武藤弘樹
「2000円のために徹夜?」古古米を笑う人が、なぜか毎年すすんで並ぶ「タイパ最悪の行列」とは
日本人を怒らせるにはコメを粗末に扱えばいい……などとネットの一部ではネタにされるほど、日本人はコメ信仰が強い。主食として慣れ親しみ、もはや体の一部となってしまっているのだから仕方ない。そこへ来て今回のこのコメの高騰と「古古米」騒動である。タイパの悪い「コメ行列」に、なぜ人はトライしてしまうのか。

「騒音おばさん」は“笑われていい存在”だったのか?「晒し動画」を“娯楽化”するメディアへの違和感
誰でも簡単に動画を撮影し、それを世界に向けて公開できるようになった今、ネット上にはたくさんの「晒し動画」があふれている。なんらかのトラブルや他人の迷惑行為を撮影して晒す行為であるが、これが過剰な制裁に制裁につながってしまうこともある。

中古品、売買するならどっち?「メルカリ」と「ジモティー」の決定的な違い
引越しで不用品の処分や新生活に必要な家具の入手で「ジモティー」を活用しまくっていたら、これはこの暗雲立ち込める冴えない時代を明るく乗り切るためのちょっとしたオトモであり、さらにはQOLを上げてくれさえする有益なサービスかもしれないと考えるようになった。節約しながらいい生活を楽しめるのである。おそらく練度としては中級者程度かと思うが、ジモティーを楽しむコツや、ドタキャンしがちな業者崩れの取引相手をコントロールする方法などについて解説したい。

いつの間にか「感じのいい人」になる超簡単な“たった1つの習慣”とは?
時代とともに町の風景は変わっていくもので、そこに暮らす人も変わりゆく町への適応を多かれ少なかれ余儀なくされる。現在では廃れつつも残存する「町内会」のについて考えてみたい。

「都会と田舎、どっちが幸せ?」→「港区育ち」ライターが5年の田舎暮らしで出した「最終結論」
都会と田舎、暮らすならどちらがいいのか。現代人が抱える永遠の課題と言っても過言ではないこの問いに絶対的な答えはないものの、定期的に比べてみたくなるのが人の常。都会出身の筆者は5年間の田舎暮らしで一体何を思ったのか。

「グミ」人気沸騰で「ガム」が凋落の一途、起死回生をはかる大手菓子メーカーの「なりふり構わない」戦略とは
ここ10年、菓子売り場での一番の変化は、グミコーナーの拡大とガム売り場の縮小ではないか。噛むタイプの菓子はもはや「グミ一強」と言っても過言ではない勢いで、ガムは味を楽しむ目的からもはや遠ざかっているようにさえ感じられる。現状を再確認するとともに、ガム再起の可能性も探ってみたい。

「詐欺師も騙せる」ほど進化したAIは“優秀なセラピスト”になれるか?高まる期待と深刻な課題
ビジネスでもプライベートでも、何かにつけてAIが話題となる。写真を「ジブリ風」「少女漫画風」にしてくれる機能は大人気だし、時事ネタについても優れた要約・考察をしてくれる様子がたびたびタイムラインに上がってくる。あまりにも精度が高く「人間的」であるために、彼or彼女との会話にのめり込んでしまうケースも中にはあるようだ。

「中学行かない宣言」の小学生ゲーム実況YouTuber、あえて公言したことへの賛否を考える
子どもの教育に頭を悩ませる親は多い。生き方、働き方が多様な時代だからなおさらである。つい先日、ある小学生ゲーマーの「中学校行かない宣言」が賛否両論となった。現在すでにそれなりの稼ぎがあり、しかも彼の保護者は高学歴なのだという。戦略的に学校教育を避ける選択肢をどう捉えるか。

江頭2:50の大暴れで永野芽郁が涙…「移り気な正義」「テレビの白湯化」が映すポリコレ日本の現在地
江頭2:50さんが出演したTBSの特番がざわついた。「炎上」と紹介すれば話は速いし、実際事が起こった直後は特に「炎上」として広まったが、実態は「炎上」というほど燃えなかった。しかし物議を醸したのはたしかで、さまざまな所でたくさんの人がいろいろな事を語った。この記事も、そうして語られる「いろいろなこと」のうちのひとつである。

「注意できないから…」外国人観光客の迷惑行為を見たとき、絶対NGな対応とは?
SNSなどで外国人観光客への不満や疑問を目にする機会が増えてきた。インバウンドによる経済活性化は期待できても、マナーの問題や文化の違いから国内に暮らす人がストレスを感じることもあるようだ。お互いにとって良い気持ちで過ごすための施作はあるだろうか。

起きてすぐ“かめはめ波”が撃てる!?野沢雅子さんに学ぶ「スーパーサイヤ人級のバイタリティ」を身に付ける法
野沢雅子さんといえば生きながらすでにレジェンドといえる、日本を代表する声優である。彼女がサプライズで先日ドラマ出演したことでネット上では老若男女が歓喜の声を上げ、その人気をあらためて実感することとなった。

「イカゲーム」を見たがる子ども…どう対応すべき?「フィルタリング」以外に親ができること
大ヒットしている『イカゲーム』のみならず、子どもの目に触れる範疇にあるフィクションやゲームの中にはさまざまな「グロい」表現が含まれることがある。保護者がハラハラすることもある現在の状況を眺めつつ、持っておきたい親としての心構えとは。

「ドラえもんの国」で起きた配膳ロボの料理「横取り問題」、悪いのは果たして客だけなのか?
猫型ロボットと聞けば愛しく思ってしまうこの国において、飲食チェーンのあの配膳ロボは他国よりも好意的に受け入れられているのではないだろうか。しかし最近になって問題が持ち上がっている。なんと、勤務に勤しむ配膳ロボからメニューを「横取り」してしまうケースが見られるというのだ。

「辛そうで辛くない少し辛いラー油」「洋食屋さんのただただおいしいドレッシング」…商品名の〈ラノベ化〉が広がる納得の理由
長いネーミング、あるいは説明的な商品名が珍しいものではなくなってから随分たつように思う。ブームはすぐに去るかと思いきや、意外にも人の心に残り続けている。心の中で復唱してしまうことで人の記憶に焼き付くのだろうか。過去にあった抜群なネーミングの商品を振り返ってみたい。

「太郎」に「じょーじ」ってダメ?改正戸籍法5月施行でOK・NGのキラキラネームとは
改正戸籍法が今年施行される予定だ。これに伴い、戸籍の氏名にフリガナが振られることとなる。法務省は、施行に向けてフリガナのOK例とNG例を発表した。一部で話題を呼んでいるその内容とは。

すごい存在感…5万円でも即完売、等身大ぬいぐるみ「サーナイト」が大ウケする理由
約5万円の等身大ぬいぐるみがSNSでバズり、購入者がこぞってこのぬいぐるみの写真をSNSへ投稿しているのをご存じだろうか。物価高に悩む庶民の声が響く中、高価に思えるぬいぐるみが人の心をつかむのはなぜか。

「コメが高い」を解決!家計にやさしく名店の味に負けない、心躍る“非コメ”レシピとは?【今夜から作れる】
コメ価格の高騰が続いている。価格は今年1月の前年比で、計測された地域など諸条件によって差はあるものの、60~80%増と言われている。庶民の家計を確実に圧迫してくるこの事態に備えるために思い浮かぶのはパスタ、うどんなどの小麦類、そしてもち米からできるもちである。日本人の主食に代替食はあるのか。

子連れの公園遊びで「よその親のストレス」から解放される「フランス流」の方法とは?
楽しそうでそう簡単ではないのが子連れでの公園遊びである。環境によるストレスもあるし、もっとも厄介なのが周囲の親との関係だ。親としての責任や、他の親との微妙な関係に悩むストレスと、どう向き合うかを考察する。

「ガンダムって、あの白いロボットですか?」新作映画『ジークアクス』が初心者でも楽しめる「巧妙な仕掛け」とは?
ガンダムの新作映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(通称『ジークアクス』)が1月17日に公開され、週末3日間で興行収入約6億円、週末動員観客数ランキング1位になるなど好調なスタートを切っている。その内容は「初心者にも優しい」というが、果たして本当なのか。

「吉沢亮の泥酔騒動」の謝罪文が見事すぎた…ざわつく世論を収束させたたった1つのポイント
俳優の吉沢亮さんが、自宅マンションの隣室に無断で侵入した件で、被害者に当たる隣人と吉沢亮さんの間で示談が成立した。この旨は、吉沢さん所属事務所アミューズのサイトで、吉沢さん本人のお詫びのコメントともに掲載されている。人気俳優の不祥事ということで、通例なら本人ならびに事務所がごめんなさいして一旦収束となるが、今回は、事務所の対応およびコメントに称賛が集まっているのであった。ただのお詫びのはずが世間にそう受け入れられたのは、なぜか。
