儲かる農業2025 日本の夜明け#予告Photo:fcafotodigital/gettyimages

「令和のコメ騒動」では、国内農業の生産力の弱体化が浮き彫りになった。米価が高止まりしているにもかかわらず、コメ農家の離農は過去最多となりそうだ。農業の主役だったJAグループも低迷から抜け出せていない。だが、暗い話ばかりではない。農業の世代交代が進み、固定概念にとらわれない新時代の農家が隆盛しているのだ。ついに「夜明け」を迎えた日本農業の真実の姿に迫る。(ダイヤモンド編集部副編集長 千本木啓文)

#1 11月27日(水)配信
参加費1万円でも全国から農家500人が大集合!画期的農業イベント「超農祭」で豪農や企業が語った増産・輸出の秘策とは?

儲かる農業2025 日本の夜明け#12024年11月22日に横浜市の大さん橋ホールで開催された農業イベント「超農祭」。参加した農業者は、プレゼン資料を熱心にスマホで撮影していた Photo by Hirobumi Senbongi

 日本の稲作を「儲かるビジネス」に変えると同時に、コメ不足の解消を目指す農業イベント「超農祭」が11月22日、開催された。全国の大規模生産者ら500人が横浜市に集まった。豪農たちが参加費1万円を払っても聞きたいと思った農業イベントの中身を明らかにする。

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#2 12月4日(水)配信
丸紅の農業事業の子会社が売上高3倍の大躍進!日本にもこういう「提案型のアグリビジネス会社」が欲しい…

儲かる農業2025 日本の夜明け#2全米で農業者に収益アップの提案をする営業担当者900人が丸紅の農業子会社の強みだ Photo:HELENA

 農家に「儲かる提案」を行い、肥料や農薬などを売るビジネスで毎年400億円の利益を上げる会社が米国にある。丸紅の完全子会社、ヘレナだ。同社は15年間で売上高が3倍になるなど急成長している。日本の農協の農業関連事業が慢性的に赤字で、縮小しているのと対照的だ。ヘレナの成長の秘訣を明らかにする。

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#3 3月4日(火)配信
農業のAI・DX・CXで農家から支持される組織ランキング!NTT躍進、JA・三菱商事・トヨタは?最新「業界勢力図」を大公開

儲かる農業2025 日本の夜明け#3Photo:FRAME STUDIO/gettyimages

 企業による優良農家の囲い込みが異次元のペースで進んでいる。1年間で20~30倍の超スピードで普及する企業の農業ソリューションも少なくない。ダイヤモンド編集部が実施した「担い手農家アンケート」の結果を基に、農家から評価されている企業と農協組織のランキングを示すとともに、事業者ごとの実力と、提携するグループごとの最新のシェア拡大状況が一目で分かる大図解を公開する。

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#4 3月5日(水)配信
【農家が支持するJAランキング・全114農協】不祥事のならけん、山口県はほぼ最下位…3位愛知みなみ、2位やさと、1位は?

儲かる農業2025 日本の夜明け#4Photo:Wong Yu Liang/gettyimages

 不祥事や農林中央金庫の巨額損失など暗いニュースが多いJAグループの中にも、農家から支持されている農協は存在する。生き残る農協はどこなのか。ダイヤモンド編集部は、農家1400人が決める「JA支持率ランキング」を作成した。農家からの評価と財務データから、組合員を結集させる力がある農協を選定した。

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#5 3月6日(木)配信
農水省の「次期次官レース」過熱!調整型エリートvs突破型リーダーの勝負の行方…令和のコメ騒動の責任を取らされるのは?

儲かる農業2025 日本の夜明け#5Photo by Hirobumi Senbongi

 令和のコメ騒動の鎮静化や、コメ政策の抜本改革など、農水省が担うべき重要な役割が増えている。だが、次期事務次官の候補者は小粒感が否めない。事務方トップの椅子を争う出世レースの行方をずばり予想するとともに、次の次官が改革派リーダーに“大化け”する可能性を明らかにする。

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#6 3月8日(土)配信
農家1400人が厳選【役立った「生産DX・効率化ツール」ランキング】18位ChatGPT、10位DJI、5位クボタKSAS、1位は?

儲かる農業2025 日本の夜明け#6Photo by H.S.

 農業にAIやデジタル技術を使って生産性を劇的に高めるソリューションが急速に普及している。担い手農家アンケートの結果に基づいて作成した、役立った「生産DX・効率化ツール」ランキングをお届けする。

>>3月8日(土)配信

#7 3月10日(月)配信
農家が選ぶ【役立った「販売・調達・経営管理ツール」ランキング】タイミー、デイワーク、ポケマル、食べチョクが大接戦!1位は?

儲かる農業2025 日本の夜明け#7Photo by H.S.

「人手が足りない」「再生産価格で売れる販路がない」といった農家の困り事を解決しているのは、農協ではなく新興企業だった。担い手農家アンケートの結果に基づいて作成した、役立った「販売・調達ツール」と「経営・財務管理ソフト」のランキングを大公開する。

>>3月10日(月)配信

#8 3月12日(水)配信
農家1400人が報告【価格転嫁できた・できなかった「販売先」ランキング】ポケマル、食べチョクが高評価!善戦した農協は?

儲かる農業2025 日本の夜明け#8Photo:d3sign/gettyimages

 農家が、生産コストの上昇分を価格転嫁できる“売り先”はどこなのか。担い手農家アンケートの1400人の回答から、値上げ可能な「儲かる販路」と「儲からない販路」をあぶり出す。近年好調だった産直ECの地位を脅かす新たな販路とは。

>>3月12日(水)信

#9 3月14日(金)配信
農家1400人アンケートで判明した農業界「最強の投資家」ヤマタネ社長に聞く、農家から支持される企業に出資するコツ

儲かる農業2025 日本の夜明け#9Photo by H.S.

「担い手農家アンケート」で、AIや脱炭素による農業の変革における台風の目になりそうな企業があぶり出された。アンケート回答農家から高い評価を得た農業ソリューションを提供する3社に出資している米卸、ヤマタネだ。同社の河原田岩夫社長に資本提携の判断基準や米卸としての米価変動の読み、さらには成長戦略を聞いた。

>>3月14日(金)配信

#10 3月25日(火)配信
農家1400人が選ぶ【カリスマ農家ランキング】首位サラダボウルが挑むイチゴ大規模栽培のインパクト、イチゴバブルは崩壊?

儲かる農業2025 日本の夜明け#10Photo:SL Liang/gettyimages

 有力農家1400人の投票で決まる「カリスマ農家ランキング」で2年連続の首位に輝いた山梨県のサラダボウルは、トマトの大規模生産で名をはせてきたが、次なる挑戦を始めている。埼玉県の約20ヘクタールの耕作放棄地を活用してイチゴの栽培などを始めるのだ。カリスマ農家のチャレンジの勝算は。

>>3月25日(火)配信

#11 3月26日(水)配信
【レジェンド農家ベスト20】住友商事、双日、アイリスオーヤマなどが資本提携する「豪農」たちの成長戦略!コメ農家は絶好調

儲かる農業2025 日本の夜明け#11Photo:seng kui Lim/500px/gettyimages

 ダイヤモンド編集部が厳選した「レジェンド農家ベスト20」を今年も公開する。住友商事、双日、アイリスオーヤマなどと資本提携する豪農たちは、肥料の高騰や令和のコメ騒動といったピンチを商機に変えて成長していた。他産業並みの収益性を実現した農業界のトップランナーの経営の秘訣とは。

>>3月26日(水)配信

#12 3月27日(木)配信
【中小キラリ農家ベスト20】ソニーの出資先が農業所得倍増の「高収益モデル」を実現!農のフランチャイズ化の最前線

儲かる農業2025 日本の夜明け#12Photo:Eoneren/gettyimages

 面積当たりの収益性が高い「中小キラリ農家ベスト20」を今年も公表する。首位の農家は、ソニーグループが出資する農業ベンチャーのノウハウを活用して野菜を生産し、同社に通常の約2倍の単価で販売する。こうした農業のフランチャイズ化を進める農家が続々とランクインした。

>>3月27日(木)配信

#13 3月28日(金)配信
【中小キラリ農家3位】ねぎびとカンパニーが目論む「ネギ農家の強者連合」の野望!儲かる農業のスキームに全国から熱視線

儲かる農業2025 日本の夜明け#13Coming Soon

「中小キラリ農家ベスト20」で3位となった山形県のねぎびとカンパニーのビジネスモデルを徹底解説する。他の農家を巻き込んで、「ネギ農家の強者連合」を形成する同社の野望とは。

>>3月28日(金)配信

#14 3月29日(土)配信
秋田県のコメ農家「a.base」が日本酒醸造、飲食にも進出!若手人材がどんどん集まるカリスマ経営者の戦略とは?【中小キラリ農家12位】

儲かる農業2025 日本の夜明け#14Coming Soon

 規模の経済で勝負する傾向が強いコメ農家であるにもかかわらず、農家の面積当たりの収益性を評価した「中小キラリ農家ベスト20」で12位に食い込んだa.base。同社は農業生産だけでなく、日本酒醸造や飲食にも進出し、儲かる多角化経営を実現している。若手人材がどんどん集まるカリスマ経営者の経営方針とは。

>>3月29日(土)配信

#15 3月30日(日)配信
【中小キラリ農家5位】愛知・武ちゃん農場が「庭先販売」で売上高20倍の大躍進!おいしさと農薬使っても「不検出」を売りに

儲かる農業2025 日本の夜明け#15Photo by H.S.

「中小キラリ農家ベスト20」で5位となった愛知県の武ちゃん農場は、トウモロコシの6割を庭先直売で売り切る。郵送費の高騰に悩む農家が多い中、農場まで買いに来てくれるファンをどうやってつくったのか。

>>3月30日(日)配信

#16 3月31日(月)配信
農産物流通DXの鍵は卸売市場!FAX、手書き文化を変革する仕掛け人とは?

儲かる農業2025 日本の夜明け#16Photo:Oliver Strewe/gettyimages

 農産物の栽培方法などの情報が川上から川下まで伝わっていない。その元凶の一つが卸売市場だ。ファクス、手書き伝票などアナログな商習慣を改めようとする仕掛け人とは。

>>3月31日(月)配信

#17 4月1日(火)配信
【農家への訪問回数が多いJAランキング】営農指導、保険営業、貯金集めなど目的別に分析!営農の訪問数2位は中野市

儲かる農業2025 日本の夜明け#17Photo:ViewStock/gettyimages

 農協が農家から「遠い存在」になったといわれて久しい。だが、一部の農協は地道に農家支援を続けている。担い手農家アンケートの結果に基づき作成した「農家への訪問回数が多いJAランキング」を本邦初公開する。営農指導員が頻繁に農家を訪れている農協では、農家当たりの訪問回数が「多いときで週3~4回。年間50~60回は来る」(回答農家)という。

>>4月1日(火)配信

#18 4月3日(木)配信
農家1400人が告発【高すぎる資機材ランキング】上位に肥料、農機、農薬、ハウス…資材ごとに割高な理由を徹底分析!

儲かる農業2025 日本の夜明け#18Photo:Kris Gaethofs/gettyimages

 2014年以降の農協改革やJA全農改革では、日本国内の農業の資機材の価格が海外に比べて高いことが問題視された。それから10年……、農業資材や農機が割高な問題は改善されていないようだ。担い手農家アンケートの結果に基づき、割高と考えられている資機材のランキングを明らかにするとともに、価格が高くなる要因を資機材ごとに分析した。

>>4月3日(木)配信

Key Visual by Kaoru Kurata, Kanako Onda