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優秀な若手を辞めさせないためには何をすべきか
最近、有名企業の管理職ポストにある人から「優秀な若手から辞めて困る」という言葉を聞くことが増えた。本当に“優秀な若手”たちから有名企業を辞めるのであろうか?個社の事情をいろいろ聞く限り、どうもそれは事実のように思われる。今回はその理由を考えたい。

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。本日の相談者は、教育サービスの事業部に勤務する女性(32)。上司からしきりに研修の受講を勧められるので困っているというが……。

好かれる新庄監督、嫌われた落合監督
新庄 ”BIG BOSS”に社会が熱狂している。コロナで疲れた私たちの心をパッっと明るくしてくれる。ポジティブ、かっこいい。人の悪口を言わない。幸せな未来をファイターズだけでなく、われわれにもたらしてくれそうである。一方で、冷徹な勝利至上主義の監督と言われた落合の中日は人気がなかったが強かった。この二人を通して令和のリーダー論を考える。

上司に気に入られ、部下に慕われる「褒め方」の極意
よく「褒めて育てよ」などと言うが、そのつもりで必死で褒めているのに、いまひとつ相手はうれしがっている様子がなかったり、上司をヨイショしてありたけの賛辞を並べ立てても、まったくいい顔をされなかったという経験がないだろうか。また、誰もが褒められたけれど、実際にはちっともうれしくなかった経験があるのではないか。褒められている相手はむしろ当を得ない称賛に苦笑いし、周囲は「わかってないな」と哀れんでいたりする。

企業における「学歴主義」が時代遅れと言われる理由
ビジネスにおいて、「出身大学という“学歴”で人を評価するのはいまやナンセンス」と言われながらも、まだまだそれで人材を判断する企業が多いのも事実だろう。では、なぜ企業でそれほど「学歴」が重視されてしまうのか。なぜ「良い大学」に入ることが重要視されたのか?今回は、どうしても学歴が重視されてしまう理由と、本来、学歴が持つ意味を考えてみたい。

抜擢人事の「年下上司」がつらくなる理由
年次逆転の部署がすでに普通になってきている。公然と年下上司に反旗を翻す職場もある。やりにくそうにしながらも気を使い合っている職場もある。あまり気にせず普通にやれている職場もある。

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。本日の相談者は、大手メーカーに勤務する男性(42歳)。会社が発表した早期退職プログラムに応募したというが……。

モチベーションアップは錯覚!?仕事で感じる「働きがい」の実態
仕事はそう簡単にうまくいくものではない。経験の浅いうちは失敗ばかりだ。特に難しいのは、仕事を進めていくうえでの人間関係の構築と運用である。そもそものアイデアが良くても、人間関係がうまくいかないと実際の仕事は前に進まず、成果も得られず、他者からも受け入れられず、居場所がなくなってしまう。では、人間関係の構築と運用の難しさとはどこにあるだろうか。

上司が部下に「提案」を求める本当のワケ、手柄を横取りされてない?
上司が「会社や職場を良くしたいから何でも提案してほしい」と言ってくることは多い。しかし、それを真に受けて提案を考えても実際に実現しないことがほとんどだったりする。一体なぜか。上司が部下に提案をしてほしいというときの4パターンをさらい、上司の状況をよく見て、それに合わせた対応をすることが肝要である。

発注先選びで絶対に失敗しない「3つのパラメーター」とは?
どんな会社でも、発注先を決めるのは難しい。金額と効果の妥当性を考え、社内での稟議(りんぎ)も通しながら進めなければならないからだ。そこで、発注先を決める手順や、発注先が決まる際のパラメーターについて、徹底的に考えてみることにしよう。大きく分けると、「期待値」「価格」そして「会社的忖度(そんたく)」の三つの軸が存在する。

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。本日の相談者は、某ベンチャー企業でシステムエンジニアとして働く男性(31)。忙しすぎて休みも取れないと言うが……。

引き際を感じた経営者が「居座り続けない決断」をした方がいい理由
アスリートが世代交代するのは、同じルールで公平なジャッジのもとに若い人と戦って負けるから言い訳が出来ないからだ。しかしながら、経営者の場合、明確な引き際が分からず居座り続けてしまうことが多い。なぜ、この構造が続いてしまうのか。

組織を壊す「パワハラ社員」を撲滅する!10個の方法と対策
パワハラ社員が組織に一人でもいると、その企業には大変なマイナスであるにもかかわらず、多くの組織に存在する。なぜ撲滅されないのかというと、パワハラのような怒りを用いた戦略は、その人物の有能さを印象づける効果があるからだ。そこで、パワハラ社員の撲滅法として10の考え方を紹介していく。

部下に「使えない上司」のレッテルを貼られないための4カ条とは?
上司には、目標遂行のための、業務のコントロールタワー的な役割と、組織メンバーの紐帯(ちゅうたい)として全体をまとめていく役割が求められているが、「役に立たない上司」というのが存在する。そうならないためにも、部下から「使えない」と言って不満を述べられる上司の行動を紹介していこう。

「上が決めたことだから」では、もう部下は付いてこない理由
現在は大企業でも素早い対応をせざるをえない時代になってきているが、指示をコロコロ変えると現場では大変な軋轢(あつれき)を生む。特に、変更の指示を出す管理職は社員から相当強い反発を受けてしまうだろう。そんな時に失敗しない対応法はあるのだろうか。

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。本日の相談者は、今年転職した夫のことで悩んでいるという女性(41)。転職先に問題があるというが……。

日本の経営者が、MBA取得よりも漫画『キングダム』を読むべき理由
かつて、経営者の教養であった中国古典の世界。米国型の組織が浸透するにつれ、次第に共通言語ではなくなってしまった。しかし、改めて三国志を読み返すと、そこには組織の大人物としての条件が見えてくるのだ。

すぐに使える!新しい職場で成功する管理職の3つの条件とは?
会社員なら、管理職として新しい職場に赴任する、または、転職していきなり重要な幹部の仕事を任されることがある。そんなとき、業務上の問題やメンバーの特性を何も知らない中で、リーダーとして組織の雰囲気づくりを成功させるにはどうすればよいのか。

ビジネスのあり方は大きく変わったが、学歴は今も重要なのだろうか。結論をいうと、学歴はグローバル社会においてますます重要になっている。そうした中、日本人はグローバルエリートとの競争において厳しい状況に立たされているといえる。なぜなのか。二つの理論を踏まえて解説したい。

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。本日の相談者は、1月に会社を退職して、現在は求職活動中の男性(30)。「とんでもない請求書が届いた!」と息巻いている様子だが……。
