
国内金利の上昇を追い風に、2025年3月期決算では全国103行のうち87行が増益を達成。本業利益は回復傾向にある。しかしその一方で、債券を中心とした保有有価証券の評価損益が悪化し、本業不振と重なって預金流出に直面する銀行も目立ち始めている。そこでダイヤモンド編集部は、103行の最新決算を基に独自指標で「銀行実力番付2025」を作成。特集『銀行実力番付2025』では、6月3日(火)から20回以上にわたり、金利上昇時代に強さを発揮する銀行と、低迷を続ける銀行をあぶり出す。(ダイヤモンド編集部 永吉泰貴)
#1 6月3日(火)配信
銀行実力番付2025「総合ランキング」!5位福岡銀行、3位みずほ銀行、ベスト&ワースト1位は?
国内金利の上昇により、銀行間の実力差が鮮明になってきた。本業利益と有価証券運用の両面で好調な銀行がある一方、債券の含み損の拡大や預金流出に直面する銀行も目立つ。そこでダイヤモンド編集部は、全国103行を対象に、2025年3月期の最新決算を取り入れた「銀行実力番付2025」の総合ランキングを作成。金利上昇時代の実力差を独自の評価軸で明らかにする。
#2 6月4日(水)配信
銀行実力番付2025「本業利益率」ランキング!5位福岡銀行、3位三井住友銀行、ベスト&ワースト1位は?
金利上昇の追い風を受け、銀行の本業利益は軒並み好調に転じている。3位の三井住友銀行を抑え、トップに立った地方銀行はどこか。一方で、その恩恵を十分に生かせず、本業赤字に沈んだ地銀も14行あった。最新の2025年3月期決算を含む4年分の財務データを基に、その実力差を明らかにする。
#3 6月5日(木)配信
銀行実力番付2025「運用総合利回り」ランキング!2位静岡中央銀行、ベスト&ワースト1位は?金利上昇直撃で債券含み損が膨張

金利上昇により本業は好調に転じた銀行業界。しかしその裏で、債券の含み損拡大や保有株式の株価下落により有価証券の評価損益が悪化している。2024年3月期にわずか3行だった「運用総合利回り」マイナスの銀行は、25年3月期には85行に急増。表面上の業績が好調でも、水面下では深刻なダメージを抱える銀行も少なくない。最新の25年3月期最新決算を含む4年分の財務データを基に、その実態を明らかにする。
>>6月5日(木)配信
#4 6月6日(金)配信
銀行実力番付2025「預金増減率」ランキング!2位は「口座開設者に5万円」で預金殺到の西京銀行、ベスト&ワースト1位は?

金利上昇時代における“飯の種”は、何といっても預金だ。各行が粘着性の高い預金の確保にしのぎを削る中、西京銀行は県内在住で預金残高100万円以上の新規口座開設者に最大5万円を進呈するキャンペーンを実施。経常費用が前年比で約52億円増えても、預金拡大を優先する姿勢を鮮明にした。その西京銀行を抑え、預金増減率トップに立ったのはどの銀行か。一方、預金流出が止まらず、ワースト1位に沈んだ銀行とは――。
>>6月6日(金)配信
#5~
Coming soon
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