
情報工場
第115回
新型コロナウイルスをめぐる騒動では、多くのデマや臆測が拡散されている。実際に、トイレットペーパーが店頭からなくなってしまうなど、おかしな現象が起きている。こんな時期だからこそ、古くから人々の不安を笑いで払拭してきた「落語」をお薦めしたい。

健康計測機器メーカー・タニタは2017年1月、希望する社員を一旦退職させて「個人事業主」に転換するという斬新かつ大胆な制度を打ち出した。名付けて「日本活性化プロジェクト」という。本書は、このプロジェクト発足からの経緯と成果とを、タニタ社員たちの声も交えてまとめたものだ。

第114回
24時間営業問題に揺れるコンビニ。実は、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ3大チェーンは24時間営業を始めてから40年以上になるという。この年月の中でコンビニは、人々の生活を支える「インフラ」の役割を果たすようになっていった。

第113回
どうすれば、アイデアをビジネスとして成功させることができるのか。多くの起業家、ビジネスパーソンが直面する課題である。新規事業は9割の確率で失敗するといわれる中で、少しでも成功確率を上げるために何ができるだろうか。

第112回
密かなブームとなっている「サウナ」。経営者にも愛好家が多く、心身を整え、頭をリフレッシュするにも最適だ。しかし入浴法によって、その効果は大きく変わってくるという。意外と知らない「サウナの正しい入浴法」とはどんなものだろうか。

第111回
今月19日にスタートするNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。本作の主人公は、本能寺の変を起こして主君・織田信長を討った明智光秀だ。忠実で頼りになる重臣だった光秀は、なぜ突然の謀反に至ったのか。二人の関係からは、現在の上司と部下が学ぶべき点も見えてきた。

ゆっくりと時間が取れる年末年始の休暇。これを機に、読書を楽しんでみるのはいかがだろうか。ビジネスパーソン向けに厳選した書籍のダイジェストを提供するビジネス書のプロ『情報工場SERENDIP編集部』が、年末年始休暇におすすめの2019年ベストセラー書籍5冊を紹介する。

近頃、「人生100年時代」という言葉をよく聞く。昔のように60歳で定年を迎え悠々自適、という時代では、もはやない。長い人生を「幸せ」に生きるために、何を準備しておけばいいのだろうか。

第109回
創業から60年以上が経ち、3000人を超える社員が在籍しているにもかかわらず、スタートアップのように社員が生き生きと働く会社が存在する。組織階層や組織図もなく、事業計画、長期予算といった当たり前の「管理」を一切行わない。そんな自由すぎる組織経営はどのように成り立っているのだろうか。

第108回
昨今、あらゆる企業において働き方改革が喫緊の課題だが、あまり改善が見られない企業も少なくない。そうした中で、年間にして1カ月分の労働時間短縮に成功し、まさに“有言実行”の働き方改革を行ったのが、味の素だ。なぜ、わずか4年で大胆な改革を実行できたのだろうか。

第107回
水不足、大気汚染、エネルギー問題…地球には解決の難しい根深い問題が多数ある。これらの問題解決へのカギとなるのがテクノロジーだが、これは必ずしも最先端の技術である必要はない。日本企業が持つ「忘れられた技術」が活躍することもあるのだ。

第106回
同じ成果を上げたはずなのに、あいつばかりが評価される…。そんな経験をしたことはないだろうか。さまざまな“成功事例”を分析すると、こうした不遇の要因らしきものが見えてきた。

第105回
かつて携帯電話市場でトップクラスのシェアを誇ったノキア。しかし、スマホ市場ではiPhoneの攻勢を前に、日の目を見ることはなかった。そんなノキアが世界の主要通信インフラベンダーとして復活を遂げた。大改革をリードした会長が振り返る、復活の理由とは?

第104回
デジタル化により、さまざまな業界でビジネスの意義が大きく変わり始めている。銀行もその一つだ。かつての花形職業は、今や不要論の主役だ。しかし、そうした厳しい環境のなか、新しいスタイルで顧客に価値を提供しようと奮闘するバンカーがいる。

第103回
かつて国産オーディオ御三家といわれたパイオニア、山水電気、トリオ(現JVCケンウッド)。今もなお健在なのは、ケンウッドだけだ。この3社の明暗を分けたのは「本業転換」の成否である。具体的な事例から本業転換のポイントを見ていこう――。

第102回
やりがいや充実感をもって働くためには、仕事に楽しさを感じられることが重要だ。しかし、クライアントや上司の要望を聞きながら、自分らしく、楽しく働くことは簡単なことではない。幼い頃遊びに夢中になったように、楽しみながら仕事をするコツは何だろうか。

101回
1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに「パンの缶詰」を開発した「パン・アキモト」。2代目社長の秋元義彦氏の発明は、それだけにとどまらなかった。効率的に支援が必要な地域に缶詰を届ける新たなシステムも生み出したのである。

第100回
ソニーのウォークマンとアフリカの貧困救済に共通する「成功の鉄則」
アフリカなどの貧困国・地域に、先進国が金銭的または物的支援をすることがある。しかし、もたらされたモノや設備が現地民の実生活にまったく受け入れられないことも少なくない。なぜだろうか。ひもとくと、かつて日本の消費者の生活を大きく変えたイノベーションとの共通点が見えてきた。

第99回
2020年、ついにサービス開始となる次世代通信規格5G。5Gを活用することによって人とモノ、あるいはモノ同士がつながる「コネクテッド社会」が実現するというが、それはどのようなものなのか。また実現への課題は何なのだろうか。

第98回
テクノロジーの発展により、あらゆる分野の常識が変わろうとしている。その一つが「食」である。将来は食料不足が懸念されていたり、先進国では過食や偏食などの健康問題があったりと、今後の課題も多い分野だ。「未来の食事」はどうなっていくのだろうか。
