田中 均

田中 均

日本総合研究所国際戦略研究所特別顧問/元外務審議官

1969年外務省入省。オックスフォード大学修士課程修了。北米局審議官、在サンフランシスコ日本国総領事、経済局長、アジア大洋州局長を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め、2005年8月退官。小泉政権では2002年に首相訪朝を実現させる。05年9月より日本国際交流センターシニア・フェロー、2010年10月に(株)日本総合研究所 国際戦略研究所理事長に就任。22年12月から現職。著書に『見えない戦争』(中公新書ラクレ、2019年11月刊行)、『日本外交の挑戦』(角川新書)、『プロフェショナルの交渉力』(講談社)など。2021年3月よりTwitter開始(@TanakaDiplomat)、毎日リアルタイムで発信中。

「中国の夢」実現の折り返し点…中国は変わるのか、変えられるのか
田中 均
建国100周年の2049年に世界の超大国になる「中国の夢」は実現しつつあるが、中国自身が一党独裁の強権政治や国家資本主義経済から変われるのか、また中国を変えられるかは、今後30年の国際政治の中心課題だ。
「中国の夢」実現の折り返し点…中国は変わるのか、変えられるのか
菅外交が早々に迫られるいくつかの「重要な選択」
田中 均
菅新政権は、「配慮一辺倒」から是々非々でものを言う対米外交や拉致問題と北朝鮮非核化の一括解決など、「安倍外交の継承」では済まないくつかの重要な選択」を迫られる。
菅外交が早々に迫られるいくつかの「重要な選択」
日本に外交戦略見直しを迫る、香港の中国化・韓国の朝鮮化・ロシアのロシア化
田中 均
中国の香港国家安全維持法の導入による香港の「中国化」は米中対立を決定的にするゲームチェンジャーであり、韓国の「朝鮮化」、ロシアの「ロシア化」など、日本の外交環境は激変した。安保外交戦略の抜本的な見直しが必要だ。
日本に外交戦略見直しを迫る、香港の中国化・韓国の朝鮮化・ロシアのロシア化
刻々と迫る「香港の中国化」、歴史の変節点に日本はどう向き合うか
田中 均
中国が香港版国家安全法を制定に動きだし長く維持されてきた「一国二制度」は崩壊の瀬戸際だ。「香港の中国化」は台湾の“台湾化”、シンガポールの香港化、米中対立の一層の激化を招き、歴史の変節点になる。
刻々と迫る「香港の中国化」、歴史の変節点に日本はどう向き合うか
コロナ後の米中、「対立から衝突」の可能性に備える必要
田中 均
コロナ後、中国は独自の経済圏構築で動き、香港、台湾問題などの「核心的利益」では強硬姿勢を強める。米国はトランプ大統領が再選の見通しが暗くなるほど中国に厳しく向かう。限定的ながら米中の軍事的衝突もあり得る。
コロナ後の米中、「対立から衝突」の可能性に備える必要
コロナ対応で露呈した「安倍一強体制」の欠陥
田中 均
新型コロナの感染拡大が止まらないのは、政府が医療現場や事業者らの切実な声に受け身で対応してきたからだ。首相は指導力を発揮せず組織的な意思決定も行われずガバナンスが崩壊している状況だ。
コロナ対応で露呈した「安倍一強体制」の欠陥
コロナ・パンデミックで米中の「相互排除」が拡大し世界は分断へ向かう
田中 均
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は経済活動停滞だけでなく、人の交流を減らし疑心暗鬼、不信感を強める。各国の政治は自国優先、ポピュリズムに一段と傾き、世界の分断が加速する可能性が高い。
コロナ・パンデミックで米中の「相互排除」が拡大し世界は分断へ向かう
新型ウイルス問題は習近平体制の「変化」のきっかけになるか
田中 均
新型ウイルス問題での初期対応の遅れは官僚主義や中央政府の指示待ち、情報統制など共産党統治の構造的な欠陥を露呈した面がある。独裁化がいわれる習近平体制がどう変化するか、注視が必要だ。
新型ウイルス問題は習近平体制の「変化」のきっかけになるか
日本を沈没させる「見えない戦争」から生き残るための心得
田中 均
一国・大国主義や過激な主張外交を展開する為政者がポピュリズムに乗じて勢いを増す中、戦火を交えるわけではない「見えない戦争」が、世界のそこかしこで起きている。もはや日本に成すすべはないのか。日本外交の戦略家・田中均氏が生き抜くため知恵を伝授する。
日本を沈没させる「見えない戦争」から生き残るための心得
イラン、北朝鮮、台湾をめぐる「軍事衝突」はあるか
田中 均
米国とイラン、北朝鮮、さらには台湾をめぐって中国との軍事的緊張が高まる可能性がある。偶発的な衝突はあり得る。鍵を握るのは米大統領選が本格化する夏以降、トランプ大統領がどう動くかだ。
イラン、北朝鮮、台湾をめぐる「軍事衝突」はあるか
2020年は「米国発のリスク」が国際関係を揺さぶる
田中 均
2020年の国際情勢は米中対立や北朝鮮の瀬戸際外交などの「6つの地政学リスク」が依然として深刻だが、中でも大統領選での再選を目指すトランプ大統領が予見不可能な対外政策に打って出るリスクがある。
2020年は「米国発のリスク」が国際関係を揺さぶる
政治家や官僚に「矜持」を期待するのはもはや無理なのか
田中 均
「一強長期政権」の下で政治家はただ政権を維持するのが目的になり、官僚組織は忖度が蔓延している。プロフェッショナルとしての使命感を持ち国民の負託に応える「公僕の矜持」を取り戻す時だ。
政治家や官僚に「矜持」を期待するのはもはや無理なのか
香港問題は中国共産党統治の「終わりの始まり」になるか
田中 均
香港問題は経済成長と自由の抑圧という中国共産党体制の矛盾を象徴する。中国政府が強制介入で抑えるのは難しく、民主化の中国本土への“飛び火”を防ぐのが精いっぱいだ。対応を間違えば体制の危機につながる。
香港問題は中国共産党統治の「終わりの始まり」になるか
「日韓泥沼化」を抜け出せ!元徴用工・輸出規制問題の解決シナリオ
田中 均
日韓関係修復には両国の政治指導者の役割が大きい。日韓連携の重要性を国民に語り、元徴用工への賠償支払いは韓国政府の責任で行い、日本も輸出管理問題で定期協議の場作りに動きだすことだ。
「日韓泥沼化」を抜け出せ!元徴用工・輸出規制問題の解決シナリオ
日韓が「近くて遠い国」に戻った3つの要因と、唯一の打開策
田中 均
日韓関係が泥沼化したのは、両国の政権基盤の違いや世論を巻き込んだ外交の硬直、対北朝鮮へのアプローチの違いなどの要因がある。両国の外交当局の存在感が薄く、打開には首脳間の直接対話が必要だ。
日韓が「近くて遠い国」に戻った3つの要因と、唯一の打開策
緊迫の米国とイラン、限定的な軍事衝突が起こり得る理由
田中 均
緊迫度を増すイラン情勢だが、イランが挑発行動をとれば米国が軍事的行動をとる可能性は高い。双方ともが国内に保守強硬派がいるうえ、米国はイランの体制自体が脅威と考えているからだ。
緊迫の米国とイラン、限定的な軍事衝突が起こり得る理由
貿易はいずれ合意しても「戦略的競争関係」の米中が全面和解することはない
田中 均
米中貿易戦争は米中が再び「制裁」「報復」の関税をかけあい不透明感を増すが、いずれは何らかの合意が図られるだろう。しかし米中は「戦略的競争関係」にあり構造的な対峙は続くと考えたほうがいい。
貿易はいずれ合意しても「戦略的競争関係」の米中が全面和解することはない
令和の時代に日本が回帰すべき「プロフェッショナルな外交」
田中 均
「令和」の世界は、超大国だが指導力が急速に低下する米国と「社会主義現代化強国」になり影響力を強める中国が対峙する構図になる。日本は「日米同盟一辺倒」ではないプロフェッショナルな外交が必要だ。
令和の時代に日本が回帰すべき「プロフェッショナルな外交」
米朝首脳会談決裂、北の非核化に向け日本が果たすべき役割
田中 均
米朝首脳会談で不調に終わった「非核化」は、北朝鮮が完全な非核化に向け核廃棄を段階的に進めるのに合わせて経済制裁を段階的に解除する方向を模索するしかない。非核化のロードマップ作りなどで日本は積極的に動くべきだ。
米朝首脳会談決裂、北の非核化に向け日本が果たすべき役割
世界の一層の混乱を防ぐ鍵は「経済重視」の合理的思考だ
田中 均
北朝鮮の核開発や米中貿易戦争、英国のEU離脱問題などが、2月末から3月にかけて新たな展開を生む節目を迎える。世界は一層の混乱に陥るのか。鍵を握るのは「経済」を重視した合理的思考だ。
世界の一層の混乱を防ぐ鍵は「経済重視」の合理的思考だ
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