
津田 久資
「知識がある人」ほどハマる、マーケティングの落とし穴
トレンドの移り変わりがあまりにも激しいいま、時代に左右されない「モノが売れる原理」が必要とされている。そんなマーケティングの「そもそも論」を徹底的に掘り下げたのが、博報堂やボストン コンサルティング グループで活躍してきた津田久資氏による最新刊『新マーケティング原論』だ。「マーケティングを科学する第一歩」(冨山和彦氏)、「これこそ『クリティカルに考える』ということ」(デービッド・アトキンソン氏)など各氏の称賛を集める同書では、4Pや3C、ブルーオーシャン戦略や破壊的イノベーション戦略など、おなじみのツールや理論が「そもそもなぜ有効なのか?」という部分も含めて、きわめてわかりやすく解説されている。まさに「考えるマーケター」のための教科書だ。本稿では、同書より一部を抜粋・編集し、「マーケティングのフレームワークに対するよくある誤解」をご紹介する。

【マーケターが教える】「売れる法則にすがる人」にヒットが出ない理由
トレンドの移り変わりがあまりにも激しいいま、時代に左右されない「モノが売れる原理」が必要とされている。そんなマーケティングの「そもそも論」を徹底的に掘り下げたのが、博報堂やボストン コンサルティング グループで活躍してきた津田久資氏による最新刊『新マーケティング原論』だ。「マーケティングを科学する第一歩」(冨山和彦氏)、「これこそ『クリティカルに考える』ということ」(デービッド・アトキンソン氏)など各氏の称賛を集める同書では、4Pや3C、ブルーオーシャン戦略や破壊的イノベーション戦略など、おなじみのツールや理論が「そもそもなぜ有効なのか?」という部分も含めて、きわめてわかりやすく解説されている。まさに「考えるマーケター」のための教科書だ。本稿では、同書より一部を抜粋・編集し、「マーケティングの法則に対するよくある誤解」をご紹介する。

無能な人ほど「まず調べよう」とする【書籍オンライン編集部セレクション】
「情報収集」という戦場には、しかるべき戦い方がある。単なるお勉強の延長線上でビジネスの情報を集めようとしている限り、そこでは結局、学歴エリートを上回ることはできない。効率的な情報収集をするために必要な考え方について「論理思考本の知る人ぞ知る名著」として各方面から絶賛される一冊『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか──論理思考のシンプルな本質』から抜粋してお伝えする。

第48回
イェールと東大の入試、「決定的に違う点」とは?
イェール大学助教授のポストを捨て、中高生向け英語塾「J Prep斉藤塾」を起業した斉藤淳氏との対談もいよいよラスト。イェール大学の入試では「推薦状」の存在が大きなウェイトを占めている。日本のペーパーテスト文化と対照をなすこの特徴は、どのような考え方に由来しているのか? 「思考力×教育」対談最終回!!

第47回
東大「推薦入試」に込められた本当の意図とは?
前回に引き続き、イェール大学助教授のポストを捨て、中高生向け英語塾「J Prep斉藤塾」を起業した斉藤淳氏との対談をお送りする。東京大学でもついに今年から推薦入試が導入され、従来型「学力」からのシフトが加速しつつある。ここからどんなことが起きてくるのか? 「思考力×教育」対談第2回!!

第46回
「英語ができない人」の共通点は○○がわかっていないことだった
イェール大学助教授のポストを捨て、中高生向け英語塾「J Prep斉藤塾」を起業した斉藤淳氏との対談を全3回にわたってお送りする。語学習得にも影響を与えている日本人の「思考力の弱さ」は、いったいどこに由来しているのか? 「思考力×教育」対談第1回!!

第45回
東大卒で出世する人、しない人…どこが違うのか?――鈴木寛×津田久資対談【最終回】
「スズカン」こと鈴木寛・文部科学大臣補佐官との対談も、いよいよクライマックス!! 「灘中→灘高→東大法学部」の先輩・後輩である2人のトークは「思考力の磨き方」としての「書く習慣」「教える習慣」…さらには「笑いや演劇」へと展開。(最終回/全3回)

第44回
「私大文系」入試がマニュアル人間を生み出す!?――鈴木寛×津田久資対談【第2回】
「スズカン」こと鈴木寛・文部科学大臣補佐官との対談をお送りする。じつは「灘中→灘高→東大法学部」の先輩・後輩関係にあるという2人。教育改革のプロフェッショナル・鈴木寛氏と、ビジネス教育のスペシャリスト・津田久資氏のトークは「大学入試」や「ビジネススクール」の問題へと展開していく……。(第2回/全3回)

第43回
灘高エリート教育の秘密は「幾何と国語」にあった!!――鈴木寛×津田久資対談【第1回】
「スズカン」こと鈴木寛・文部科学大臣補佐官との対談をお送りする。教育改革のプロフェッショナル・鈴木寛氏と、ビジネス教育のスペシャリスト・津田久資氏による「灘・東大」トークは、どんな広がりを見せるのか?(第1回/全3回)

第42回
この1年「ヒリヒリするような悔しさ」をどれだけ味わいましたか?
大好評を博した『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』スペシャル著者セミナー。即座に100名を超える参加希望者が殺到し、当日には熱気あふれる満席の会場から活発な質問が飛び交った。セミナーの様子を少しだけご紹介!!(最終回/全4回)

第41回
伸びない人に共通する「コロンブスの卵」症候群
「『これまでいかに自分が何も考えていなかったか』を痛感しました」——去る10月26日に開催され、大好評を博した津田久資氏『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』スペシャル著者セミナー。即座に100名を超える参加希望者が殺到し、当日には熱気あふれる満席の会場から活発な質問が飛び交った。セミナーの様子を少しだけご紹介!!(第3回/全4回)

第40回
凡人が天才から学ぶべき、たった1つのこと
大好評を博した津田久資氏『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』スペシャル著者セミナー。即座に100名を超える参加希望者が殺到し、当日には熱気あふれる満席の会場から活発な質問が飛び交った。セミナーの様子を少しだけご紹介!!(第2回/全4回)

第39回
ハーバードMBAはなぜ「講義をやらない」のか?
「『これまでいかに自分が何も考えていなかったか』を痛感しました」——去る10月26日に開催され、大好評を博した津田久資氏『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』スペシャル著者セミナー。即座に100名を超える参加希望者が殺到し、当日には熱気あふれる満席の会場から活発な質問が飛び交った。セミナーの様子を少しだけご紹介!!(第1回/全4回)

第38回
読む本を「選ばない」人だけが手にするもの
「ミスターリクルート」藤原和博さんと、「博報堂・BCGで培った思考法」が話題の津田久資さんが対談。お互いの最新刊を読んだ感想から始まり、議論は「思考力をどう磨くか?」「読むべき本をどう出会うか?」「発想と記憶との関係性は?」にまで発展。大反響の対談連載もついに最終回!!

第37回
「700個のケーキ」を「800人の避難民」に届ける方法を考える
「ミスターリクルート」藤原和博さんと、独自の「思考法・発想法」が話題の津田久資さんが対談!! お互いの最新刊を読んできた2人の議論はますます白熱!「リクルートがなければ、東大からBCGに入社していたかも…」と語る藤原さんは『あの人はなぜ、東大卒…』をどう読んだのか?

第36回
本当の頭のよさは「健全な腹黒さ」と「遊び」から生まれる
「ミスターリクルート」藤原和博さんと、独自の「思考法・発想法」が話題の津田久資さんによる対談。お互いの最新刊『本を読む人だけが手にするもの』『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』をあらかじめお2人に読んできていただいたところ、議論はかなりの盛り上がりを見せた。自身も「東大卒」である藤原さんは『あの人はなぜ、東大卒…』をどう読んだのか? 今回から全3回にわたってお送りする(第1回)。

第35回
頭がカタい人必読!!「ひらめきセンス」を磨く法
「どうすればひらめきが出てくるのかを知りたい」研修をやっていると、そんなことを質問してくる人がいる。最も手っ取り早い方法は、アイデアの「総量」を増やすことである。しかし、「とにかくたくさん」アイデアを出せばいいわけではない。キーワードは「広さ」だ。

第34回
結果を出す人は「あるあるネタ」能力が抜きん出ている
ビジネスの戦場では「誰もが潜在的に持っているアイデア」をできる限り多く引き出せた者が勝利する。実のところ、優秀なコピーライターがアウトプットする言葉や、売れるお笑い芸人の「あるあるネタ」なども、基本的にはビジネスにおけるイノベーションと同じような構造の上に成り立っている。

第33回
秀才タイプにありがちな「考えたつもり病」を避けるには?
ビジネスの「競争」で最も大切なことは「潜在的に誰もが持っているアイデア」を極限まで多く引き出し、競合に先を越されないようにすることである。ところで、アイデアを「引き出す」ためには何をすればいいのだろうか?「考えたつもり」で終わらないために必要な、たった1つのことについてお話ししよう。

第32回
なぜ「できる人」から転職してしまうのか?
会社で圧倒的な実績を上げている人がいるとする。その人は、そのまま会社にとどまっていれば、かなりの確率で出世することができるだろう。現に、一定の役職を得ているケースもあるかもしれない。…それでも、ある日突然、その人は別の会社に転職してしまう。あなたのまわりでもこんなケースはないだろうか? こうした事態がよく起きる背景には、ビジネスという戦場に横たわっている「普遍的なメカニズム」がある。
