2020.10.27
【社説】最も金のかかる米選挙、民主から文句なし
米政治資金監視団体「責任ある政治センター（CRP）」のウェブサイト「オープンシークレット・オーガニゼーション」によると、米国で今年行われる一連の選挙総費用は110億ドル（約1兆1500億円）前後になる見通しだ。こうした状況は「選挙費用に関す…
2020.10.27
米バリュー投資家の苦悩、ファンド閉鎖も
バリュー投資の死について不平を言うこともできるが、それについて何かをすることもできる。割安な株を買って、素晴らしいリターンが得られるまで保有する投資手法は、あまりにも長いこと市場で出遅れている。このため実践者のほとんどは、いかに悪…
2020.10.27
習主席支配の中国、過激な国家主義への暗転
中国に吹き荒れる国家主義の風がここにきて、過激な様相を帯びてきた。毛沢東主義の暗い過去を想起させる足元の潮流を後押ししているのが、共産党のプロパガンダや習近平国家主席の政治的野望、そして新型コロナウイルスの封じ込めに成功した国家の…
2020.10.26
業績好調のエルメス、他ブランドも追随するか
裕福な人々はこれまで、旅行先でブランド品を購入していた。今では「どこにも行けないから」ブランド品を買っているのかもしれない。
2020.10.26
ワクチン開発、独バイオンテック躍進の軌跡
【マインツ（ドイツ）】1月下旬のある金曜日、ウグル・サヒン博士のもとに悪い知らせがメールで届いた。中国で死者が発生している新型コロナウイルスに関する新たな研究で、これまで考えられていたよりも感染力が強いことが示唆されたという内容だ…
2020.10.26
トランプ陣営を襲った波乱の1週間、その舞台裏
【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領は、9月29日に行われた民主党のジョー・バイデン候補との初回テレビ討論会を終えてからの1週間、2つの大きな問題に直面していた。
2020.10.23
中国とWTO批判、ライトハイザー氏に「一定の理」
米国の対中貿易政策は、多国間協調主義を支持してきた従来姿勢と異なるため、批判を浴びてきた。しかし この政策の背景に確かな論理があることも否定し難い。
2020.10.23
バイデン政権に身構える金融業界、喫緊の脅威は
米金融機関の間で、「企業に優しい」消費者金融保護局（CFPB）の時代が終わりを迎えつつあるとの懸念が高まっている。
2020.10.22
【社説】グーグル独禁法提訴、消費者の利益阻害が焦点
グーグルがネット業界のスタンダード石油であることを立証するには、司法省は今回の訴訟で提示した以上の多くの証拠が必要となるだろう。
2020.10.22
ウーバー創業者、ゴーストキッチンで不動産王に
米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの前CEOはここ2年、閉鎖されたレストランや自動車整備工場、倉庫をひそかに購入し、小さな不動産帝国を築いている。
2020.10.22
ネットフリックスの「どんでん返し」、予告が現実に
予告編は多くの場合、その番組の質を正確に映し出すわけではない。だがネットフリックスが3カ月前に示した予想は核心を突いていた。
2020.10.21
【社説】「バイデノミクス」の代償とは
ジョー・バイデン氏は選挙戦で、新型コロナウイルスとドナルド・トランプ米大統領に的を絞り、自身の政策についてはあまり語らずに切り抜けようとしている。とりわけ経済政策について、それは言えることだ。フーバー研究所が18日発表した新たな調査…
2020.10.21
トランプ氏劣勢の謎、経済は重要でないのか
「大事なのは経済だ、ばか者」。28年前の大統領選でビル・クリントン氏のアドバイザーを務めたジェームズ・カービル氏は、こう書かれたポスターを選挙対策本部に掲げることで勝利に一役買った。有権者にとって経済以上に重要な問題はないとのメッセ…
2020.10.21
ザッカーバーグ氏の政治傾斜、その舞台裏とは
マーク・ザッカーバーグ氏（36）はフェイスブックを世界屈指の有力企業へと導いてきた過去10年余り、政治には全く無関心であることを公言してはばからなかった。創業初期の顧問らは、米議員の動向について説明する際に、ザッカーバーグ氏が上の空に…
2020.10.20
激戦州で高齢者「トランプ離れ」の重み
過去4回の米大統領選で、共和党候補は高齢層の票を民主党候補より多く獲得してきた。だが今年は、ドナルド・トランプ大統領に一票を投じることに高齢者が二の足を踏む兆しが出ている。激戦州の一部でトランプ氏がジョー・バイデン民主党候補に後れ…
2020.10.20
米連邦判事の勢力図、トランプ氏どう変えた？
米連邦議会上院はドナルド・トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したエイミー・バレット氏の人事を巡って審議中だが、承認されれば裁判所の勢力バランスが一段と右傾化する恐れがある。これは、大統領と共和党議員が連邦判事を指名する広範な取り…
2020.10.20
米の個人投資家ブーム、超低位株の売買押し上げ
8月のある木曜日、再生可能燃料を扱う無名の会社ゲボ（Gevo）が、米株式市場の売買高全体の1割以上を占めた。
2020.10.19
FBの悪質コンテンツ対策、規定違反への対応に不備
WSJが独自調査を行った結果、フェイスブックはユーザーが違反コンテンツを報告しても、往々にして規則順守が徹底されていない状況が分かった。
2020.10.19
現金は紙くずにあらず、投資家に安眠もたらすか
米国株と長期米国債のバリュエーションがいずれも信じられないほど高い状況では、ましなヘッジになるのは昔ながらの現金かもしれない。
2020.10.19
iPhoneフルラインアップ、長所と短所を徹底比較
アップルは新型スマートフォン「iPhone 12」を4機種発表。12、11、SE、XRどれを買うべきか。WSJ記者が各モデルを解説する。
