三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリット
を解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴール
ドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖!

「三井住友カード ゴールド(NL)」の申し込みが2021年7月1日から始まったので、さっそく、筆者も申し込んでみた。
【※関連記事はこちら!】
⇒「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで5%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得!
「三井住友カード ゴールド(NL)」は、申し込んでから最短5分でカード番号が発行される“即時発行”を利用できる(最短5分発行の受付時間は9時~19時30分、連絡できる電話番号が必須)。そこで今回は、即時発行で申し込んでみた。すると、7月1日の14時33分に申し込み完了のメールが到着し、審査結果のメールが14時41分に到着した。たった8分で審査が完了したようだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒即日発行~翌日発行のクレジットカードで選ぶ!今すぐ入手できる、おすすめクレジットカード!
届いたメールから操作して「Vpass」に登録。Vpassアプリにログインすると、さっそくカード情報に「三井住友カード ゴールド(NL)」が表示されていた。カードを変更すると、カード番号などの情報を確認できる。
カード番号などを確認できたので、これでAmazonなどのオンラインションピングで利用できる。
続いて、Vpassアプリから「Apple Pay」に登録する。これにより、iD加盟店やVisaのタッチ決済加盟店でも利用できるようになった。
【※関連記事はこちら!】
⇒Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ!Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ!
「三井住友カード」の設定に慣れていれば、申し込みから約30分でオンラインとオフラインで「三井住友カード ゴールド(NL)」を利用できるようになる。
7月1日に申し込んだところ、リアルカードは7月4日に到着した。リアルカードがあれば、iDやVisaのタッチ決済の加盟店だけでなく、通常のクレジットカードの加盟店でも利用できる。
「三井住友カード ゴールド(NL)」は、「三井住友カード(NL)」と同様に、券面にカード番号が記載されていなかったり、コンビニ3社やマクドナルドで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」を利用すると、5%分のVポイントが貯まったりする点は同じだ。さらに「三井住友カード ゴールド(NL)」の場合は、ゴールドカードなので、空港ラウンジなども利用できる。
【※関連記事はこちら!】
⇒「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短翌日発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「コンビニ3社&マックで最大5%還元」の特典は利用価値あり!
「三井住友カード ゴールド(NL)」の最大のメリットは、年間100万円を利用すると、次年度以降の年会費が“永年無料”になる点だ。さらに、2021年9月末までに申し込むと、初年度の年会費も無料になるキャンペーンを実施中なので、初年度に年間100万円を利用すれば、一度も年会費を支払う必要のないゴールドカードということになる。
送付されたクレジットカードの台紙には「年会費のご案内」として、8月26日に5500円の年会費が発生すると記載されているが、9月末までに申し込んでいるので無料になるはずだ。
年会費が永年無料になる条件の「年間100万円以上の利用」の期限は、本会員のカード入会月の11カ月後末までとなる。筆者の場合は2021年7月に申し込んだので、期限は2022年6月末だ。この間に100万円を利用すれば、年会費が永年無料となる。
さらに「三井住友カード ゴールド(NL)」には、年間100万円以上を利用すると、ボーナスポイントとして1万ポイントを獲得できる特典も用意されている。通常還元率0.5%と合わせると、最大1.5%還元の高還元クレジットカードということになる。
【※関連記事はこちら!】
⇒【クレジットカードおすすめ比較】還元率の高さで選ぶ「おすすめクレジットカード」はコレだ! 高還元&年会費無料の12枚のカードを紹介!
ここまでの特徴を見ると、年間100万円以上の利用で1万ポイントが還元される「エポスゴールドカード」と非常に近いクレジットカードといえる。
【※関連記事はこちら!】
⇒「エポスゴールドカード+tsumiki証券+株主優待」を組み合わせれば、年間5000ポイント以上が自動的に貯まる! 効率的な“ポイ活”方法をわかりやすく解説!
そこで「三井住友カード ゴールド(NL)」と「エポスゴールドカード」のスペックを比較してみよう。
■「エポスゴールドカード」と「三井住友カード ゴールド(NL)」の特典比較 | ||
エポスゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
通常年会費(税込) | 5000円 | 5500円 |
年会費永年無料の条件 | 年間50万円以上 | 年間100万円以上 |
ポイント名 | エポスポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% |
ポイントの有効期限 | 無期限 | ポイント獲得月から3年 |
ボーナスポイント | 年間50万円で2500ポイント、 年間100万円で1万ポイント |
年間100万円で1万ポイント |
ポイントアップ店舗 | 3ショップまで最大3倍 | 3ショップまで+0.5% |
国際ブランド | Visa | Visa/Mastercard |
その他 | マルイやモディで年4回の10%OFF | コンビニ3社とマクドナルドで最大5%還元 |
それぞれの違いとして、「エポスゴールドカード」で貯まるエポスポイントは有効期限が無期限だが、「三井住友カード ゴールド(NL)」で貯まるVポイントは有効期限があるという点が挙げられる。ただし、最近はVポイントをVポイントアプリにチャージすればVisa加盟店で利用できるほか、今後はSBI証券での投資に利用できるサービスも始まる予定なので、それほどデメリットではない。
【※関連記事はこちら!】
⇒三井住友カードが「1ポイント=1円」で請求額に充当できる「<新>キャッシュバック」を開始! 高還元な「プラチナプリファード」の魅力がますますアップ!
旅行保険を比較すると、海外旅行傷害保険は「エポスゴールドカード」は自動付帯なのに対して、「三井住友カード ゴールド(NL)」は大部分が利用付帯となっている。また、傷害治療費用や疾病治療費用に関しては「エポスゴールドカード」のほうが条件は有利だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒【クレジットカードおすすめ比較】海外旅行保険(自動付帯)で選ぶ!年会費無料で保険充実のおすすめクレジットカード
それぞれのカードに付帯する海外旅行傷害保険を比較すると下記のとおり。
■「エポスゴールドカード」と「三井住友カード ゴールド(NL)」の海外旅行傷害保険を比較 | ||
エポスゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
傷害死亡・後遺障害 | 1000万円 | 2000万円(自動付帯分300万円) |
傷害治療費用 | 300万円 | 100万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 100万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2500万円 |
携行品損害(1事故3000円の自己負担) | 20万円 | 20万円 |
救援者費用 | 100万円 | 150万円 |
また「エポスゴールドカード」の場合は、さまざまな割引特典を利用できる「エポトクプラザ」もある。年間利用額50万円以上で年会費無料になる点も「エポスゴールドカード」のほうがお得だ。一方、「三井住友カード ゴールド(NL)」は国内旅行傷害保険が付帯する。ただし、入院保険金や通院保険金は補償対象外となる。
■「エポスゴールドカード」と「三井住友カード ゴールド(NL)」の国内旅行傷害保険を比較 | ||
エポスゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) | |
傷害死亡・後遺障害 | ─ | 2000万円(自動付帯分300万円) |
年間50万円以上を利用するなら「エポスゴールドカード」を選んで、年間100万円以上を利用し、コンビニ3社とマクドナルドでの利用が多いなら「三井住友カード ゴールド(NL)」を選ぶ、といった住み分けができそうだ。
以上、今回は「三井住友カード ゴールド(NL)」のメリット・デメリットについて解説した。