対話で分かる地政学#予告Illustration by Yuuki Nishimura

米中対立に加え、ロシアのウクライナ侵略、中東情勢の緊迫化など世界は混迷を極めている。われわれにも影響を及ぼす複雑な世界情勢を読み解く道具が地政学だ。地政学を理解すれば、各国の“振る舞い”が分かり、世界の「仕組み」も見えてくる。特集『対話で分かる地政学』では、10月16日(月)から23日(月)までの全14回にわたり、みんなに役立つ地政学を超基本から対話形式でやさしく学んでいく。(ダイヤモンド編集部副編集長 名古屋和希)

「週刊ダイヤモンド」2023年10月21日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。登場人物は実在の専門家を除き、架空の設定です。

#1 10月16日(月)配信
地政学を知れば世界がわかる!「第一人者」が悩める3世代家族の救世主に!?【プロローグ】

対話で分かる地政学#1Illustration by Yuuki Nara

 地政学を知れば、世界が分かる。ここでは、それぞれの悩みを抱える、架空の3世代家族の前に地政学の“第一人者”である、奥山真司氏が登場。われわれに影響を及ぼす世界の情勢が分かる道具こそ地政学だと説く。

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#2 10月16日(月)配信
ロシア、中国、アメリカ…国家の本音は「大きな地図」と「世界観」でわかる!【地政学の基本1】

対話で分かる地政学#2Photo:THEPALMER/gettyimages

 地政学の本質を理解するための最初のポイントは、マクロの視点で世界を捉えることだ。大きな地図から浮かび上がる世界観を通して、各国の“振る舞い”を読み解くことができる。

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#3 10月17日(火)配信
“通り道”は国際情勢を読む超重要ポイント!世界の「海の関所12カ所」とは?【地政学の基本2】

対話で分かる地政学#3Photo:Gonzalo Azumendi/gettyimages

 地理的な面から国際情勢を分析する地政学を理解するための二つ目のポイントが「通り道」だ。国家の運営にとって、通り道たる海路の確保は生命線ともいえる。世界にある超重要な「海の関所」12カ所も紹介する。

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#4 10月17日(火)配信
米国、英国…覇権を握った大国が必ず採用する超重要戦略「勢力均衡」とは?【地政学の基本3】

対話で分かる地政学#4Photo:Jub Rubjob/gettyimages

 地政学を理解する三つ目のポイントが「勢力均衡」という考え方だ。英国や米国をはじめとする世界の覇権を握った国が採る超重要戦略を解説する。

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#5 10月18日(水)配信
国際紛争の影に「陸の国vs海の国」の対立あり!?日本も落ちた“両立の罠”【地政学の基本4】

対話で分かる地政学#5Photo:Edwin Jimenez/gettyimages

 地政学を理解する四つ目のポイントが国家を「陸」の勢力か、「海」の勢力かに分けて考えることだ。歴史的に、陸と海の勢力は対立を繰り返してきた。陸と海の両立は可能なのか。

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#6 10月18日(水)配信
陸と海の勢力が衝突する「陸の縁」こそが、世界の覇権を左右する場所だ【地政学の基本5】

対話で分かる地政学#6Photo:Catherine Falls Commercial/gettyimages

 地政学を理解するための五つ目のポイントが「リムランド」という概念だ。海と陸の勢力がぶつかり合うこのエリアでは、大規模な紛争がたびたび勃発する。

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#7 10月19日(木)配信
米国の覇権維持のカギを握る「3大地域戦略」とは何か?【地政学で見る超大国】

対話で分かる地政学#7Photo:Dimitris66/gettyimages

 世界の覇権を握る米国。地政学的な観点から見ていくと、米国の優位性に加え、米国が覇権を維持するための大きな戦略が浮かび上がる。

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#8 10月20日(金)配信
米国は「単独行動主義」に逆戻り?来年の大統領選で分断が加速も【米政治外交の専門家が解説】

対話で分かる地政学#8Photo:Bloomberg/gettyimages

 世界の覇権を握る米国は来年に大統領選挙を控える。米国の政治外交が専門で、同志社大学大学院の三牧聖子准教授が、今後の米国の対外政策の見通しに加え、米国の現状について解説する。

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#9 10月21日(土)配信
中国が600年ぶりの海洋進出で奇策!史上初の海と陸「二兎を追う」戦略の行方は【地政学でみる超大国】

対話で分かる地政学#9Photo:VCG/gettyimages

 世界第2位の経済大国に上り詰めた中国。「陸の国」にかかわらず、海洋に進出し、陸と海の両立を目指す。地政学的な視点から、覇権を目指す中国のアプローチを読み解く。

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#10 10月21日(土)配信
地政学をもっと理解するための「良書9選」、入門書から古典まで

対話で分かる地政学#10Photo:Ed Freeman/gettyimages

 地政学の基本を学んで関心を持った人に、地政学への理解をより深めるための良書9選を紹介していく。地政学の古典から入門書まで理解の度合いに合わせて選んでほしい。

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#11 10月22日(日)配信
習近平が抱く「第二の毛沢東」の野望、肝心の中国経済に迫る3大リスク

対話で分かる地政学#11Photo:Feng Li/gettyimages

 米国に代わる覇権国家を目指す中国。習近平国家主席は「建国の父」である毛沢東と同じ「権力集中」路線を推し進める。だが、中国を大国に押し上げた肝心の経済は問題を抱えている。

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#12 10月22日(日)配信
米中の戦争突入確率は「75%」!?覇権争いの500年の歴史が示す必然

対話で分かる地政学#12Photo:zhangshuang/gettyimages

 米国と中国の対立が激化している。過去500年の歴史を振り返ると、覇権勢力と新興勢力が対峙したケースでは、16回中12回で戦争に至ったという。米中も戦争に向かうのか。

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#13 10月23日(月)配信
日本は米国と組んで中国に対抗!生命線となる「近海」とは【地政学で見る大国】

対話で分かる地政学#13Photo:pengpeng/gettyimages

 米中対立のはざまにある日本。地政学の視点では、島国の日本はメリットを享受してきた。ただし、足元では覇権を狙う中国が海洋進出に乗り出している。日本の生命線となる「近海」とは。

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#14 10月23日(月)配信
地政学がわかると世界が変わる!悩める3世代家族の大団円【エピローグ】

対話で分かる地政学#14Illustration by Y.N.

 地政学を知れば、世界が変わる。地政学の“第一人者”らとの対話を通じ、悩みを抱える3世代家族にも大きな変化が起きる。

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Key Visual by Noriyo Shinoda

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