戸田 覚
第92回
DVDに替わるメディアとして、「Blu-ray」がいよいよ普及期に入って来た。しかし、ハードを選ぶ際の常識は、これまでの記録メディアと違う。実は、レコーダーを買うよりもお得な「楽しみ方」が他にあるのだ。

第91回
ネットブックがPC市場を牽引する存在になって久しい。最近では、高解像度化も進んでいる。だが、ブームにはそろそろ終焉が訪れるかもしれない。「割安感」を考えると、すでにA4ノートの方が“お得”だからだ。

第90回
アップルから新しいOS「Snow Leopard」が発表された。同社の売り文句によると、「世界で最も先進的なオペレーティングシステム。究極のチューンナップ、完了」だという。実は、この10月には、マイクロソフトの新OS「Windows 7」が登場する。PCの世界では、激しいOSの合戦が繰り広げられようとしているのだ。

第89回
ネットブックやセミモバイルなど、様々な製品群が入り乱れるモバイルノートPC市場に、新プロセッサ“CULV”を搭載したモデルがお目見えした。このモデルの登場により、市場の価値観が変わる可能性は高い。

第88回
最近、携帯電話の売れ行きが芳しくない理由の1つは、機能が足踏み状態にあることだ。そんな市場に久々の革新をもたらしそうなのが、「ハイビジョンビデオ」である。果たして、携帯電話とうまく融合できるのか?

第87回
マイクロソフトがウェブ上でのオンライン利用が可能な「Microsoft Office」を無料で提供する方針を打ち出し、業界の話題を呼んでいる。実はこの戦略からは、「クラウドの勝者」を決める重要なポイントが垣間見える。

第86回
「GoogleがOSを開発する」というニュースは、世界中を驚かせた。このOSは、Chromeを発展させたもので、その名も「Google Chrome OS」という。だが、Windowsからの乗り換えには、しばらく時間がかかりそうだ。

第85回
PC市場の牽引役であるネットブック市場に、「バイオW」を引っさげて、ついにソニーが参入した。従来の競合製品にはない強みを持つ「バイオW」は、「横並び」のネットブック市場に、地殻変動を起こしかねない。

第84回
春から実験的に運用が開始されていたモバイルデータ通信規格「WiMAX」が、いよいよ7月から正式にスタートした。通信規格が百花繚乱状態のなか、このWiMAXは他とはひと味違う。その“お得度”を分析してみよう。

第83回
「Windows 7」の先行予約キャンペーンは、予想以上に盛況のようだ。その理由は、これまで「重い」と評判が悪かった「Windows Vista」の難点が飛躍的に改善されているためだ。果たして、業界の起爆剤となるか?

第82回
デジカメ不況のなか、オリンパスが過去の大ヒットモデルの名前を冠した「オリンパス・ペンE-P1」を発売する。一眼レフとコンパクトの“いいとこ取り”とも言えるこの機種は、“オヤジ心”を絶妙にくすぐりそうだ。

第81回
アップルの新製品が大量に発表されたが、市場の予測に反して大きな訴求力はなかった。だが、あのアップルが何も考えていないはずはない。機能と価格のバランスを考えれば、その「本当の強み」が浮かび上がって来る。

第80回
夏のボーナスで家電を買うとき、エコポイント以外にもぜひ注目すべきが「ポイント還元」だ。意外に仕組みが知られていないが、使い方によっては、実はただの値引きで買うほうがよほどおトクなケースもある。

第79回
「エコポイント制度」のスタートで、テレビ商戦が熱を帯びている。だが、お店のポイント還元も考え合わせないと、本当にお得な商品はわからない。実際、同じモデルなら、実売価格によって「お得度」は大きく違って来る。

第78回
不況や価格体系の見直しにより、不調が続いている携帯電話市場。ドコモの「HT-03A」をはじめ、新たな夏モデルが続々発表されたが、起爆剤にはなりそうもない。実は、夏商戦が盛り上がらない本当の理由は他にある。

第77回
大ブームのネットブックに押されて劣勢だったモバイルノートが、ようやく元気を取り戻しつつある。格安で高性能の本格モバイルノートが、登場し始めたのだ。果たして、PCの進化を促す“牽引役”となるか?

第76回
「デジタルフォトフレーム」のブームが、ここに来て急拡大の予感を見せている。時や場所を選ばずに写真や情報を掲示できる便利さもさることながら、液晶価格の崩壊による低価格化が、ブームの牽引役になっている。

第75回
日本と同じく、家電価格の下落が止まらない米国の家電量販店を歩いてみたところ、いくつかの「構造的な問題」を発見した。最大の問題は、現場で「商品の差別化」が全く行なわれていないことである。

第74回
不況のPC市場を下支えしながら、ここに来てますます元気なのが「ネットブックPC」だ。メーカー各社は、安くて付加価値の高い新商品を続々と投入し始めた。もはや本格モバイルノート市場を追い越す勢いである。

第73回
買い控えで価格下落が続くPC市場で、NECが冒険に打って出た。販売ボリュームが最大の看板機種「LaVie L LL750」に、ブルーレイドライブや高解像度液晶を搭載するなど、高付加価値戦略を模索し始めたのだ。
