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加藤嘉一
第28回
台湾海峡を挟んだ現状は中国民主化という本連載の核心的テーマにどのようなインプリケーションを与えるのか。そのヒントとなるのが冒頭の“中台青年対話”だ。4つの具体的なコメントを取り上げて、考えていきたい。

第430回
バラク・オバマ米大統領と安倍晋三総理大臣による日米首脳会談が4月24日開催される。TPP、ウクライナ情勢、東アジアの安全保障……、テーマはいくつもあるが、日本にとって意味のある会談にするためには何を話すべきなのだろうか。

第27回
前回コラムでも言及したが、香港に来る中国人が増えることは、中国民主化プロセスにとっては長期的にポジティブである。そして、民主政治が行われている台湾に多くの中国人が来る現状は、中国民主化プロセスの観点からすれば朗報だ。

第26回
香港と中国の関係を考えるとき、「“中国の台頭”は“返還後の香港”をどう変えるか」という側面ばかりに注目が集まる。だが、「香港というファクターは中国民主化にどういう影響を与えるか」という逆方向の問題も正視する必要があるのではないか。

第25回
3月3日〜13日、中国北京では「全人代」と「政協」が開かれた。中国共産党指導部がこれからどのような政策を打ち出していくのかを理解する上で極めて重要なものだ。本稿ではこれらが中国民主化にどのように影響するのかを考えてみたい。

第24回
中国にとって健全な民主化プロセスとはどうあるべきで、そのために、表面的には対外的だが、根源的には対内的な“ジャパン・ファクター”はどのような役割を果たすべきなのだろうか? 短期集中考察の最終回は、この問いの答えを探っていく。

第23回
本連載でも度々登場してきた「中国共産党の正当性」という観点から“反日”の持つインパクトを考察してみたい。「中国共産党の正当性」の根拠を整理しつつ、日本が共産党政権に及ぼす重要性の「中身の変遷」にも目を向けてみたい。

第22回
本稿を含め約3回にわたって「“反日”と“民主化の関係」に切り込んでみたい。まず私なりに主張したいのは、両者の間に直接的な相互依存関係を見出すのは困難であるし、安易に見出すべきではなかろうということである。

第21回
2013年12月30日に開催された政治局会議において、習近平国家主席が《全面深化改革領導小組》の“組長”に就任することが決定されたことを紹介した。1月22日にこの小組の第一回会議が開かれたのだが、そこからは習近平氏の本気度が読み取れた。

第20回
2013年12月30日、中央政治局は定例会議を開いた。2013年最後の政治局会議である。本稿では、会議の焦点となった二つのポイントをレビューしつつ、2014年の中国政治動向を占う幕開けとしたい。

第19回
M氏との北京での対話で氏が「習仲勲を祝う真の目的は胡耀邦の歴史的地位を復活させるため」だと述べたことは前回述べた。加えてM氏は、「トウ小平の歴史的地位を“総括”することが真の目的だ」と話した。この言葉に、私は興奮せざるを得なかった。

第18回
10月、中国では習近平の実親である習仲勲の生誕百周年を大々的に祝っていた。一部から習近平の実親をあからさまに持ち上げたことを「権威主義的だ」と懸念する声が上がった。しかし、真の目的は他にあると、ある共産党幹部が話してくれた。

第17回
11月9〜12日、中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議(三中全会)が北京で開催された。国家リーダーが変わる党大会が実施された後の三中全会は、どのような政策を打ち出そうとしているのかを占う上で、極めて重要な会議とされてきた。

第16回
前回コラムでは、習近平総書記率いる共産党指導部は、工農階級の権益を優先的に守ろうとする「革命党」だと述べた。本稿では、前回に引き続き、銭教授の論考を引用しながら、“紅老衛兵”たちの価値観や行動規範を具体的に検証していきたい。

第15回
「永遠に党についていく」。このような文言がいま、北京の街に溢れている。常務委員入りした劉雲山氏の、党の威信を高める「群衆路線教育実践活動」のためだ。そしてこれは党の先進性と純潔性を訴えるプロパガンダとして機能している。

第14回
中国の将来を考えるとき、中国共産党自身がどのような自己改革を実現していくかがキーポイントになると、私は考えてきた。しかし、中国共産党はいまだに「工農階級」を代表するという、昔のままの統治理念を掲げたまま、今日に至っている。

第3回
尖閣を買ってくれた野田首相に感謝する――。中国公安部のある幹部が私にこう語った。そこには反日のニュアンスは感じられず、起こってしまった危機から何を得るかという残酷なまでに強かな姿勢だった。一方のわれわれ日本人は、何を学ぶべきなのだろうか。

第13回
“薄煕来事件”は習近平政権が展開する「反腐敗闘争」の一環として処理し、法治主義が成熟してきていることのプロパガンダとして利用された。なぜ共産党指導部は「反腐敗闘争」を大々的に展開するのか、そして、それは「中国民主化」を促すのだろうか。

第12回
党籍も含めたすべての政治的地位を失い、完全失脚に追い込まれた薄煕来氏。しかし、今でも社会的弱者からの薄煕来支持は根強く残る。薄煕来氏によって揺れる中国共産党と中国社会。民主化へはどのような影響があるのだろうか。

第11回
前回コラムで詳述したように、中国共産党指導部が“工農階級”の欲求ばかりに迎合し、“中産階級”の真っ当な権益を軽視しる現状は、民主化という観点からはネガティブと言わざるを得ない。本稿では、“共産党”と“民主化”の相関性を考えてみたい。
