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2018年6月、デロイト トーマツ グループのCEOに永田高士氏が就任した。「社会的公正を追求する企業姿勢とグループの総合力で、日本企業・社会システムの課題を解決するカタリスト(触媒)でありたい」と、強いメッセージを発している。その真意を聞いた。

東京オリンピック・パラリンピック後の経済および不動産市況の冷え込みが危惧されるなか、関西の雄・大阪では2020年後も景気拡大につながるイベントや再開発計画が目白押しだという。大阪都心部の物件に特化したワンルームマンション経営をサポートするリンクスの毛利英昭代表取締役に、東京人が知らない大阪の最新トピックスについて聞いた。

ICTベンダー大手、NECグループとの協業を昨年10月にスタートさせたSMBCグループのNCore(エヌコア)。これまで培ってきた決済ソリューションと先進的ICT技術を組み合わせて、フルラインアップのBPOサービスをワンストップで提供する体制を整えた。個々の企業が抱える経営課題を解決し、コアビジネスに専念できる環境づくりや企業価値の向上をサポートしていく方針だ。

コンタクトセンターやBPOセンターの豊富な経験と知見を基に、デジタル&オペレーションを本格的に展開し始めたビーウィズ。デジタル技術の導入可能領域を適切に選定し、ヒトとテクノロジーを融合した最適な業務の再設計で全工程での生産性向上を実現しているのが特徴だ。それによって、コア業務に注力できる環境を創出し、企業の持続的な競争力強化を支援している。

これまで人力中心だったBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)が、今急速に進化している。デジタル技術を駆使して自動化・省力化を図る「デジタルを活用したBPO」によって、よりハイレベルな業務効率化や生産性向上が可能になってきたのだ。最近では、コスト削減はもちろん、「コア業務への集中」や「優秀な人材の確保」を目指す攻めの活用も増えている。今後、デジタルを活用したBPOが企業の命運を左右するキーワードとなりそうだ。

がん、腫瘍免疫、免疫と不妊治療領域に特化したスペシャリティ・ファーマであるメルクセローノ(以下、メルク)の、日本市場での活躍に期待が高まっている。がん領域では、近年注目を集める免疫チェックポイント阻害剤を手掛け、複数の新薬の開発が進んでいる。不妊治療領域では医薬品だけでなく、生殖補助医療のトータルソリューションを提供している。その根底にあるのが、先進的な働き方改革の実施などイノベーションを育む社風だ。

難関大学の合格者数だけではなく、卒業生数や合格した大学の難度なども加味してお届けしている「大学合格力」ランキング。12年から18年まで7回のベスト校を見比べると、進学校の変遷の様子をうかがうことができる。今回は202校がランクインした。

九州とほぼ同じ面積で、人口は約1700万人(日本のおよそ7分の1)という小国ながら、アメリカに次ぐ世界第2位の農産品輸出量を誇る農業大国・オランダ。この国の農と食のイノベーションを生み出し続ける源泉が、ワーヘニンゲン大学を中心に、世界の食研究・食産業の拠点が集積する「フードバレー」だ。世界一の食品研究開発拠点であるこの地に、現在、キッコーマンは日本企業で唯一、研究開発拠点を置く。Kikkoman Europe R&D Laboratory(KEL)のR&Dマネジャーである金子大輔氏に、食と農の先進地での研究活動について聞いた。

地球温暖化が、農林水産業、農山漁村の生産基盤を揺るがしかねない。温暖化に対応した新品種の開発は、農業の持続性を確保するだけでなく、高品質な食料の安定供給を確保するための戦いだ。

仕事で使える英会話力を身に付けたいが、忙しくて学ぶ時間がない。ビジネスパーソンなら誰もが抱えるそんな悩みを「英会話イーオン」はどう解決してくれるのか? 本誌記者が実際に同社のスクールを訪問してみた。

人口増加が著しい長久手市には新たな集客施設がつくられ、その人気はまだまだ続くことになりそうだ。名古屋市内では都心部に住宅街も生まれつつある。名古屋駅周辺でも新たな再開発の動きが出てきた。

少子化の中、独自の施策で子育て世代を呼び込む自治体がある。「こどもを核としたまちづくり」を市政の大きな柱としてきた兵庫県明石市の事例を紹介する。

都内中心部を歩いていて、クレーンを見かけない日はない。2年後に迫った東京五輪と無関係であっても、ビルの建替えや市街地の再開発が進んでいる。都区部を中心に市街地再開発事業の現場を追った。都市機能の更新という意味で、「再開発は買い」である。すっかり付きものとなったタワマンに住むのでなくても、周辺地域が活性化されるからである。

課題が山積する物流業界。だが、今、さまざまなカテゴリーのプレーヤーが、「あるべき姿」を見いだすべく動きだし「物流」を変えようとしている。未来の物流業界はどんな姿になっていくのか。日本を代表する老舗物流業界紙「カーゴニュース」の西村旦編集長に聞いた。





首や肩、腰などに長引く痛みを感じ、仕事のパフォーマンスが上がらない。しかし“たかが痛み”と我慢して、適切な治療を受けていない人も多いのではないか。近年、慢性的な痛みに関する研究が進み、神経が敏感になり過ぎることで痛みが続く「神経障害性疼痛」のメカニズムも明らかになってきた。

早稲田大学の入試改革により、従前の「私大文系」は大きな変化を余儀なくされる。定員厳格化の荒波で合格者数が大幅に減少する中、有名大学付属校人気が続く。19年入試はどうなるのだろうか。
