The Wall Street Journal
プーチン露大統領によるウクライナ侵攻は、ロシア産天然ガスへの依存からの脱却に消極的だった欧州の背中を否が応にも押している。

ロシア兵の造反を促す、ウクライナのEU加盟を早める、亡命政府を立ち上げる、といった選択肢が考えられる。

ロシアの物理的なウクライナへの攻撃と並行して、ほぼ前例のないサイバー戦争が行われている。憂慮されるのは、それが両当事国以外にも波及する可能性だ。

EV電池や半導体に欠かせないニッケルとパラジウムの供給大手を排除できるか。

ロシアを世界の金融ネットワークから排除する動きは、経済紛争の歴史の新たな一章を開くことになった。

2月4日の中ロ共同声明では両国の友情に「限界はない」としたが、ロシアが隣国に侵攻したことで、中国は外交政策の調整を余儀なくされている。

バッテリーを手がけるスタートアップ企業の大げさな発表は多いが、バッテリー容量の向上率は年間約7~8%で、その状態が長年続いている。

ロシア軍は苦戦しているが、いずれウクライナ軍は崩壊するとみられる。その後どうなるのか。

日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告は、私利私欲に基づく悪質な犯罪者だと東京地方裁判所に批判されたことについて、この声明こそ同被告が日本では公平な裁判が受けられなかった可能性があることを示す証拠だと述べた。

バイデン米政権は中東のパートナーに対し、ロシアとの戦いでウクライナに対する支持を表明し、経済的な影響を和らげるよう協力を求めている。

オフィスで一度も働いたことがない若い従業員が増えつつある。

トヨタは、サイバー攻撃でサプライヤーの1社が稼働停止に陥るという21世紀的な問題に、20世紀から続く慣行で対応した。

対ロシア制裁はプーチン大統領が想定した以上の打撃を与えそうだ。だが全面的な経済戦争は、米国と同盟諸国が目にしたことがないような波及効果をもたらす。

習主席がプーチン大統領との連携を通じて様々な成果を達成できると考えていたとしても、そのリストの中に日本の核武装が含まれていなかったことは確実だ。

欧米諸国はロシアに対し、過去最大級となる制裁措置を発動することを決めた。背中を押したのはウクライナ指導部からの切羽詰まった訴えだった。

ロシアのウクライナ全面侵攻を受けて、欧州の最も騒々しいポピュリスト(大衆迎合主義者)たちのプーチン氏称賛の声に陰りが見え始めている。

インフレ圧力がさらに増大すれば、FRB高官の一部がすでに示唆している以上に強力な金融引き締めを余儀なくされるかもしれない。

米国は中国をロシアとの緊密な協力関係から引き離したいと考えている。そのための一計は、ウクライナ侵攻による痛みを中国政府に感じさせることだ。

ロシアがウクライナに侵攻して欧州でヒトラー以来最大の地上戦を始めると、米国の株価は急騰した。一体何が起きたのか。

世界が大混乱に陥ると、明快な見解には安心感を覚える。だが、この状況に置かれた今こそ、投資家は確実だと思われる見方には普段以上に懐疑的になる必要がある。
