
45年の歴史を持ち、日本で最大のコンテンツであるガンダム。最新作である機動戦士 Gundam GQuuuuuuX(ガンダム ジークアクス)は、エヴァンゲリオンシリーズのスタジオカラーが制作を担当し、さらに1979年公開の1作目の機動戦士ガンダムの要素をふんだんに取り入れた設定が大きな話題を呼んだ。放送終了を機に、監督のスタジオカラー・鶴巻和哉氏、エグゼクティブ・プロデューサーの小形尚弘・バンダイナムコフィルムワークス取締役、バンダイナムコホールディングスでガンダムIP(知的財産)を統括するチーフ・ガンダム・オフィサー(CGO)である榊原博・BANDAI SPIRITS社長などの担当者にその舞台裏を語ってもらった。さらに、財務・歴史・社会・宇宙開発などの切り口でガンダムを読み解く記事も取りそろえた。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)
#1 7月1日(火)配信
ジークアクスは外部のカラーならではの企画、当初は大人しかったのが加速がついて止まらなくなった【鶴巻監督に聞く・上】
ガンダムシリーズの最新作である「ジークアクス」。エヴァンゲリオンシリーズのスタジオカラーが、『機動戦士ガンダム』をふんだんにオマージュしたパラレルワールド設定で制作。先行して公開された劇場版とテレビ放映は大好評を博し、大きな話題を呼ぶとともに社会現象ともなった。テレビ放映を終えたばかりの監督の鶴巻和哉氏に改めて制作意図を振り返ってもらった。
#2 7月2日(水)配信
ジークアクスは古参と新規のガンダムファンをつなぐ作品にしたかった、地上波リアタイ・配信・SNSで生まれた盛り上がりとシナジー【鶴巻監督に聞く・中】
作品の随所に過去作品の要素がちりばめられた「ジークアクス」により、作品を通して若年層と高齢層のファンの交流や、放映時には生まれていなかった若者が1作目のガンダムを初めて見るきっかけが生まれることになった。こうしたムーブメントはどのようにして設計されてきたのか。鶴巻監督インタビューの中編をお届けしよう。
#3 7月10日(木)配信
ジークアクスと二次創作「同人やファン層の強さも含めてガンダムの強さ。ファンと一緒に物語を作る楽しさがあるといい」【鶴巻監督に聞く・下】
ジークアクスは、ガンダム作品を根強く支えるファンとの交流や二次創作などの影響が垣間見える作品ともなっている。鶴巻監督インタビュー後編ではガンダムを語る上では切り離せない、ファンとの関係性について聞いた。
#4 7月14日(月)配信
「ビジネスとしてのガンダム」の凄み、ここ7年で3倍増の急成長…バンダイナムコHDの屋台骨事業にアキレス腱はあるか?

45年の歴史を持つガンダムは老舗事業といってもよいが、にもかかわらずここ7年で売上高が約3倍に膨らむ超急成長事業でもある。バンダイナムコホールディングスの屋台骨である事業だが、その強さの秘密とアキレス腱はどこにあるのか。財務諸表をアナリストと読み解いた。
>>7月14日(月)配信
#5 7月15日(火)配信
ガンダムの社会・文化史【宇宙世紀編】秘蔵ガンプラ年表で大図解、ガノタ歴40年超のライターが読み解く

ガンダムオタクを意味する「ガノタ」の人口は多く、その多くが子ども時代からの長いファン歴を持つ。そんな一人であるガノタ歴四十数年を誇るライターの追浜β氏が、数も膨大に上る45年間のガンダム作品の歴史とそれにまつわる昭和・平成の社会史、そして現代のビジネスマンにも共感できる作品中の見どころポイントを紹介する。まずは1979年公開の1作目「機動戦士ガンダム」とつながる作品群を指す「宇宙世紀」世代について。ガンプラファンが寄稿してくれた秘蔵の愛機写真満載の年表と共にお届けしよう。
>>7月15日(火)配信
#6 7月21日(月)配信
ガンダムの社会・文化史【オルタナティブ編】秘蔵ガンプラ年表で大図解、ガノタ歴40年超のライターが読み解く

40年のガノタライターが読み解くガンダム作品と文化史の後編。ガンダムには本特集#5で登場した宇宙世紀とは異なる世界線、通称「オルタナティブ」世界で展開する作品も多い。平成そして令和に至るまでの新しいガンダム作品はどのようなものか。ガノタライターの追浜β氏が、その時々の世相の影響も考察しながら読み解く。
>>7月21日(月)配信
#7~ Coming Soon
Key Visual by Noriyo Shinoda