の現在地を考える。
