
フェルディナント・ヤマグチ
「走りながら考える」本連載。今回から数回に分けて、航空自衛隊の取材レポートをお送りする。取材に応じていただいた航空自衛隊 那覇基地と南西航空方面隊は、文字通り日本の防衛最前線だ。中国、ロシア、北朝鮮など、周辺の国から国籍不明の飛翔体が領空内に飛んできたらどのように対応するのか?また、軍事に詳しい政治家がトップに立つと、防衛の考え方や自衛隊の動き方は変わるのか?航空自衛隊の将官(自衛隊の幹部のうち、最高位)お二人に、率直に話していただいた。

「バイクを売るならGOバイク王」は看板に偽り!?フェルディナント・ヤマグチ、日経からダイヤへ“電撃移籍”〈2024年度上期・会員ベスト4〉
お初にお目にかかります。私、フェルディナント・ヤマグチと申す若輩者です。この度、ダイヤモンド・オンラインにて筆を執らせていただく運びとなりました。記念すべきダイヤモンド・オンライン移籍第1回となる今回は、バイク買い取り専門店(と誤解されている)、軽妙なCMソングでおなじみの「バイク王」の裏事情についてお届けします。

10年ぶりにモデルチェンジしたMINI。フェルさんが試乗したのはガソリン車のMINIクーパーSですが)、今回からラインナップにEV版MINIも登場しています。新しいMINIはデザインが大きく変わり、全体的にシンプルですっきりした印象になりました。それはなぜなのか?さらに一番売れているMINIはどれなのか、そしてフェルさんも気付かなかった「すごい新機能」についても教えてもらいました。新デザインの秘密に迫る、インポーターインタビュー後編をお届けします。

10年ぶりにモデルチェンジしたMINI。スポーツモデルである「MINIクーパーS」に試乗したフェルさんはその乗り心地にほれぼれしつつ、「デザインが地味になった」とおかんむり。しかし新型を見たMINIオーナーたち、特に若者は「新しいMINIのデザインのほうがシンプルで好み」だというのです。ネガティブにいえば“地味”、ポジティブにいえば“シンプル”なデザインを採用した理由はなぜなのか?担当者に聞いてみたところ、その答えは……。

日本で一番売れてる外車、もとい、輸入車は何だかご存じですか?小さくてキビキビ走る、BMWのかわいいあのクルマ……そう、MINIです。このたび10年ぶりにモデルチェンジしたMINI。外観もですが、中身がガラッと変わりました。新しくなったMINIにたっぷり1週間乗ってきたので、その試乗記をお届けします。売れてるだけあって、熱烈なファンも多いMINI。フェルさん、1週間の間に何度もMINIオーナーに話しかけられたそうで……。

不肖フェル、本名を明かさずにクルマのコラムを書いたり、マスクをかぶってメディアに顔を出したりしておりますが、これは世を忍ぶ仮の姿。私の本業は、半導体業界のとある企業に勤めるマジメな会社員であります。いつもは注目のクルマの試乗記や開発者インタビューをお送りしている本連載ですが、今回は趣向を変えて、私の本業である「半導体とクルマ」をテーマにしたエッセイをお送りします。

驚異の乗り心地を実現し、さらには東京-新潟間を充電なしで余裕で往復できるというメルセデス・ベンツのEV「EQS」。さすがはSクラスのEV版、といったところだが、不肖フェルはまだどうしてもEVを信じ切れないところがある。以前、雪道を走り、宿で一泊しただけで、とんでもなくバッテリーが減っていた経験があるのだ。EQSは冬の寒冷地でも本格的に使えるのか。担当者の答えは予想外、「カラダを張った」ものだった。

前回試乗して、その乗り心地の良さ、スムーズさに驚いたメルセデス・ベンツの電気自動車「EQS」。しかし先日、「EQSの名は1代限りでなくなる」「将来的には、内燃機関とEVの2つのSクラスが存在する」というニュースが飛び込んできた。最近試乗したさまざまなEVの中でもナンバーワンの乗り心地をどのように実現したのか。航続距離700kmは本当なのか。気になることをとことん聞いてきた、メルセデス・ベンツのインタビューをお届けします。

メルセデス・ベンツのフラッグシップセダンである「Sクラス」。同社のEV専用プラットフォーム「EVA」を初採用し、乗り心地も質感も最上級に仕立て上げた、Sクラス相当のフルサイズ電気自動車が「EQS」である。いわば「EV版のベンツSクラス」ともいえるこの高級車の乗り心地はいかに?街や山をたっぷり走り込んできた試乗記をお届けします。

トヨタ、フォルクスワーゲンに次ぐ、世界第3位の自動車メーカーであるヒョンデ(現代自動車)。日本市場からは2009年に撤退したが、2022年にEV専業メーカー(一部燃料自動車も)として再参入した。ライバルはBYDだ。そんなヒョンデの「IONIQ 5 N(アイオニックファイブ エヌ)」は、なんと609馬力、ブーストボタンを押せば10秒間だけ650馬力になるという、多くのスポーツカーが太刀打ちできない馬力を誇る怪力EVである。しかも価格は858万円~と、現時点では「世界最安のスーパーカー」と言っていい。ヒョンデはなぜ、こんなとんでもないEVを造ったのか。そもそも、ハイブリッドですらなく、純粋なEVでスポーツカーを造るということは、無理があるのではないのだろうか?筆者の問いに対し、ヒョンデの答えは……。

今回は、いわば全編がヨタ話。北海道Surf&Campツアーのリポートです。昨今のキャンピングカーブームは大変な勢いであり、私も流行に乗り遅れまいと、北海道でキャンピングカーを走らせてきました。

ヒュンダイ改めヒョンデ(現代自動車)のEV「IONIQ5(アイオニックファイブ)」。そのハイパフォーマンスカー版として登場したのが今回試乗した「IONIQ5 N」である。本連載で紹介したマツダND型ロードスターは136馬力、日産R35型GT-Rが570馬力なのだが、IONIQ5 Nはなんと609馬力、ブーストボタンを押せば10秒間だけ650馬力になるという怪力EVである。さらには「EVならでは」の機能をてんこ盛りにした上で、価格は858万円~と、競合するスポーツカーに比べると圧倒的に安い。いったいどんなクルマなのか、じっくりと試乗してきた。

ジャガー・ランドローバー社の誇るクロスカントリー車「ディフェンダー」。あらゆる道を走破できるオフロード向けのクルマだ。先月、現行ディフェンダーの中でも最もタフで走破性が高いというフラッグシップモデル「ディフェンダー・オクタ」が登場した。極寒の地や水の中を走るようなこういうクルマも、本当にこれからEV化するのだろうか?

マツダの2シータースポーツカー、ロードスター。2015年デビューのND型は、今年マイナーチェンジという名の大幅な改良を行い、乗り味が大幅に向上(https://diamond.jp/articles/-/345396)。モデル10年目にも関わらず過去最高の売上を達成している。とはいえ、10年経っているのだから、次のロードスターが気になるのは筆者だけではないはずだ。次のロードスターは電気自動車になるのか?そしてもう一つの疑問。ロードスターはきちんと利益を出して、儲かっているクルマなのだろうか?開発者に直接、聞きにくい質問をぶつけてきた。齋藤主査の答えは?

マツダ「ND型ロードスター」は、今年マイナーチェンジという名の下に大幅な改良を行ったばかりだ。技術仕様書にあった「アシンメトリックLSD」なるものの効果なのか、首都高の急カーブでの挙動はピタリと安定、ステアリングは感触良く、ブレーキはよく効き……と、試乗記(https://diamond.jp/articles/-/345396)にも書いたとおり、新生ロードスターの乗り心地に筆者は感心しきりだった。ところが開発者に聞いたところ「ブレーキは変えていない」というのだ。えっ、ちょっとそれ、どういうこと……?

2024年上半期に「ダイヤモンド・オンライン」で会員読者の反響が大きかった人気記事ベスト10をお届けします!第3位はこちらの記事です。

今年35周年を迎えるマツダの2シータースポーツカー、ロードスター。2015年デビューのND型ロードスターは、今年、マイナーチェンジという名の大幅な改良を行った。その乗り心地は試乗編に書いた通りだが、なぜモデル末期といえるこのタイミングで大幅な改良を行ったのか? さらには、デビューした2015年よりも去年のほうが売れており、さらにはモデル10年目となる今年、過去最高の売り上げを達成しているという。「趣味のクルマ」であるロードスターに今、何が起こっているのか?開発者にじっくりと裏話を聞いてきた。

日産自動車のスーパースポーツカー「GT-R」。現行モデルの「R35型GT-R」は実に17年も愛され続けたが、ついに2025年8月で生産を終了する。来年以降、日産はどうするつもりなのか。GT-Rはこれで終わってしまうのか?次期モデル「R36型」(仮称)は出るのか?はたまた次世代GT-Rはもしかして電気自動車化されるのか……? ファンなら絶対気になるポイントを、GT-Rのことを世界一よく知る男・田村宏志氏に突撃インタビューしてきた。

日産自動車のスーパースポーツカー「GT-R」。現行モデルの「R35型GT-R」が登場したのは実に17年前だが、2025年8月で生産を終了する。国内最速のスポーツカーGT-Rのブランドアンバサダーであり、開発者でもある田村宏志氏に、R35型GT-R誕生秘話を聞いていく。

日産自動車のスーパースポーツカー「GT-R」。現行モデルの「R35型GT-R」は2007年12月に登場、実に17年も愛され続けたがついに2025年8月で生産を終了する。そのR35型GT-Rの最終年次型に試乗する機会をいただいた。しかも「GT-Rの進化を一番感じられるから」という理由で、R35型の中でも最高グレードの「プレミアムエディションT-spec」である。今回はその試乗記をお届けする。
