パナソニック
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予告編
パナソニック「老衰危機」続編、家電・自動車事業と幹部人事に見る“病根”
ダイヤモンド編集部
1月に好評を博した特集「パナソニック 老衰危機」の続編を早くもお届けする。創業101年の名門電機、パナソニックの凋落が止まらない。将来のパナソニックの「飯の種」が見出せず、事業部の縦割りと人材の硬直化が成長の芽を摘む“老衰危機”に陥っているのだ。今回の続編では、家電・自動車事業と幹部人事にフォーカスし、“病根”を暴く。日本のどのレガシー企業も無視できない大企業病の実態を浮き彫りにする。特集「パナソニック 続・老衰危機」は初回の2月3日(月)から6日(木)まで、全4回の連載を予定している。

大型倒産ランキング2019ワースト10、好景気でも倒産件数は増加
ダイヤモンド編集部,清水理裕
2019年に全国で倒産した企業のデータを使い、「大型倒産ランキング」を作成した。ワースト1位はパナソニックの完全子会社。人気アニメ「ラブライブ!」関連の企業が上位に浮上。ワースト10にホテル経営の企業4社が入った。

大型倒産ランキング2019、1位はパナ子会社【ワースト100完全版】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
2019年に全国で倒産した企業のデータを使い、「大型倒産ランキング」を作成した。ワースト1位はパナソニックの完全子会社。人気アニメ「ラブライブ!」関連の企業が上位に浮上。ワースト10にホテル経営の企業4社が入った。

第36回
松下幸之助がある宗教団体の隆盛ぶりから学んだ「経営の本質」
ダイヤモンド編集部,深澤 献
1963年9月10日号に掲載された、松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助(1894年11月27日~1989年4月27日)の手記である。今回の手記は、「名ある経営者が語る“私の経営哲学”」なる企画に寄せられたもの。幸之助の経営哲学はさまざまなかたちで世に出ているが、端的にその要諦と、そう考えるに至った経緯がまとめられている。

元パナソニック開発者がアイリスオーヤマに入社して驚いた「超効率経営」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
大手家電メーカーが品目数を減らし始めた2009年に家電事業へ本格参入。白物家電でラインアップを広げた後、19年には黒物家電(テレビ)へも本格進出を果たし、総合家電メーカーへまい進するのがアイリスオーヤマだ。特集「パナソニック老衰危機」(全10回)の番外編では、元パナソニックかつ元アイリスオーヤマの家電開発担当者、アイリスオーヤマ家電開発部長の2人へのインタビューをお届けする。

2020/1/25号
パナソニック津賀社長が本誌だけに明かした「反転攻勢」の秘策
ダイヤモンド編集部
創業101年のパナソニックに再び経営危機が迫っている。事業軸を担当する五つのカンパニー全ての業績が振るわず、2020年3月期見通しでは営業利益が前年同期比で1000億円もダウンする異常事態。日立製作所やソニーが過去最高の営業利益を更新する中、パナソニックだけが長期低落傾向から抜け出せずにいるのはなぜか。就任8年目の津賀一宏・パナソニック社長に突撃インタビューを敢行した。

#10
パナソニック緊急再生計画、次なる「売り物・買い物」事業はどれだ?
ダイヤモンド編集部,新井美江子
2019年11月に発表された新中期戦略の「詳細」は、成長戦略も判然としなければ、構造改革の具体性にも乏しいものだった。成長ドライバーとして期待した自動車事業が不発に終わり、20年3月期は営業利益が前年同期比1000億円も減るというのに、だ。そこで、ダイヤモンド編集部は独自にパナソニックの再生計画を策定し、近い将来に、パナソニックが「買収する事業」と「売却する事業」を予想した。

#09
パナソニック凋落を四大ランキングで検証、電機22社の「経営力」格差
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
パナソニックの凋落はデータが裏付けている。経営者の在任期間における株価騰落率や経営力など「四つのランキング」と「特許件数」を用いて、パナソニックを含む国内電機メーカー22社の経営力を比較した。パナソニックの課題をデータで明らかにする。

#08
松下電器ホークス?消えた球団買収、30年目の真実
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
手元資金が潤沢な時代はプロ野球球団の買収すら検討したが、今や金欠で成長戦略を描き切れず、業績も芳しくない。そんなパナソニックが七つ(プロサッカーチームへの出資を含めれば八つ)もの企業スポーツを抱えている背景を分析した。

#07
パナソニックの金食い虫「自動車事業」売却の危機、“松下銀行”も今は昔
ダイヤモンド編集部,新井美江子,浅島亮子
パナソニックは賭けに負けた。プラズマテレビを切り捨てた津賀一宏社長が、家電に代わる本業として掲げた自動車事業が営業赤字に陥っているのだ。三洋電機買収や戦略投資で巨費が投じられたにもかかわらず業績不振の自動車事業は、今や金食い虫。単独での生存すら危ぶまれる状況にある。特集「パナソニック老衰危機」(全10回)の♯07では、パナソニックの自動車事業の「存続可能性」を検証する。

#06
パナソニック、津賀社長の後継候補3人への「寵愛」に社内は白けムード
ダイヤモンド編集部
津賀体制が8年目を迎えるパナソニックで、次期社長の椅子を巡る競争が始まった。津賀社長の人材登用の基準が疑問視されていることもあり、社内には「白けた」雰囲気が漂うが、候補者たちは静かに闘志を燃やしている。本格化する後継者レースの行方を追う。

#05
パナソニック「働かなくても年収1500万円超」幹部に迫る大リストラ【内部資料入手】
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
大企業病がまん延するパナソニック。ついに、津賀一宏社長は大胆な人事改革に着手し、組織に刺激を与えようとしている。ダイヤモンド編集部は、パナソニックの「管理職の賃金テーブル」が記された内部資料を入手。それを基に、硬直化する人事制度の問題を指摘する。

#04
パナ「街のでんきやさん」が絶体絶命、家電王国は崩壊寸前
ダイヤモンド編集部
1918年の創業以来、パナソニック(旧松下電器産業)をけん引してきたのは間違いなく祖業の家電事業だ。だが、レガシーと大所帯が足かせとなり、改革は後手に回った。「営業の松下」の代名詞である日本最大の地域店網も、その地位を脅かされている。特集「パナソニック老衰危機」(全10回)の#4で発注、パナソニックの崩壊寸前の“家電王国”についてレポートする。

#03
パナソニック全カンパニー沈没の大誤算、日立・ソニーと明暗を分けた「元凶」
ダイヤモンド編集部,千本木啓文
パナソニックの収益力が低迷する一方、日立製作所やソニーは2019年3月期に過去最高の営業利益をたたき出すなど日系電機大手の明暗が分かれている。なぜパナソニックは凋落してしまったのか。特集「パナソニック老衰危機」(全10回)の#3では、パナソニックと競合を比較しながら、同社の敗因を明らかにする。

#02
パナソニック津賀社長激白「もう許さない。モグラ叩きはおしまい」
ダイヤモンド編集部
津賀一宏・パナソニック社長の就任当初のシナリオは大きく狂った。大まかに言えば、誤算は二つある。一つ目は、集中投資を実行した自動車事業が開花しなかったこと。二つ目は権限移譲した事業部の幹部の多くが、必要な改革を断行できなかったことだ。就任8年目に入った津賀社長は、狂ったシナリオをどう修正しようとしているのか。退陣することはあり得ないのか。特集「パナソニック老衰危機」(全10回)の♯02では、津賀社長の突撃インタビューをお届けする。

#01
パナソニックが家電部門の本社を中国に移転、狙いは伏魔殿の解体【スクープ】
ダイヤモンド編集部
パナソニックは”賭け”に負けた。家電の次の本業候補として投資を集中させた自動車事業が失速。今度は母屋の家電事業まで低迷し、構造改革が急務な状況にある。そこで、津賀一宏・パナソニック社長は、伏魔殿化した家電部門に解体的出直しを迫る「背水の新モデル」を繰り出そうとしている。

予告編
パナソニックに迫り来る「老衰」、名門電機凋落の病巣【予告編】
ダイヤモンド編集部
創業101年の名門電機、パナソニックに「老衰」の危機が迫っている。製品・ビジネスモデルの変化に対する遅れ、人事の硬直性、事業部の縦割り、経営上層部の劣化──。これらの“老化症状”がパナソニックを蝕み、事業領域を担当する五つのカンパニー全てで成長戦略を描けない異常事態に陥っているのだ。

パナソニックが「目標数値なき」年度計画、正念場で問われる危機感
ダイヤモンド編集部,新井美江子
11月22日、パナソニックは投資家向けの年度計画説明会「Panasonic IR DAY」を、例年から半年遅れでようやく開催した。しかし、説明を行った6カンパニー中、4カンパニーが“数値なき計画”を掲げる状態で、変革断行の覚悟に疑問符が付く内容となった。

Vol.11
5G関連「厳選77銘柄リスト」公開!ゲーム、素材など全13業種
ダイヤモンド編集部
5Gは、基地局やネットワーク、そして端末に至るまで最先端の材料や部品が用いられ、かつ既存の商品やサービスの質を飛躍的に向上させる可能性を秘める。本誌が選んだ77銘柄を一挙ご覧に入れよう。

住宅用太陽光発電に「価格破壊」の足音、普及の鍵を握る外資参入
ダイヤモンド編集部,大根田康介
日本では災害が起こるたびに停電する様子が報じられる。そんなときに役立つのが住宅用太陽光発電システムによる自家発電だが、なかなか普及しない。その理由とはいったい何なのか。
