
情報工場
第96回
近頃、ネットや雑誌ではさまざまなテーマのランキングを見かける。しかし、中にはいいかげんなものも少なくない。私たちは、ランキングの信ぴょう性をどう判断すれば良いのだろうか。

第95回
明治維新後の日本の近代化を支えた、前島密。「日本郵便の父」とも呼ばれる前島は、すぐれた「構想力」の持ち主だった。

第94回
アパレル業界には、ユニクロの「フリースブーム」や海外からのファストファッションの到来など、いくつかの重大な転換点があった。現在、次のパラダイムシフトが起こり始めているという。アパレル業界に学ぶ、企業が生き残る術とは?

第93回
もうすぐ平成が終わる。日本社会はこの30年でどう変わったのだろうか。博報堂生活総合研究所が長期にわたり「生活者」を対象に行ってきた調査から、平成期に我々の価値観がどう変化してきたのかを読み解く。

第92回
いま日本政府は、経済成長のエンジンの1つとして「キャッシュレス化」の方針を掲げている。実は、このキャッシュレス化が「監視されているかのような気味の悪さ」を現実にしそうだ。

第91回
地方の衰退が懸念される中、地域の活性化、地方創生は、都市居住者を含むすべての日本人が考えなければならない重要テーマだ。人気の由布院温泉を有する、大分県由布市の成功事例のモデル化を取り上げたのが今回取り上げる書籍『由布院モデル』だ。

第90回
三越伊勢丹HDの展開するプライベートブランドが、2019年春夏シーズンをもって終了するという。売上げが伸び悩み、黒字化が見込めないとの理由だ。アマゾンと同様の「良質適価、かつ高感度」というコンセプトを掲げながら、なぜ勝てないのか。

第89回
旅客機の運航には「予期せぬ状況」がつきものだ。しかも、その「予期せぬ状況」には無数の可能性が存在する。そんな状況に対処する術を解説するのが、『国際線機長の危機対応力』の著者であり、元JAL機長の横田友宏氏だ。

第88回
トヨタが60年もの長きにわたって北米拠点を置いていたカリフォルニア州ロサンゼルス経済圏を離れたのをご存じだろうか。移転先は、「テキサス州」である。

第87回
アース製薬といえば、あの「ごきぶりホイホイ」や、液体式電気蚊取り器「アースノーマット」といった画期的なヒット商品を次々に世に送り出してきた企業だ。こうしたヒット商品開発の多くに携わり、同社の商品力の礎を築いたのが大塚正富氏だ。

第86回
一般的な縄文人のイメージといえば、小集団で竪穴式住居に定住した、原始的な狩猟採集民だろう。しかし、本書『縄文探検隊の記録』によると、縄文人の文化や生活は私たちの想像以上に進化していたことが、最近の研究でわかってきているという。

第85回
東急電鉄は、沿線の住宅地の開発や、住民の暮らしの充実に注力し、常に住みたい路線、駅などのランキング上位を占めてきた。では東急電鉄は、どのように「まちづくり」を進め、ブランディングに結びつけたのだろうか。

第84回
理想の上司像を思い浮かべてほしい。部下の一人ひとりを思いやり、サポートしつつも、各々に適した挑戦を促す。そんな上司のもとであれば、思いきり仕事ができて、成長できるのではないか。このような上司こそが「セキュアベース・リーダー」だ。

2018年も数多のベストセラー書籍が生まれた。その中から、仕事や生き方、ものの考え方のヒントになるような5点の書籍を、ビジネスパーソン向けに厳選した書籍のダイジェストを提供するビジネス書のプロ『情報工場SERENDIP編集部』が紹介する。

第83回
1日のうちで最も仕事をするのに向いているのはいつなのか。そんな「いつ」についての有用な知見が得られるのが、『When 完璧なタイミングを科学する』だ。さまざまなケースにおける「いつやるか」を科学的根拠を示しながら論じている。

第82回
今回紹介する『オリンピックと東京改造』は、1964年の東京五輪をきっかけに、幹線道路をはじめとする東京の交通インフラが、どのように問題を解決しながら姿を変えてきたかを読み解く。そしてその上で、2020年東京五輪を見越した将来像を探る。

第81回
世界の自動車産業のガリバーであるトヨタ自動車は、どうやら本気でクルマ会社からの脱皮を狙っているらしい。10月4日、トヨタはソフトバンクグループと共同で新会社「MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)」を設立すると発表した。

第80回
ネットフリックスは、時価総額1700億ドル超、契約者数は世界で1億2500万人以上というストリーミング動画配信を主に行う企業だ。同社は、驚異的なスピードで成長を続けているが、その背景にはユニークな人事制度と企業文化があった。

第79回
和洋菓子製造販売の「たねやグループ」は、本店のある近江八幡市を中心に多数の支店を有し、従業員1000人超の大企業となっている。正確な記録が残っていないそうだが、創業はおよそ300~400年前。そのルーツは、江戸時代の近江八幡の材木商だという。

第78回
マイクロソフトは全盛期を過ぎた、やや時代おくれの会社とみなす向きもある。しかし、同社は過去20年間時価総額ランキングトップ10に名を連ねており、これほどの超優良企業はなかなかない。しかも2015年秋には、創業40年目で株価最高値を更新した。
