山本興陽
#5
ウィンドウズ2000――。年収2000万円をもらっておきながら、大した仕事もせずに社内に居座る“窓際族”の社員のことを指す隠語だ。入社後数年内に商社を去った若手が目にしたのは、そんな奇怪な社内の現実だった。

#3
エリートのみが入社を許される総合商社。高給と終身雇用が約束されるが、商社を去る若者が増えているという。五大商社に入社後数年内で退社した20~30代の元商社マン4人に、実際に体験した商社内部のリアルを語ってもらった。

牛丼チェーン吉野家を展開する吉野家HDが20年2月期決算でV字回復を果たし、最終黒字に転換した。新型コロナウイルスの感染拡大の中でも足元の業績は踏みとどまっており、「コロナはチャンス」と強気の姿勢だ。

#6
新型コロナウイルスの感染拡大で、ビールメーカーが苦境に陥っている。外出自粛の影響で、業務用が大不振。頼みの家庭用も、利幅の大きいビールから安価な新ジャンルへ消費がシフトし、窮地に立たされている。

コロナで「はちみつ」が爆売れしている理由
新型コロナウイルスの感染拡大と外出自粛要請に伴い、はちみつの売り上げが急増している。学校休校による子どもの「おやつ需要」に加え、テレビ番組の影響で「コロナにはちみつが効く」という誤った情報が流布され、爆売れにつながっている。

第69回
カフェチェーンの王者、スターバックス。コンビニのコーヒーが躍進を遂げて以降も、スターバックスのドリップコーヒーの売り上げは一度も落ちたことがないという。水口貴文社長に「強いブランド」のつくり方を聞いた。

コロナでKFC・マックが見せた「底力」、外食の明暗分かれる
新型コロナウイルスの感染拡大で、外食業界が窮地だ。客足が遠のいているのは高級店やインバウンド比率が高い店舗。その一方で、テークアウトという強みがあるKFCやマクドナルドは底力を発揮している。

#5
縮小を続ける国内のしょうゆ市場。しょうゆメーカーの数はこの30年間で半減した。「キッコーマン=しょうゆ」のイメージが強過ぎることを危惧する堀切功章社長に、今後の生存戦略を聞いた。

#4
キッコーマンの営業利益の7割超を稼ぎ出すのが、海外事業だ。国内食品事業の営業利益率6%に対し、海外食品事業は同20%と超高収益体質だ。その裏側に迫った。

#3
拡大を続ける豆乳市場で、50%超のシェアをたたき出すキッコーマン。躍進の裏には“奇妙”な味の豆乳を連発する“異端”のマーケティング戦略が存在した。

#2
「PBは弱小メーカーが手掛けるもの」という考えは、今は昔。トップメーカーもPBを手掛けざるを得ないケースが増えている。それでもキッコーマンは「しょうゆのPBはやらない」と強気の姿勢を崩さない。

#1
創業103年目にして過去最高益を更新したキッコーマン。同族経営の宿命ともいえる弱点を、キッコーマンは巧みに回避してきた。創業家に伝わる同族経営の弱点を打ち消す“知恵”の秘密を探った。

予告編
キッコーマン、「最強同族経営」が最高益を更新し続ける理由【予告編】
トヨタ自動車やサントリーなど日本を代表する企業であっても、“同族経営”は少なくない。キッコーマンもその一つ。だが、そのスタイルは、一般的な同族企業の“世襲制”とは一線を画す。営業利益に占める海外比率が7割を超え、「千葉の醤油屋」からグローバル企業へと脱皮を遂げた。本特集では、創業103年目を迎えるキッコーマンの同族経営の全貌を解き明かす。

#12
新型コロナウイルスの感染拡大は、思わぬ業界にも影響を及ぼしている。小規模の製造事業者がひしめき合っている豆腐業界に、倒産・廃業の危機が迫っているのだ。その背景には、豆腐業界が持つ特異なビジネスの構造があった。

店のコンセプトから料理の1皿に至るまで、外食産業の経営者は消費者の心をつかむスペシャリストだ。個性派ぞろいの「外食王」たちは何を考えているのか。連載『外食王の野望』で取り上げる外食トップのインタビューを通じ、そのノウハウをおいしくいただこう。今回はCoCo壱番屋を運営する壱番屋の葛原守社長。値上げしても客離れしないと同業他社の間で話題。その訳に迫った。

店のコンセプトから料理の1皿に至るまで、外食産業の経営者は消費者の心をつかむスペシャリストだ。個性派ぞろいの「外食王」たちは何を考えているのか。連載『外食王の野望』で取り上げる外食トップのインタビューを通じ、そのノウハウをおいしくいただこう。今回は磯丸水産などを運営するSFPホールディングスの佐藤誠社長。地方の居酒屋と次々に提携を進めているという。その訳に迫った。

店のコンセプトから料理の1皿に至るまで、外食産業の経営者は消費者の心をつかむスペシャリストだ。個性派ぞろいの「外食王」たちは何を考えているのか。連載『外食王の野望』で取り上げる外食トップのインタビューを通じ、そのノウハウをおいしくいただこう。今回は富士そばを運営するダイタンホールディングスの丹有樹社長。未上場だからこそ実現できる「非効率的な経営」に強さがあると語る、その真意に迫りました。

コンビニと取引して経営悪化、撤退を決断した食品メーカー2社の末路
コンビニと取引したことで経営が悪化した二つの食品メーカーが金沢市にある。共にコンビニとの取引をやめる決断をするが、その後の明暗はくっきりと分かれた。

店のコンセプトから料理の1皿に至るまで、外食産業の経営者は消費者の心をつかむスペシャリストだ。個性派ぞろいの「外食王」たちは何を考えているのか。連載「外食王の野望」で取り上げる外食トップのインタビューを通じ、そのノウハウをおいしくいただこう。今回は日高屋を運営するハイデイ日高の高橋均社長。サラリーマンの「ちょい飲み」需要が減少し、厳しい状況が続く日高屋の打開策や、他業態の「ユニクロ」を参考にしている理由に迫った。

店のコンセプトから料理の1皿に至るまで、外食産業の経営者は消費者の心をつかむスペシャリストだ。個性派ぞろいの「外食王」たちは何を考えているのか。連載『外食王の野望』で取り上げる外食トップのインタビューを通じ、そのノウハウをおいしくいただこう。今回はロイヤルホストなどを運営するロイヤルホールディングスの黒須康宏社長。他の外食企業に先駆けて、2017年に全店で24時間営業を廃止した理由を聞いた。
