狂乱バブル ホテル大戦争#予告Photo:Frédéric Soltan/gettyimages,PIXTA

歴史的な水準の円安を追い風に、訪日外国人旅行客(インバウンド)が爆発的に増加している。さまざまなプレーヤーがホテルビジネスに群がる中、本格的に進攻をかけているのが、「日本市場制覇」戦略を掲げる外資系ホテルである。外資系ホテルは、これまで主戦場だった超高級・高級ホテルに加え、低価格帯のビジネスホテルにまで戦線を拡大し始めたのだ。いよいよ日本のホテル業界は、あらゆるプレーヤーが入り乱れた“戦国時代”に突入し、業界序列も激変必至となっている。7月1日(月)から特集『狂乱バブル ホテル大戦争』をお届けする。

#1 7月1日(月)配信
マリオット、IHG、アコー…外資系が「ビジネスホテル参入」で全方位戦勃発!日本制覇の野望の裏にいる“黒幕”とは?

狂乱バブル ホテル大戦争#1Photo:JIJI

 史上過去最高のペースで増え続ける訪日外国人観光客(インバウンド)を取り込もうと、日本全国でホテルの開業ラッシュとなっている。その中で圧倒的な主導権を握っているのが、ラグジュアリーホテルを中心に展開してきた外資系ホテルだ。その外資系ホテルが、いよいよビジネスホテルの分野にも参入して「全方位戦」に乗り出した。実のところ、外資系ホテルの「日本市場制覇」の野望の裏には、“最恐の黒幕”の存在があった。

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#2 7月2日(火)配信
【スクープ】米投資ファンドKKRがシェラトン・グランデ・トーキョーベイを取得へ!次に狙われる高級ホテル、触手を伸ばすファンドの実名

狂乱バブル ホテル大戦争#2Photo:PIXTA

 米投資ファンドのKKRが、インヴィンシブル投資法人とシンガポール政府系投資ファンドのGICが保有する大型高級ホテルの「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」を取得する方向であることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。KKRをはじめとする“黒船ファンド”は、日本でのホテル投資をさらに加速する方針だ。次なる争奪戦の候補として、ある大型高級ホテルが浮上している。

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#3 7月3日(水)配信
ホテル「客室単価」ランキング【トップ56・客室201室以上】7位ホテルニューオータニ、2位The Okura Tokyo、1位は?

狂乱バブル ホテル大戦争#3Photo:Andrii Yalanskyi/gettyimages

 ホテルの重要な経営指標が客室平均単価である。ダイヤモンド編集部は、「月刊HOTERES(ホテレス)」(旧週刊ホテルレストラン)のデータを基に、2022年度に「客室単価」が高かったホテルのランキングを作成した。対象は客室201室以上の中規模以上の56ホテル。2位にThe Okura Tokyoが入った。1位は?

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#4 7月4日(木)配信
ホテル世界王者・マリオット幹部が日本戦略を激白!「47都道府県にマリオットブランドを打ち立てる」

狂乱バブル ホテル大戦争#4Photo by Masato Kato

 世界最大のホテルチェーン、米マリオット・インターナショナルの日本・グアム担当エリアバイスプレジデントのカール・ハドソン氏が、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。「47都道府県にマリオットブランドを打ち立てる」と宣言し、ラグジュアリーホテルからビジネスホテルまでの“全方位戦略”の中身を打ち明けた。

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#5 7月5日(金)配信
ホテル開発競争は先駆者・森トラストを三井不動産が追う!劣勢の三菱地所の「壮大な野望」とは?

狂乱バブル ホテル大戦争#5Photo:Moarave/gettyimages

 三井不動産、三菱地所、森トラストの国内三大デベロッパーは、ホテル・リゾート開発でしのぎを削ってきた。ラグジュアリーホテルでは森トラストが独走し、三井不動産が追う展開だ。なぜ森トラストはラグジュアリーホテルの“先駆者”となれたのか。また、最後列である三菱地所が抱く壮大な野望とは。

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#6 7月6日(土)配信
高級ホテル王者・森トラストのトップが激白、ラグジュアリーで盤石の地位を築けた理由

狂乱バブル ホテル大戦争#6Photo by M.K.

 大手デベロッパーの森トラストはラグジュアリーホテルの王者としての地位を確立している。伊達美和子代表取締役社長が、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じ、ラグジュアリーホテル分野で独走できた理由を明かした。

>>7月6日(土)配信

#7 7月7日(日)配信
ホテル「客室単価」ランキング【トップ60・客室200室以下】5位ホテル雅叙園東京、4位ザ・リッツ・カールトン沖縄、トップ3は?

狂乱バブル ホテル大戦争#7Photo:Andrii Yalanskyi/gettyimages

 ホテルの重要な経営指標が客室平均単価である。ダイヤモンド編集部は、「月刊HOTERES(ホテレス)」(旧週刊ホテルレストラン)のデータを基に、2022年度に「客室単価」が高かったホテルのランキングを作成した。対象は、客室200室以下の中規模以下の60ホテル。5位にホテル雅叙園東京、4位にザ・リッツ・カールトン沖縄が入った。トップ3は?

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#8 7月8日(月)配信
ハイアットが日本発の温泉旅館ブランドを展開へ!投資ファンドや竹中工務店も加わる新戦略の勝算

狂乱バブル ホテル大戦争#8提供:ハイアット ホテルズ コーポレーション

 世界五大ホテルチェーンの一角、米ハイアット ホテルズ コーポレーションが日本発の温泉旅館ブランド「吾汝ATONA」の展開を決めた。ブランドに特化して設立した不動産ファンドにはゼネコン大手の竹中工務店も加わり、まずは国内3カ所で温泉旅館を開業する。ハイアットが繰り出した新戦略の中身とその勝算に迫る。

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#9 7月9日(火)配信
ホテル投資は「数年で明暗が分かれる」の真意とは?世界最大のPEファンド・ブラックストーン幹部が明かす極意

狂乱バブル ホテル大戦争#9Photo by M.K.

 世界最大のプライベートエクイティ・ファンド、ブラックストーン・グループ・ジャパンの代表取締役、橘田大輔シニアマネージングディレクターが、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。ホテル投資の極意を明かし、投資は「数年で明暗が別れる」と断言する。その発言の真意とは?

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#10 7月10日(水)配信
コロナ前より「1室当たり収益力」が増加したホテルランキング【トップ36・客室201室以上】御三家の一角がトップ3入り

狂乱バブル ホテル大戦争#10Photo:PIXTA

 新型コロナウイルス禍でホテル業界は大打撃を受けた。だが、コロナ禍前よりも増収を達成したホテルも存在する。収益性をうまくコントロールしている「勝ち組」のホテルとは。ダイヤモンド編集部は、「月刊HOTERES(ホテレス)」(旧週刊ホテルレストラン)のデータを基に、販売可能な客室1室当たりの収益(RevPAR)の4カ年平均の伸び率が高かったホテルのランキングを作成した。対象は客室201室以上の36ホテル。トップ3には「御三家」の一角が入った。

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#11 7月11日(木)配信
パレスホテルのトップが明かす「脱・丸の内依存」策!新たな宿泊主体ブランドと海外を育成

狂乱バブル ホテル大戦争#11Photo by M.K.

 日系ラグジュアリーホテル、パレスホテル東京を展開するパレスホテルの業績は新型コロナウイルス禍による落ち込みからV字回復を遂げた。同社は東京・丸の内に立地するパレスホテル東京に依存してきたが、足元で同社は「一本足打法」から脱却を図りつつある。吉原大介社長が「脱・丸の内依存」に向けた成長戦略を語った。

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#12 7月12日(金)配信
コロナ前より「1室当たり収益力」が増加したホテルランキング【トップ30・客室200室以下】上位を独占したホテルは?

狂乱バブル ホテル大戦争#12Photo:PIXTA

 新型コロナウイルス禍でホテル業界は大打撃を受けた。だが、コロナ禍前よりも増収を達成したホテルも存在する。収益性をうまくコントロールしている「勝ち組」のホテルとは。ダイヤモンド編集部は、「月刊HOTERES(ホテレス)」(旧週刊ホテルレストラン)のデータを基に、販売可能な客室1室当たりの収益(RevPAR)の4カ年平均の伸び率が高かったホテルのランキングを作成した。対象は客室200室以下の30ホテル。

>>7月12日(金)配信

#13 7月13日(土)配信
「日本でホテルを数年以内に2倍に増やす!」IHG・ANAホテルズグループ日本トップが断言!その発言の真意とは

狂乱バブル ホテル大戦争#13Photo by M.K.

 ビッグ5と呼ばれる世界五大ホテルチェーンの一角、英IHGホテルズ&リゾーツのマネージングディレクターでIHG・ANA・ホテルズグループジャパン最高経営責任者のアビジェイ・サンディリア氏が、ダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。「数年でホテル数は2倍になる」と断じた。その発言の真意とは。

>>7月13日(土)配信

#14 7月14日(日)配信
「受け身から攻めへ!」ハイアット日本代表が明かす、日本市場攻略の独自新戦略の全貌

狂乱バブル ホテル大戦争#14Photo by M.K.

 ビッグ5と呼ばれる世界五大ホテルチェーンの一角、米ハイアット ホテルズ コーポレーションの日本・ミクロネシア地区代表取締役副社長の坂村政彦氏がダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。坂村氏は「受け身から攻めの姿勢に転じる」と強調。同社の日本市場における新戦略の全貌を明かした。

>>7月14日(日)配信

#15 7月15日(月)配信
積水ハウスがマリオットと展開する「道の駅ホテル」が大苦戦!ライバル大和ハウスは外資系ホテル開発の“秘策”で逆転を狙う

狂乱バブル ホテル大戦争#15提供:ヒルトン、マリオット・インターナショナル

 積水ハウスはハウスメーカーで先駆けて世界最大ホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルとタッグを組み、外資系ホテル開発をリードしてきた。だが、その積水ハウス肝いりの「Trip Base 道の駅プロジェクト」が大苦戦している。一方、永遠のライバルである大和ハウス工業は、米ヒルトンと提携。さらなる外資系ホテル開発に闘志を燃やし「逆転」を狙う。その秘策とは。

>>7月15日(月)配信

#16 7月16日(火)配信
「2030年までにホテル100軒開業!」ヒルトン日本トップが豪語する、野望達成の戦略とは

狂乱バブル ホテル大戦争#16提供:ヒルトン

 世界五大ホテルチェーンの一角、米ヒルトンの日本・韓国・ミクロネシア地区代表のジョセフ・カイララ氏がダイヤモンド編集部のインタビューに応じた。ジョセフ氏は2030年までに日本で100軒のホテルを開業する目標を打ち明け、その戦略についても包み隠さず語った。

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#17 7月17日(水)配信
星野リゾートの「勝ち組施設」と「負け組施設」が実績データで判明!コロナ禍の売上高を下回るのは?

狂乱バブル ホテル大戦争#17Photo by Nami Shitamoto

 ホテル業界は新型コロナウイルス禍でインバウンドが途絶えた一方で、「Go To トラベルキャンペーン」などの政府の支援策による“バブル”も体験した。その恩恵を大きく受けたプレーヤーの一つが星野リゾートだ。実は、同社の施設の中には、2023年度の実績が新型コロナ禍を下回る施設も複数存在する。RevPAR(販売可能な客室1室当たりの売上高)の実績データから、“勝ち組”と“負け組”を明らかにする。

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#18 7月18日(木)配信
星野リゾート代表が「インバウンドの富裕層は狙わない」と断言!独自の“逆張り”戦略を開陳

狂乱バブル ホテル大戦争#18Photo by M.K.

 ホテル業界はインバウンドのさらなる増加に期待を寄せるが、星野リゾートの星野佳路代表は「注意が必要だ」と警鐘を鳴らす。日本が真の観光立国になるためには何が必要か。観光業界や交通インフラが抱える課題から、星野リゾートがクレジットカードに参入する可能性、星野リゾートのブランド戦略まで、星野氏が独白した。

>>7月18日(木)配信

#19 7月19日(金)配信
急成長の「4つ星」カンデオホテル、新機軸で大勝負のNOT A HOTEL…ホテル業界“異端児”たちの独自戦略を徹底解説

狂乱バブル ホテル大戦争#19Photo by Ryo Horiuchi

 競争が激化するホテル業界において、急成長を続けているのが「4つ星ホテル」カンデオホテルズを運営するカンデオ・ホスピタリティ・マネジメントだ。業界とは一線を画したカンデオの戦略や経営手法を解き明かすとともに、新機軸を打ち出して大勝負に出るNOT A HOTELの裏事情にも迫る。

>>7月19日(金)配信

Key Visual by Noriyo Shinoda

*記事のタイトル、内容、公開日は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
【訂正】記事の初出時より以下の通り訂正しました。
#18のタイトル: 星野リゾート社長→星野リゾート代表
19段落目:星野佳路社長→ 星野佳路代表
(2024年7月2日18:47 ダイヤモンド編集部)