女医の女子力は20代がピーク
病院内婚活であぶれる
女医の女子力は、多くの女性と同様に20代をピークにして、加齢とともに低減していく。女性にとって、高収入や仕事上のリーダーシップはモテにはつながりにくく、中年以降に20代レベルにモテることはほとんどない。男性医師と女医とで非対称な事実がある。
「年収600万円のサラリーマン男性」が40代で離婚し、養育費の支払い義務を課せられた状態で婚活するのは、そう簡単ではない。しかし「年収1500万円(養育費支払い後でも1200万円)のバツイチ男性医師」ならば、再婚相手として手を挙げる婚活女子は少なくない。
経済力もさることながら「医師の妻」という肩書は、多くの女性を引き付ける。故に、夫婦仲が怪しくなった男性医師は「今さら古女房の機嫌を取るより、若い女と人生をリセット」という方向に流されやすいのだ。
医師に限った話ではないが、中年以降も平穏な結婚生活を維持しているパワーカップルは、水面下で女性側が譲歩している家庭が多い。また、医学部生の女子比率が年々増加していることを反映してか、「既婚男性医師×若ナース」のみならず「男性指導医×女性研修医」の院内不倫も目立つようになった。
平成初期に「男:女=4:1」だった医学部生の男女比が、現在では「3:2」(https://www.mext.go.jp/content/20221001-mxt_daigakuc02-1409128_001.pdf)。これは女医1人当たりの男性医師数が4人から1.5人になったのと同義である。今後はさらなる女医比率上昇が予想され、病院内婚活であぶれやすくなる。結婚後には院内不倫のリスクが横たわる。女医は男性医師との結婚について年々、成立も継続も難しくなることを覚悟すべきなのだ。
これは「女医の夫」になりたい一般男性にとっては、チャンス拡大といえる。