
フェルディナント・ヤマグチ
航空自衛隊 那覇基地レポートの4回目は、いよいよ基地にある飛行機を紹介する。今回取り上げるのは、早期警戒機E-2C。背中に大きな「お皿」を載せた、かなり特徴的な姿の航空機だ。このE-2Cは、航空作戦を効果的に遂行する使命を担う、非常に重要な飛行機である。E-2Cとはいったいどんな飛行機なのか?E-2Cのパイロットに詳しく話を伺った。

試乗記編を掲載するときに「ホンダで『N-BOXの次』に売れているクルマ」というタイトルを付けたコンパクトミニバン「FREED(フリード)」。この原稿が届いたのとちょうど同じ日に、「日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025」を受賞しました。“今年の1台”になったフリードは、コンパクトな5ナンバーサイズで3列シートのミニバン。「最大のライバルはシエンタですよね?」と切り込むフェルさんに対し、開発者の答えは……?

11月19日に新しいブランドロゴを発表したジャガーが、本日、2026年に発売する新コンセプトモデルを発表しました。新ブランドロゴは賛否両論、イーロン・マスクがXで反応するほど話題となったのですが、肝心のクルマはどれくらい新しくなるのか?ロンドンで行われた発表会で、フェルさんが責任者にインタビュー、「ジャガー再出発プロジェクト」について聞いてきました。

今回試乗したのは、2023年の自動車販売ランキングで総合10位という非常に人気なコンパクトミニバン「フリード」だ。ホンダの中ではN-BOXの次、2番目に売れているというフリード。実際に乗ってみて人気に納得した。首都高から千葉の海まで、たっぷり試乗した感想をお届けする。

普段、東京と宮崎を往復しているフェルさんから、ある日、担当編集アヤノ(私)宛てに「ちょっとイギリス行ってくる!火曜日の夜に記事を出してほしいから、枠を確保しといて」と連絡が来ました。英国の自動車メーカー「ジャガー」が大幅にロゴを変更、ロンドンで極秘に行われる発表会に招かれたので、速報原稿を送るというのです。新しいロゴはこれまでとは全く違うテイストで、私も「えっ」とビックリ。しかし原稿を読んでいたら、さらに驚きの衝撃情報が書かれていたのです。えぇっ、ジャガーさん、そんなことして大丈夫なの……?

航空自衛隊 那覇基地レポートも今回で3回目。他国の軍用機などが日本の空に飛んでくる場合などに航空自衛隊の戦闘機が緊急発進する「スクランブル」は、我々一般人が思うよりもずっと多く、さらに2012年以降は対中国のスクランブルの回数が急増している。中国軍の動きが空も海も活発化しており、今年9月には中国の空母が与那国島と西表島の間を航行した。与那国島や西表島は日本の領土だが、ほぼ台湾の隣であり、沖縄・那覇からでもかなりの距離がある。自衛隊はどのように中国軍をウォッチしているのだろうか?航空自衛隊 南西航空方面隊司令部 防衛部長にインタビューした。

前回から始まった、航空自衛隊 那覇基地レポート。引き続き、航空自衛隊の将官(自衛隊の幹部のうち、最高位)お二人のインタビューをお送りします。他国の飛行機が日本の領空を侵犯してきた場合などに、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)する……という理解だったのですが、実はかなりひんぱんに行われている、というのが今回のお話。なんと、多い年では年間1160回!平均して1日3回くらいあるというのです。急増したのは2012年のあるできごとからでした。それは何かというと……。

「走りながら考える」本連載。今回から数回に分けて、航空自衛隊の取材レポートをお送りする。取材に応じていただいた航空自衛隊 那覇基地と南西航空方面隊は、文字通り日本の防衛最前線だ。中国、ロシア、北朝鮮など、周辺の国から国籍不明の飛翔体が領空内に飛んできたらどのように対応するのか?また、軍事に詳しい政治家がトップに立つと、防衛の考え方や自衛隊の動き方は変わるのか?航空自衛隊の将官(自衛隊の幹部のうち、最高位)お二人に、率直に話していただいた。

「バイクを売るならGOバイク王」は看板に偽り!?フェルディナント・ヤマグチ、日経からダイヤへ“電撃移籍”〈2024年度上期・会員ベスト4〉
お初にお目にかかります。私、フェルディナント・ヤマグチと申す若輩者です。この度、ダイヤモンド・オンラインにて筆を執らせていただく運びとなりました。記念すべきダイヤモンド・オンライン移籍第1回となる今回は、バイク買い取り専門店(と誤解されている)、軽妙なCMソングでおなじみの「バイク王」の裏事情についてお届けします。

10年ぶりにモデルチェンジしたMINI。フェルさんが試乗したのはガソリン車のMINIクーパーSですが)、今回からラインナップにEV版MINIも登場しています。新しいMINIはデザインが大きく変わり、全体的にシンプルですっきりした印象になりました。それはなぜなのか?さらに一番売れているMINIはどれなのか、そしてフェルさんも気付かなかった「すごい新機能」についても教えてもらいました。新デザインの秘密に迫る、インポーターインタビュー後編をお届けします。

10年ぶりにモデルチェンジしたMINI。スポーツモデルである「MINIクーパーS」に試乗したフェルさんはその乗り心地にほれぼれしつつ、「デザインが地味になった」とおかんむり。しかし新型を見たMINIオーナーたち、特に若者は「新しいMINIのデザインのほうがシンプルで好み」だというのです。ネガティブにいえば“地味”、ポジティブにいえば“シンプル”なデザインを採用した理由はなぜなのか?担当者に聞いてみたところ、その答えは……。

日本で一番売れてる外車、もとい、輸入車は何だかご存じですか?小さくてキビキビ走る、BMWのかわいいあのクルマ……そう、MINIです。このたび10年ぶりにモデルチェンジしたMINI。外観もですが、中身がガラッと変わりました。新しくなったMINIにたっぷり1週間乗ってきたので、その試乗記をお届けします。売れてるだけあって、熱烈なファンも多いMINI。フェルさん、1週間の間に何度もMINIオーナーに話しかけられたそうで……。

不肖フェル、本名を明かさずにクルマのコラムを書いたり、マスクをかぶってメディアに顔を出したりしておりますが、これは世を忍ぶ仮の姿。私の本業は、半導体業界のとある企業に勤めるマジメな会社員であります。いつもは注目のクルマの試乗記や開発者インタビューをお送りしている本連載ですが、今回は趣向を変えて、私の本業である「半導体とクルマ」をテーマにしたエッセイをお送りします。

驚異の乗り心地を実現し、さらには東京-新潟間を充電なしで余裕で往復できるというメルセデス・ベンツのEV「EQS」。さすがはSクラスのEV版、といったところだが、不肖フェルはまだどうしてもEVを信じ切れないところがある。以前、雪道を走り、宿で一泊しただけで、とんでもなくバッテリーが減っていた経験があるのだ。EQSは冬の寒冷地でも本格的に使えるのか。担当者の答えは予想外、「カラダを張った」ものだった。

前回試乗して、その乗り心地の良さ、スムーズさに驚いたメルセデス・ベンツの電気自動車「EQS」。しかし先日、「EQSの名は1代限りでなくなる」「将来的には、内燃機関とEVの2つのSクラスが存在する」というニュースが飛び込んできた。最近試乗したさまざまなEVの中でもナンバーワンの乗り心地をどのように実現したのか。航続距離700kmは本当なのか。気になることをとことん聞いてきた、メルセデス・ベンツのインタビューをお届けします。

メルセデス・ベンツのフラッグシップセダンである「Sクラス」。同社のEV専用プラットフォーム「EVA」を初採用し、乗り心地も質感も最上級に仕立て上げた、Sクラス相当のフルサイズ電気自動車が「EQS」である。いわば「EV版のベンツSクラス」ともいえるこの高級車の乗り心地はいかに?街や山をたっぷり走り込んできた試乗記をお届けします。

トヨタ、フォルクスワーゲンに次ぐ、世界第3位の自動車メーカーであるヒョンデ(現代自動車)。日本市場からは2009年に撤退したが、2022年にEV専業メーカー(一部燃料自動車も)として再参入した。ライバルはBYDだ。そんなヒョンデの「IONIQ 5 N(アイオニックファイブ エヌ)」は、なんと609馬力、ブーストボタンを押せば10秒間だけ650馬力になるという、多くのスポーツカーが太刀打ちできない馬力を誇る怪力EVである。しかも価格は858万円~と、現時点では「世界最安のスーパーカー」と言っていい。ヒョンデはなぜ、こんなとんでもないEVを造ったのか。そもそも、ハイブリッドですらなく、純粋なEVでスポーツカーを造るということは、無理があるのではないのだろうか?筆者の問いに対し、ヒョンデの答えは……。

今回は、いわば全編がヨタ話。北海道Surf&Campツアーのリポートです。昨今のキャンピングカーブームは大変な勢いであり、私も流行に乗り遅れまいと、北海道でキャンピングカーを走らせてきました。

ヒュンダイ改めヒョンデ(現代自動車)のEV「IONIQ5(アイオニックファイブ)」。そのハイパフォーマンスカー版として登場したのが今回試乗した「IONIQ5 N」である。本連載で紹介したマツダND型ロードスターは136馬力、日産R35型GT-Rが570馬力なのだが、IONIQ5 Nはなんと609馬力、ブーストボタンを押せば10秒間だけ650馬力になるという怪力EVである。さらには「EVならでは」の機能をてんこ盛りにした上で、価格は858万円~と、競合するスポーツカーに比べると圧倒的に安い。いったいどんなクルマなのか、じっくりと試乗してきた。

ジャガー・ランドローバー社の誇るクロスカントリー車「ディフェンダー」。あらゆる道を走破できるオフロード向けのクルマだ。先月、現行ディフェンダーの中でも最もタフで走破性が高いというフラッグシップモデル「ディフェンダー・オクタ」が登場した。極寒の地や水の中を走るようなこういうクルマも、本当にこれからEV化するのだろうか?
