上田真路
第16回
新築物件の施工会社が突如、倒産!「このままでは破産するかも」という難局をどう乗り越えたか?
2015年の春、不動産投資家としての最初の新築投資物件が無事に着工し、全てが順風満帆に進んでいる余韻に浸っていた。そこへ届いたのがハーバード大学院からの不合格通知のメールだった。何とか受験をこなしたという自負があっただけに、とてつもないショックを受けた。それからほどなくして、せっかく着工した新築物件の施工会社が突如、倒産するという信じられない事態が起こった。正直、この時は破産さえも覚悟したほどだった…。

第15回
大手不動産投資系ポータルサイトを使ったDo Your Homework! こそ、生き残る大家への近道
大手不動産投資系ポータルサイトには、建物の写真付きでさまざまな物件が載っている。BOE分析の練習にはもってこいの情報の宝庫だ。サイトに気になる物件があれば、10件、100件と地道にBOE分析をやってみよう。これを繰り返し行い、数字の勘所がわかってくれば、優良物件を見極める数字的感覚が研ぎ澄まされていき、投資に価する物件を引き当てる確率がどんどん上がってゆくのが実感できる。

第14回
東京丸の内の新築ビルの期待利回りは、何パーセントなら投資してもいいか?
投資家があなたの不動産を買うとして、どれくらいの利回りを期待して買うのか? この期待利回りのことをCap Rateという。では、期待利回りが高い、低いとは具体的にどういうことなのか。高田馬場、丸の内、高知駅前の物件があったとして、それぞれの期待利回りがどれくらいなら投資してもいいのだろうか?

第13回
表面利回り8%という物件の市場での不動産評価額は、一体いくらなのか?
不動産投資の利回りとは、総開発/投資費用(TDC:Total Development Cost)に対して、年間でどれだけのリターンが利回りとしてあるかという投資指標だ。表面利回りとは、物件が満室想定時にどれだけ稼ぐ可能性があるかを示す投資リターン。対して実質利回りとは、現状の実際の空室率や賃貸経費を加味した、よりリアルな純収益に対する利回りとなる。この2つは国際的には非常に重要な意味を持っているが、日本のマーケットでは、特に表面利回りが注目される。

第12回
自己資金1000万円で1億2000万円の物件を開発した場合、不労所得はいくらになるか?
個人大家さんも、ハーバードデザイン大学院(GSD)の教授陣も、封筒裏書き分析法(BOE分析)を実践している。これを何回も繰り返すことが、どんな時代でも生き残れる不動産投資家への道だ。やればやるほど分析の速度と精度が上がり、掘り出し物にたどり着ける確率が上がる。自己資金1000万円で1億2000万円の物件を開発した場合について、BOE分析してみよう。

第11回
ハーバードで学んだ不動産学は、世界の共通語、一生使えるスキル「BOE分析」とは?
昔から不動産投資家は街を歩きながら、売り物件を見つけては、手持ちの封筒の裏でさっと分析して投資判断をしてきた。その物件が投資に価(あたい)するかどうかを、要点をついた数字で瞬時に判断したところから、この普遍的で素早い計算方法の名前がきている。もちろん、現在でも、世界中のどこでも普遍的に使える手法であり、これは共通言語だ。

第10回
身近な住まいの感覚から始める不動産投資の世界“What's Your Rent Analysis”とは?
複雑そうな不動産投資分析も、実際はシンプルで身近な数字からスタートできる。大学時代や社会人に成り立てのころ、自身で、あるいはご両親の力を借りて、初めて家賃を払い始めたころを覚えているだろうか? 不動産投資の世界に飛び込むために、手触り感のある最も身近な「ケース・スタディ」は、自分の払っていた家賃から始める投資分析だ。これを僕は“What's Your Rent Analysis”(あなたの払っている家賃分析)と呼んでいる。

第9回
不動産投資で成功しているメガ大家たちが、日常的に、黙々と続けているあるゲームとは何か?
このゲームは古今東西、どんな不動産ノウハウの中でも、最も重要で普遍的なものだということは、不動産の書籍を読んだり、また投資を実際に行ってきた方ならご存じだろう。しかし、理論としては知っているけど、はたして、日々の忙しさの中で、このシンプルな誰にも強要されないことを淡々と実行できるだろうか? これは僕も実践してきたからこそ言えるし、とてつもない成功を続けているメガ大家たちも日常的に、まるで呼吸をすることと同じように黙々と行っていることである。

第8回
筋の悪い投資話にダマされないために、必ずやらなければいけないたった1つのこと
不動産営業マンが持ってくる都合のよいセールストークを信じてはいけない。節税や将来の貯金になるからと、勧められるがままに契約してしまったら大変なことになる。たとえ多少面倒だとしても、ほんのちょっとだけ自分自身の手と頭を使って考えてみれば、筋の悪い投資話には見向きもせずに、成功する投資だけに集中することができるようになるだろう。

第7回
何をおいても身につけるべき不動産投資に必要なスキルそれは、Do Your Homework!!
世の中に不動産や建物を買わせたい人は山ほどいるが、その中で本当に投資してよいと判断できるものは、誰も教えてくれない。そんなの当たり前だ。もし僕が自身で本当に投資をしてよいと思った物件を、あなたにタダで教えるだろうか? ダマされたくなかったら、自分自身で見極める目を持つ必要がある。そのための最も大切な生き残るためのスキルが「Do Your Homework!!(自分の宿題をする)」なのだ。

第6回
不動産投資用語は世界で普遍の共通言語だった
多くの不動産投資本やセミナーが、基礎体力といえる、不動産投資の基本を教えていない。基本ができて初めて自分の独自性を出したり、エッジの利いた特殊な不動産投資もできるようになる。まずは準備体操をしてもらいたい。それは、世界共通言語と言われる不動産投資用語を覚えることである。

第5回
ひとりでも多くのクリエイティブなプロデューサー型大家が生まれて欲しい
私自身の大家としての当面の数字的な目標は、1万人の住み手の成長や充実したひと時を最大化できる住宅を提供することだ。人を活気付ける空間や建物が増えてくれば、街も次第に活気付くし、それぞれの地域の持ち味をいかした街並みが形成され、あたらしいコミュニティが生まれることにも繋がる。そのように醸成された魅力ある街は、地域住人が自信の持てるものになり、外部からも新しい人々が移り住むという好循環が生まれる。これを実現するのが、地域のクリエイティブ大家さんなのである。

第4回
Why Real Estate?なぜ、不動産投資をやりたいのか?
あなたは不動産投資家として、あるいはこれから不動産投資を始めるにあたり、何かテーマを持っているだろうか? なぜ、不動産投資を始めたいのだろうか? ハーバードの入学試験をパスするために最も重きを置かれるのがエッセイだ。このエッセイで答えなくてはいけない、シンプルだが核心を突く問い、それが「Why Harvard?(なぜ、ハーバードなのか?)」だ。

第3回
よい不動産ができれば、よい人が住んで生き生きと暮らし、活気ある街ができる
自分がつくった建物がデザイン的にも優れ、唯一無二の住環境を提供しているとする。あなたの建物にプレミアムな家賃を払ってでも住みたい人が集まれば、画一的なマンション物件よりも利回りは高く得られるようになる。この好循環に入った大家さんは大きな経済的リターンが得られ、さらに大きな不動産投資を実行したくなる好循環が生まれる。

第2回
資産26倍をも可能にするハーバード式不動産投資術の極意「Creating α」とは
ハーバード式不動産投資術とは何か? ハーバード大学デザイン大学院で学んだそのコアとなる考え方は、「Creating(クリエイティング) α(アルファ)」というもの。それは、1「デザイン」、2「ファイナンシング(投資計画と資金調達)」、3「チームビルディングとネットワーキング」、4「景気サイクル&出口戦略」、5「再現性&成長性」の5つに着目することだ。

第1回
ハーバード大学院で学んだ世界のどこでも通用する不動産投資のノウハウとは
どんな時代でも生き残れる不動産投資家になるための極意とは何か? 1.自己流で編み出してきた投資手法、2.メガ大家の先輩方からの教え、3.不動産投資成功の普遍的な方程式であるハーバード大学院からの学び。この3つの学びを融合・整理し体系化したのが「ハーバード式不動産投資術」だ。
