2021.5.14
インド感染爆発で中国「一帯一路」計画の頓挫も?陸続きで変異種流入の脅威
インドでの新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。新たな感染の波が南アジアや東南アジアにまで広がっている。「コロナ独り勝ち」と自信を見せていた中国だが、周辺国が最悪の状況に陥っていく中で、ある懸念が広がっている。
ジャーナリスト
ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資本の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。
著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹の猫の里親。
2021.5.14
インドでの新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。新たな感染の波が南アジアや東南アジアにまで広がっている。「コロナ独り勝ち」と自信を見せていた中国だが、周辺国が最悪の状況に陥っていく中で、ある懸念が広がっている。
2021.4.30
日本政府が4月13日に発表した「処理水の海洋放出」の決定は、中国にも波紋が広がった。中国の専門家らも反発の声を上げているが、中国の原発も放射性物質を排出している。それでも、なぜ日本の対応は不安視されているのか。複数のレポートから客観…
2021.4.16
中国が最近発表した交通計画の中に、輸送ネットワークを台湾にまで拡張するという計画がある。中国メディアは「中国がいつ台湾を統一するのかは時間の問題だ」と報じ、中国のネット界隈でもどよめきが起こっている。中国の「台湾統一」への道筋と懸…
2021.4.2
去る3月19日、米・アラスカ州アンカレジで、米中外交トップによる協議が行われた。米中の価値観や国家観が激しくぶつかり合ったことは既報のとおりだが、中国国民は留飲を下げる思いでこれを受け止めた。新華社など中国メディアは二つの辛丑(かの…
2021.3.19
輸出大国・中国は建国から100年を迎えたとき、何を輸出するのでしょうか。それは「形あるもの」というハードではなく、「ノウハウ」というソフトに置き換えられている可能性が高いでしょう。いわば、“中国の成功体験の輸出”です。
2021.3.5
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すというSDGs(持続可能な開発目標)には、17のゴールがある。そのうちの一つに、持続可能な森林の経営や砂漠化への対処があるが、中国ではどうなっているのだろうか。黄砂の発生源「ムウス砂漠」で知られ…
2021.2.19
中国は世界の「デジタル覇権」を掌握しようとしているが、eスポーツもまたその一角を成す。eスポーツにおける国際的な影響力を確保しようとしているが、その一方で若くして倒れるプロゲーマーもいる。
2021.2.5
「健康のシルクロード」という言葉をご存じだろうか。世界がコロナ禍に見舞われる今、中国は“古代シルクロードの現代版”と呼ばれている「一帯一路」に、「健康のシルクロード」という“新メニュー”を加え、医療強国の地歩を固めようとしている。
2021.1.22
新型コロナウイルスの影響で、住宅を手放す中国の一般家庭が増えている。競売にかけられてもなかなか地方都市では売れない状態だが、一方で上海では住宅価格が急騰している。上海が独り勝ちしている理由とは何か。
2020.12.25
ジャック・マー氏が学長を務める大学分校の設立計画が中止されたという報道が海外であった。中国のメディアは一斉に「デマ」だとしているが、その確証もない。今回の騒動には、中国政府の重要なシグナルが隠されているという。
2020.12.11
この冬、大学や大学院は受験シーズンの本番を迎えたが、新型コロナウイルスの影響で例年とは異なる受験体制になり、日本在住の中国人留学生たちが翻弄されている。コロナ禍で、スケジュールが変更となったり、オープンキャンパスが中止されたり、面…
2020.11.27
日・中・韓・豪・新(ニュージーランド)の5カ国と、アセアン10カ国の15カ国によって構成される「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」が、11月15日に署名された。2019年時点の数値規模におけるRCEPは、GDPが25.8兆ドル、貿易額が5.5兆…
2020.11.13
米国の大統領選挙で共和党から民主党への政権交代がほぼ確実となった。すでに中国では、バイデン政権下の米中関係をめぐるさまざまな臆測が飛び交っている。中国メディアの報道を取りまとめると、「好転はするが対中政策の基本路線は変わらない」と…
2020.10.30
新型コロナウイルスが直撃するまで、日本は空前のインバウンドバブルに沸いていた。外国人観光客をターゲットにした各地のホテルは、中国や東南アジアからの団体旅行客でごった返していたが、コロナによって全てが一変した。富士山麓で大型ホテルを…
2020.10.16
世界各国が激しく新型コロナウイルスのワクチンの開発競争を繰り広げているなか、中国では実用化に向けた動きが猛スピードで進んでいる。既に臨床試験も進むなど、中国がポストコロナの世界の医療に影響力を持とうとしている。しかし、本当に大丈夫…
2020.9.18
先月、ある日本人男性が中国出張で、2週間の隔離生活を余儀なくされた。新型コロナウイルス封じ込めのための中国の隔離政策はあまりに有名だが、果たして日本人にとってどんな体験だったのか。不慣れな日本人には克服しがたいその壁と、過酷な隔離…
2020.9.4
安倍晋三首相の辞任について、中国人民の間では退任を惜しむ声が多く上がった。なぜ中国人民は安倍首相辞任を残念がるのか。安倍政権7年8カ月の対中外交を振り返るとともに、その理由を探ってみたい。
2020.8.21
米中のつばぜり合いは激化の一途をたどっており、米国はついに中国系移民と大陸市民をつなぐSNSである「微信(ウィーチャット)」の使用禁止も打ち出した。両国のユーザーの間では困惑が広がっているが、本当の狙いは米企業の中国での活動にある…
2020.8.7
中国の新型コロナウイルス対策の中で日本を含め欧米諸国と異なるのが、感染者情報を最大限公開し、社会に周知させる点だ。背景にあるのは個人情報保護の重要性に対する認識の違いだ。具体的にはどのような情報共有をしているのだろうか。最前線を追…
2020.7.27
6月12日公開の本連載で取り上げた「露店経済」が、中国でますます勢いを増している。かつては景観の悪さから、国を挙げて排除してきた存在だったが、今や失業者や工場で積み上がった在庫を吸収し、中国経済を復活に導く作用をもたらしている。
アクセスランキング
【笑ってはいけない】お寺で起こった「笑いをこらえられない秀逸な光景」ベスト3
会社で手土産をもらったとき、「感じのいい人」はとっさに何をする?
育ちがいい人が、帰宅後すぐにしないこと
定年退職する人も、定年前に会社を辞める人も知っておきたい「退職にまつわるお金の話」
【大谷翔平に学ぶ】信頼する人に「裏切られる人」と「裏切られない人」たった1つの違い
育ちがいい人が、帰宅後すぐにしないこと
「いなば食品祭り」明日は我が身?社員のリークが止まらない“ダダ漏れ企業”の教訓
会社で手土産をもらったとき、「感じのいい人」はとっさに何をする?
【独自】プッチンプリン出荷停止の「主犯」はデロイト!グリコのシステム刷新で1年遅延の末に障害発生“ボロボロ案件”の実態
【マンガ】「竹下通りにゴザを敷いて…」DMM亀山会長、最初は露天商だった!
「ちゅ~るちゅ~るはもう歌えない!」愛猫家が吐露、いなば食品への落胆と憤りはかくも深い
天ぷらを食べるとき、育ちがいい人がしないこと
【独自】プッチンプリン出荷停止の「主犯」はデロイト!グリコのシステム刷新で1年遅延の末に障害発生“ボロボロ案件”の実態
おにぎりを食べるとき、育ちがいい人は決してしないこと
育ちがいい人が、帰宅後すぐにしないこと
【独自】プッチンプリン出荷停止の「主犯」はデロイト!グリコのシステム刷新で1年遅延の末に障害発生“ボロボロ案件”の実態
子どもが「習い事をやめたい」→引き留めた方がいいケース、やめさせた方がいいケースの明確な違い
ヤマトや佐川が本当に恐れる物流「2030年問題」とは?“繁盛貧乏”から脱出する真の解決策
「半導体業界に強い」大学ランキング!偏差値は低くても就職有利?2位電通大、1位はあの理系大
「金銭感覚が狂った子」の親に共通する、絶対やってはいけない3つの行動《Editors' Picks》