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加藤嘉一
第153回
香港デモ現場ルポ、習近平が「香港200万人抗議」を恐れる理由
刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案への反対が引き金となって始まった香港での大規模な抗議デモ。今後の展開はどうなるのか。中国共産党指導部は現状をどう見ているのか。独自取材を敢行した。

第152回
天安門事件30年、習近平は“暗黒の歴史”の清算に向き合うか?
今日、天安門事件から30年を迎える。北京の中心地にある天安門広場に集結した一般市民を、共産党指導部は武力で鎮圧することで、事態の収束を図ろうとした。そして、この“暗黒の歴史”に対して、共産党は現在に至るまで清算してこなかった。

第151回
米中関係が三度、緊迫している。王毅外相兼国務委員はマイク・ポンペオ米国務長官との電話会談で「米国側は多くの分野で中国側の利益を損なう言動を取っている。そこには政治的手段を通じて中国企業の正常な経営に打撃を与える措置も含まれる」と指摘し、中国政府を代表して米国側に「断固たる反対」を表明した。

第150回
中国共産党は保守派と改革派双方からの圧力や要望に挟まれながら、政権運営しなければならない。そんな現実は党機関紙『求是』で“左”、すなわち保守派に配慮する論考からも伺える。

第149回
中国共産党は『求是』という機関誌を持っている。党の中枢機関である中央委員会が主催しており、共産党が自らの正統性を死守し、強化していくために必要だと認識する政治思想やイデオロギーを宣伝するための場だといえる。

第148回
3月18日、習近平総書記が北京で開催された「学校思想政治理論課教師座談会」を自ら司会し、“重要談話”を発表した。座談会には中国全土にある大学、高校、中学、小学校などで思想政治理論の授業を担当する教師たちが上京、習近平に向かって日頃の取り込みや考えなどについて報告をした。

第147回
3月5日に開幕した1年に1度の全国人民代表大会で李克強首相が公表する2019年度の経済成長率目標について、李克強が所信表明演説に相当する「政府活動報告」で実際に口にしたのは「6~6.5%」であった。

第146回
共産党の正統性は「結果を出す」ことで初めて人民から信任を得られる。そういった意味で、日々の生活を支える経済は特に重要であり、毎年注目されるが、今年とりわけその注目度が高いのが経済成長目標であろう。

第145回
春節の大晦日の前夜、19時30分ごろ北京西駅に到着した。黄金色にライトアップされた伝統ある駅の正面玄関前には一つのスローガンが掲げられていた。

第144回
1月23日にスイスで開かれた世界経済フォーラム(ダボス会議)に中国共産党を代表して出席し、王岐山・国家副主席が基調講演した。王岐山といえば、国家指導者を親族に持つ俗に言うところの“太子党”であり、習近平国家主席とも近い存在にあるとされる。その発言から何を汲み取ることができるのか。

第143回
1月2日、習近平国家主席が1979年元旦に発表された《台湾同胞に告げる書》40周年を記念する式典で談話を発表した。習近平政権成立以来最も鮮明かつ強烈に中国共産党の台湾問題をめぐる立場や思惑が露呈されていた内容であったといえる。

第142回
ファーウェイのCFO逮捕の影響もあり、米中貿易戦争は長期化・泥沼化が予想されているが、習近平は意外にも1月1日までに米国と関係修復しようとしているという。その理由とは。

第141回
中国の党機関紙『人民日報』が中国を代表するIT企業アリババの創業者であるジャック・マー(馬雲)氏が中国共産党員であることを報じたことが、とりわけ国際社会で物議を醸しているようである。

第140回
習近平は11月5日、上海で開催された中国国際輸入博覧会に出席し基調講演の中で「開放」の2文字に52回も言及した。異例にも映るこの数の背後には2つの要素が働いているように思える。

第139回
安倍首相の訪中後、日中関係・交流を安定的かつ健全に管理するという観点から、筆者が現段階で留意すべきだと考える問題を4点提起し、若干の検証作業を行いたい。

第138回
10月25~27日、安倍晋三首相が日本の総理大臣として約7年ぶりに中国を公式訪問する。日中平和友好条約発効40周年という節目の時期における訪中であり、日中間の首脳外交を象徴する外交行事である。

第137回
中国が69回目の国慶節を迎える直前の9月25〜28日、習近平総書記が東北地方三省(黒竜江省、吉林省、遼寧省)を視察した。その狙いとは。

第136回
米中貿易戦争が泥沼化しているが、中国は米国に対して今後、どのような態度を取るのだろうか。その現状を読み解き、今後を予測してみた。

第135回
9月3日から4日に北京で開催された「中国アフリカ協力フォーラム」。同フォーラムの開催期間中とその前後、中国世論はまさに“習近平一色”に染められたといっても過言ではない。中国がアフリカを支援する真の狙いとは。

第134回
中国社会では「習近平思想」による統制がますます強まっており、上からの圧力に晒されている“現場”は枚挙に暇がない。筆者の周りで起こっている3つの実例を挙げることで、現状の深刻さを具体的に掘り起こしていきたい。
